おはようございます。なお吉です。
リアルタイムはモロッコのティネリールという街にいます。居心地が素晴らしい……
さて、今日は少し趣向を変えてみます。
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飛行機乗り継ぎ失敗につき、
本来の目的地、ポルトガル・リスボンに向け、翌日昼間のバスで移動することに。
納得出来ない状況の中、
バルセロナ・ランブラス通りで車によるテロ発生。死者・重軽傷者多数。
そう、僕がバルセロナに到着した日、8月17日の夜。
この日の日中に、
正直、かなり驚きました。そしてそれと同時に恐怖心を覚えました。
当然です。今までニュースで見聞きしていただけの”テロ”という現実が、よもや自分が今いる街で起きるなんて。
ただ、バスに乗らないとどうしようもないので、テロの翌日の8月18日、バルセロナの街を歩くことに。
ビビりながらの移動、その先には。
夜が明けました。恐怖の移動の始まりです。
先ずはバルセロナ国際空港から国際バスの停留所である、ノルテ駅まで移動しなければなりません。
バルセロナ国際空港からの移動はメトロです。
ビクビクしながらメトロに乗ります。
それもそのはず。メトロをはじめ鉄道はテロの対象になる場合が多いという認識があったから。
乗車。
周りを見回す。
車内は日常そのもの。
てっきり電車内に警官がいたり、乗客も危機感を持っているのかと思っていたのですが、全くの日常風景。
周りをかなり警戒し、怯えていた僕が圧倒的少数派でした。
少し違和感を覚えながらも、メトロは乗り換えの駅に進んでいきます。
ここで、少し色気が出てきました。
これ、少し寄り道しても大丈夫なんじゃね?
実はノルテ駅からすぐの所に、かの有名なサグラダ・ファミリアがあります。
7年前に見てはいるものの、その当時の記憶と、今がどこまで建設が進んでいるのか。
これはかなり興味を惹かれていました。
安全と興味。
これを天秤に掛けた結果、チラッとだけ行ってみることにしました。
ただ、この時は知りませんでした。サグラダ・ファミリアの爆破計画が今回のテロ計画に含まれていたことを。
テロ翌日のサグラダ・ファミリア
正直、テロ直後なので人は少ないだろうなと思っていました。
日程の変更が難しいアジア人のツアー客だけでなく、ヨーロッパ人も大量に。
そして何より、街中に警官の姿がない……
きっと日本だとテロが発生した翌日なんて、街中に警官でごった返していることが容易に想像出来ました。
今回のテロ発生場所はランブラス通りは観光客でいつも賑わっている場所。
サグラダ・ファミリアというさらに人がごった返している場所なのに、まさかの警官がほぼいない。
そこに違和感を覚えつつも、周りを観光。
これが7年前。
おぉ!重機が減ってる!(変化は分からず。)
周りをぐるりと回ってみました。
やはり他にはない曲線美が美しい。
そして懐かしい。
またまた現在。
7年前。
両脇の建物が大きくなったのがわかります。
まるで親戚の子の成長を眺める叔父の気持ち。
ただ、やはり心から楽しむことは出来ませんでした。
どうしても”危険”の2文字が頭から離れず、ぐるっと回った後、そそくさとバス停へ移動しました。
テロとヨーロッパの関係性
テロ発生翌日にも関わらず、あまりにも普段と変わらないような日常がバルセロナにはありました。
※今回のテロが発生したランブラス通りには近付いていないので、もしかしたらその周辺だけは警戒が強められていたかもしれませんが。
状況があまりにも不思議に思えたので、テロとヨーロッパについて少し調べてみました。
公安調査庁が発表している”世界のテロ等発生状況”によると2017年ヨーロッパでは14件ものテロ(その他1件テロ誘導)が発生しているようです。
日本を含む東南・東アジア・オセアニア地域が全体で7件なので2倍。
日本国内に至っては、テロ発生件数は0件。
直接的な比較は難しいですが、ヨーロッパではテロは身近な事故のようなものになっているのではないかとの印象を受けました。
もしかしたら日常生活を営むことで、テロに屈しないという国全体の意思表示なのかもしれませんが、それにしてもその”日常すぎる風景”に、僕は脅威すら感じました。
テロと日本。
テロ対象国家に日本の名前が挙げられて久しいですが、実際にテロが発生した例は調べる限りありません。
近年のテロは宗教的要素が強いのが特徴ですが、日本が宗教的に寛容なため、テロ対象に実際になることは少ないという見方もあるそうです。
あとはテロを起こす上で必要な武器や爆発物の入手も非常に困難なことも理由として挙げられています。
ただ、2020年に東京オリンピックを控える我が国。
世界的祭典がテロ対象になりやすいことは想像するに容易です。
※実際に世界的祭典でテロが起こったという事象もほとんど聞かないのも事実ではありますが。
ただ、いざ日本でテロが発生した場合、間違いなく今回のバルセロナのような状況にはなりえないと考えます。
警官も大量投入され、日常通りの生活なんて数週間は戻れない。
実際の事例はないにせよ、そのように感じています。
だからこそ、今回のバルセロナの風景は日本人である僕からは”異様”な光景に写ったのでした。
まとめ
今回はバルセロナで実際に見たテロ翌日の状況を伝えたく、率直に感じたことを書いてみました。
ただ、今回僕自身反省しなければならないことがあります。
それは、防犯(災)より興味が勝って行動してしまった事。
危険地帯に近付かない、危険を冒さないのが旅の中での個人的な絶対ルールでした。
今回それを破ってしまったのが、やはり反省すべき点だと後々に考えるとそのように思いました。
実際興味のあるものが目の前にある状況では、正しい判断は難しいとも改めて感じましたが、根底にあるルールを破ってまで行くべきかはしっかりと考えなければならないと。
自分だけの旅ではない。冒険と旅は違う。
安全を尊ぶ旅を改めて胸に刻みます。
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ボクはトマティーナの後、ランブラス通りに行ってみたよ。
たくさんの献花があって、祈っている人たちもいっぱいいた。
テロの目的の一つには社会を混乱させることがあるから、動じてしまいすぎて自縄自縛になってしまうと相手の思うつぼらしい。
もちろん、だからといって警戒心ゆるゆるでいていいわけではないけどねー
日本でテロはなくとも日本人が巻き込まれたものはあるわけだし、いろいろ難しい・・・・・・
”毅然とした態度”と警戒が普段通りってのが、理解は出来るんですけど、納得が上手く出来ないんですよねー……
旅人として海外でテロに巻き込まれる可能性はゼロではないので、少なくとも「危険地帯には近付かない」ってのはこれからも守っていこうと思います。