6日目のお話
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いつものようにアラームよりも早く目覚める。
トレッキングを開始してから毎日、アラームより早く起きる。
今日も変な夢を見た。
眠りが浅いのだろうか。
ただ、疲労はほとんど取れている。問題ない。
最近、目覚めた時の体調が不安だ。
高山病になっていたらと思うと、気が気ではない。
ただ、今日は頭痛もない。微熱もない。
所謂絶好調である。
今日は2度目の高度順応日。
滞在しているディンボチェは4400mを越えている。
日本ではまず経験できないような高度環境にいることを考えると不思議な気分である。
さて、今日はトレーニングを兼ねて宿の裏にある山を登るとのこと。
登る高さ、約600m。
そう、いよいよ5000mという想像を絶する高さまで登るのである。
この雲の上の部分である。
そう、見てもらうとわかるように今日はあいにくの曇り空。
目的地に着くまでに少しでも晴れてくれればいいのだけれど。
―――
早速登り始める。
身体の状態は悪くない。
足の疲労も気にならない程度。
急な登りでも恐れることなく登ることが出来ている。
この点はこれまでのトレッキングで鍛え上げられた成果なのかもしれない。
登るのが少し楽しく感じられるのも、何か変な心境である。
ただ、登っている時に異変に気付く。
息切れが早い。
息切れは身体に悪影響を及ぼすため、出来る限り息切れをしないペースで登るのがトレッキングの鉄則とのこと。
そのため、これまで培ってきたのと同じ登り方、ルート選び、ペース配分で登っているのに、息がすぐに切れ始める。
やはり高度が大きく関係しているのだろう。
高度順応をする理由が酸素濃度に慣れるためであるが、先に述べたように、ここディンボチェは4400m。
今、目指している5000m地点での酸素濃度は約53%。
平地の約半分である。
これまで以上に酸素が圧倒的に薄い。
普通に呼吸をしててもわかるぐらいに。
息切れ対策は休憩とペースダウンが鍵になってくる。
休憩時には水分補給と深呼吸をして、出来る限り酸素を体内に取り込む努力をし、高度と自分の体力と鑑みて最適なペースまでトレッキングスピード落とすことで、息切れはかなりマシになった。
まさに無理はしないのが先決だと実感。
また、新たな発見もあった。
休憩の時に先を見ても絶望することが少なくなった。
むしろ、絶対に行ってやろうというワクワク感が芽生えてきたのである。
登り嫌いの僕にとっては変な感情である。
Mっ気でも出てきたのかな?
そんなこんな登っていくと、今日の目的地に到着。
残念なことに曇り空は晴れず、一面真っ白。ホワイトアウト状態。
せっかく登ってきたのに、この結末は結構ショックが大きい。
ただ、驚いたこともあった。今日のトレッキングは600m登ったのに対し、掛かった時間が40分弱。
1分間に15mも登る超ハイペースで登り切れたのだ。
急な登り坂を真っ直ぐ登ってきただけとは言え、体力的にも肉体的にも余裕がある。
これはいよいよ正念場を迎えるに当たり、凄い自信になった。
自信は経験と並んでふとした時に大きな力になる。
それを得ることが出来ただけでも今日のトレッキングは大成功だ。
日々、成長している。そう実感出来たトレーニングであった。
そう調子に乗って下山していると、岩場に足を取られ、大スリップした。
腰と足を少し打った。痛たたたた。
山で油断するとすぐしっぺ返しを食らう。
やはり山は舐めてはいけない。
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