【アルゼンチン】目指せ赤く染まるフィッツ・ロイ!フィッツ・ロイ弾丸トレッキング!

おはようございます。なお吉です。

今日はいよいよフィッツ・ロイに挑戦してきます!


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さて、前回の記事でやってきましたフィッツ・ロイの麓の小さな町、エル・チャルテン

 

翌日は天気予報も良好とのことなので、いよいよフィッツ・ロイ登頂チャレンジ開始します。

 

フィッツ・ロイと言えば、やはり有名なのが”赤く染まるフィッツ・ロイ”

 

早朝、昇った太陽に照らされ、数分間だけ燃えるように赤く染まるという不思議な現象。

 

それこそ、一番美しいフィッツ・ロイの姿だという噂。

 

 

そんなん、見るっきゃないでしょう。

 

 

天気にこだわったのも、全部このためですもん!やってやります!

 

さて、フィッツ・ロイへの登頂は大きく分けて2パターンあります。

 

1つ目は前日のうちに途中のキャンプサイト、Campamento Poincenotまで登り、翌朝早朝にフィッツ・ロイまで登り切るパターン

 

2つ目が朝一番から登山を開始し、一気にフィッツ・ロイまで登り切るパターン

 

せっかくなら一気に登りたいと思ったので、僕は朝一番から登山を開始し、一気にフィッツ・ロイまで登り切るパターンでフィッツ・ロイを目指してみることにしました。

 

フィッツ・ロイ登頂開始?

朝2時。

 

フィッツ・ロイ登山の朝は早い。

 

そう、フィッツ・ロイまで一気に登る場合、一説によるとおおよその登山時間が4時間程掛かるのだとか。

 

この日の日の出の予定時刻は6:15。

 

なので、この時間スタートなのです。

 

さぁ、いよいよパタゴニアの大一番。

 

いざ、出ぱt…

 

 

 

あれ?何か曇ってね?(゚A゚;)

 

 

 

本来ならば満天の星空のはずが、どっからどう見てもドヨ~ンとした空模様。

 

天気予報、外れたのか?

 

空と同じく、僕自身も心も怪しい雲行き。

 

どうする。

 

山頂は雲がないことを信じて登るか?

 

この天気が山頂まで続くと踏んで日程をズラすか?

 

結果、

 

 

フィッツ・ロイ登頂、翌朝に延期。

 

 

せっかくのフィッツ・ロイですもん。

 

お天道様には勝てないものですもん。

 

無理はしません。

 

という訳で、宿の扉をそっと閉め、再び夢の中へ……

 

フィッツ・ロイ登頂、リベンジ!果たして今度は……

フィッツ・ロイ登頂を諦めた日。

 

戻って二度寝した後に外を見てみると、やはりがっつり曇り

 

判断は正しかった様です。

 

少し安堵。

 

さて、翌日の天気予報は引き続き好天。今度は当たってくれよ。

 


翌朝2時。

 

再び準備を整え、出発。

 

さて、

 

今日の天気は……

 

満天の星空!つまり快晴!

 

っしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

 

これで挑戦出来る。

 

一気にテンションが上がります。

 

さぁ、いざ出発です。

 

朝2時のエル・チャルテンは人っ子一人いない中々不気味な雰囲気。

 

意外と1日組は少ないのかな?

 

そんな若干の不安にかられながらも、

 

登山道入り口到着。

 

ふぅ。

 

いざ、参る。

 

真っ暗闇の中で見た素敵な光景

最初は街灯りが多少見えてる状態なのですが、登山道は灯りが何もないため、数分もすると一気に真っ暗闇に。

 

結構怖いです。ヘッドライト必須です。

 

ただただmaps.meの登山道を確認しながら進んでいきます。

 

ただ、本当に真っ暗闇なので、

 

星がむちゃくちゃ綺麗。

 

標高も高い影響もあり、かなりクリア。

 

この旅で一番綺麗な星空だったサハラ砂漠の次ぐらいに綺麗な星空でした。

 

はぁ、綺麗だなぁ……

 

……

 

 

いかんいかん!登山続けないと!

 

 

危ない、星空眺めてて朝日間に合わないパターンにはまるところでした。

 

さて、登り坂を1時間程進んだでしょうか。

 

ここで少し変化がありました。

 

 

登山道が平坦に。

 

 

そう、フィッツ・ロイは序盤とラストは登りがキツいのですが、途中は急にほぼ平坦な道になります。

 

これが結構有り難い。

 

意気揚々と進んでいきます。

 

あっ、前にヘッドライトの明かりが見えるな。

 

前に集団がいるようです。

 

 

ん?(゚A゚;)

 

 

 

明かり、こっちに向かって来てね?(゚A゚;)

 

 

 

気付けば10人程の南米系のトレッカー達とすれ違い。

 

 

え?フィッツ・ロイは逆方向だって?

 

 

そんなはずは……

 

maps.meを確認。

 

 

あっ。

 

 

うん、やっぱり俺が合ってる。

 

 

どうやらこのトレッカー集団が迷子になってた模様。

 

もう、お騒がせだなー。

 

 

ん?着いて行ってもいいかって?(゚A゚)

 

 

どうやらmaps.meのようなオフラインマップを誰も持ってないんだとか。

 

おいおい、用意が甘えんじゃねえか?

