こんばんは。なお吉です。
旅にはやはり出会いが重要なキーワードですよね。
今日はそんな素敵な出会いがあった、ベルギー編です。
ドイツ〜オランダまで普通の観光しかしてないので、若干マンネリ化してきたヨーロッパ周遊。
そんな時に降り立ったのがベルギーでした。
アムステルダムからブリュッセルに向かう途中でふと降りたアントワープ。
アントワープ聖母大聖堂。まぁ、ヨーロッパにある、外見は極々普通の教会です。
その中に飾ってある絵が日本人にはゆかりのある絵です。
そう、フランダースの犬でネロとパトラッシュが最後に息絶える眼前の絵、「聖母被昇天」がここにあります。
そう、この教会こそ、フランダースの犬の舞台となった教会です。
そのせいか、日本人がいっぱいおり、少し談笑をしてました。
※流石に「この絵の前で寝っ転がるんで、その姿を写真に撮ってください」って言われたときは吹きました。笑
久し振りに日本語喋れて凄いよかったなーって余韻に浸り、次の街、ブリュッセルに向かいました。
翌日、ブリュッセル市内観光。さっそくサン・ミッシェル大聖堂へ。
来訪した著名人の写真が中にあり、その中に天皇皇后両陛下の写真を見つけ、「天皇皇后両陛下も来訪されたんやなー」っとボソッと独り言を言ったその時、
「日本人ですか?」
後ろから声が聞こえ、振り返ると若い風貌の男性がそこにいました。
彼の名前はけいすけ。同じ大学4回生で就職前最後の一人旅にヨーロッパに来たとのこと。
全く同じ境遇の日本人に出会うのはこの旅初めてだったので、話が盛り上がり、そんなこんなで一緒にブリュッセルを巡ることに。
彼は世界各国を巡っており、非常に旅慣れした男性でした。
まだまだ当時はマイナーだったラオスの象使い免許を持っており、それで就活を乗り切ったとのこと。笑
また、パソコンを持たずに旅をしていた僕に多くの情報や旅の対処法を教えてくれました。
(当時はスマホ黎明期でほとんど普及しておらず、Wi-Fi文化も今ほどメジャーではありませんでした。漏れ無く僕もガラケーユーザーでした。笑)
僕の中で今や当たり前になっている、メニュー内容がわからない時の対処法
「メニュー表の真ん中ぐらいの金額の料理から3つぐらい高い値段やつ頼めばハズレはない。」
これも彼の受け売りだったと思います。
確かにこれまでこの方法でハズレはないです。何来るかが超ランダムなんですけどね。笑
長友のインテル移籍、フェルナンド・トーレスのチェルシー移籍の話を聞き、この食堂で凄い驚きの声を上げたのを今でも覚えてます。
有名なグランプラスですね。
ここや小便小僧を見て周り、久し振りの日本語での同世代の友達との観光は僕の少しナイーブになっていた心を癒やしてくれました。
観光巡りをしている最中にけいすけが財布をなくし、二人でブリュッセルの街を駆けずり回ったのも、僕にとってはいい思い出です。笑
その後、けいすけのホテルに転がり込み、朝まで飲み明かし、彼とは方向が違ったため、また日本で会うことを約束し別れました。
一人旅をしていると、英語で外国人と絡んでいても、途中孤独に苛まれる時は多かれ少なかれやってきます。
そういう時はやはり無理せず日本人とつるむのは悪いことではないですね。
当時、ちょっとムキになって日本人とは帰国まで積極的には絡まないと肩肘張ってた僕に言ってやりたいです。笑
ちなみにけいすけとは連絡が取れる、今でも大切な旅の友人の一人です。
てな訳で、ここベルギーで元気をたくさん貰い、続く国、イギリスへ向かうのでした。
今日はここまで!お付き合い頂き、ありがとうございました!