 

まぁ、勝手に着いてくる分には別にいいけど。

 

そうこうして再スタート。

 

進む。

 

進む。

 

 

 

「待って!」

 

 

 

振り返ると、トレッカー集団の一部が遅れだす。

 

おいおい……

 

リーダーっぽい人に着いて来る分には別にいいけど、サンライズまで時間ないから次は待たないからと忠告。

 

リーダー納得。

 

ふぅ。

 

再出発。

 

進む。

 

進む。

 

 

 

 

「待って!」

 

 

 

 

だから、待たねえって!

 

 

進む。

 

 

 

 

 

「待って!!!!」

 

 

 

 

 

 

なんかキレ気味で叫ばれる。

 

 

おい、

 

 

俺はなぁ、

 

お前らの幼稚園の先生じゃねぇんだよ!!

 

あとは一本道だとだけ伝え、

 

 

撒きました。

 

 

もう、オフラインマップぐらい持っとけバカモンが。

 

っと、そんな茶番に突き合せれていたところ、

 

 

気付けばもう4時。

 

 

急げ!!

 

ラスト10分の1に待ち構える地獄

急ぐこと30分。

 

Campamento Poincenotというキャンプサイトに到着。

 

そう、ここは2日間に掛けて登頂する組が泊まっているキャンプサイト。

 

ここまで来れば、残りは10分の1になるとの噂。

 

あっ。

 

残り10分の1を示す看板も発見。

 

一気に気力が回復。

 

さぁ、ラストスパート!

 

 

 

 

 

……なんですが、

 

 

 

 

 

 

このラスト10分の1。

 

 

 

ものすんごい傾斜角の登り坂。

 

 

 

鬼のようにしんどいんですけど。

 

 

ここまで頑張ってきた身体には相当な負担。

 

さっきまでの平地がウソのように突如現れる地獄。

 

マジかよ……

 

しかも、その残りの距離、

 

 

全然10分の1じゃねぇし。

 

 

残り10分の3はあるわい……

 

これまたマジかよ……

 

ただ、ここまで来たら後には引けねえ。

 

登ります。

 

登ります。

 

しんどい……

 

しんどい……

 

 

が、

 

 

 

 

 

エベレストベースキャンプのカラパタールに比べれば……!!

 

 

この思いが身体を突き動かしてくれました。

 

やはり経験は自信と力になります。

 

道中、トレッキングポール代わりになるような太い木を入手。

 

精神的支えと肉体的支えを持ってして、進んでいきます。

 

その途中、後ろに何かを感じました。

 

振り返ると、

 

まずい、日が昇り始めている。

 

ただ、山頂ももうすぐ。

 

急ぎます。

 

先へ。

 

気持ちに鞭を打って。

 

先へ。

 

先へ。

 

そして、

 

フィッツ・ロイ、到着。

 

やった。

 

たどり着いた。

 

時間は5時半。

 

かなり余裕を持って到着することが出来ました。

 

よかった。

 

しかも山に雲ひとつない快晴。

 

よかった。

 

フィッツ・ロイを目の前にした感情よりも先に、安堵の感情が溢れました。

 

 

 

たどり着けて本当に良かった。

 

 

赤く染まる……フィッツ・ロイ?

さて、フィッツ・ロイです。

 

まだ暗がりの中なのにも関わらず、その姿は威風堂々。

 

カッコイイ。

 

 

 

 

……

 

 

 

 

って、寒っ!!

 

 

 

ウルトラライトダウン等着込めるものを全て着ても、震え上がるほどの寒さ。

 

聞いてないぞ、フィッツ・ロイ……

 

下手したら登ってる時より、サンライズを待ってる間の方が辛かったかも。

 

必死に我慢して待っていると、周りもぼんやりと明るくなってきて、

 

6:15。

 

サンライズのお時間です。

 

その時のフィッツ・ロイの姿。

 

 

 

 

それがこちら。

 

 

 

 

あ…れ…?(゚A゚;)アカクナイ…

 

 

何故だ…空は快晴のはずだ…

 

後ろから太陽が差し込んで、

 

あっ。(゚A゚)

 

太陽側が雲かかっとるやないかい(゚A゚;)

 

まさかのそっちかい……

 

結果、

 

赤く染まるフィッツ・ロイ、拝めず……

 

 

 

 

ちっくしょぉぉぉぉぉぉ!!!!

 

 

 

 

こうなったら……こうなったのなら……

 

 

 

 

やけ酒だ☆

 

 

はい、まさかの下界からビール持参でございます。

 

 

フィッツ・ロイ見ながらのビール、めちゃくちゃ美味え!!

 

 

まぁ、赤く染まるフィッツ・ロイは見れなかったのですが、

 

こんなくっきりはっきりなフィッツ・ロイが見れただけでも、大満足です。

 

 

 

 

 

 

ただ、この時はまだ気付いてなかったんです。

 

 

 

 

 

赤く染まるフィッツ・ロイ以上の”奇跡のフィッツ・ロイ”と出会うことを……

 

 

 

続く。

 

 

 


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