こんにちは、なお吉です。
えーー、2カ国目にして、早速風邪と高山病でダウンしてました。笑
ロキソニン先生のおかげで半日で復活出来たので、ブログも更新していきたいと思います。
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ここ成都にやってきた最大の理由、それがタイトルにもあるラルンガルゴンパ(チベット仏教の僧院群)に行くことです。
以前、その朱色に統一されたラルンガルゴンパの写真を見た時、異世界かのような衝撃を受け、どうしても行っておきたいと思い、今回の旅程に突っ込んだ次第です。
ただ、このラルンガルゴンパ、外国人立ち入り禁止とされており、行けるかどうかは本当に運次第という、なんともギャンブルな秘境です。
行ける行けないかの状況は常に変動しているため、現地での情報収集が鍵となってきます。
そこで、多くの情報が集まると聞いていた宿泊先のHello Chengdu International Youth Hostelの情報ノートを確認してみると…
あれ?情報ノートがない?
スタッフ「あー、6月ぐらいに誰か持って行ったきり、情報ノートはないアルヨ〜」
現地情報が途絶えた瞬間でした。
ホステルのスタッフは検問をやるかやらないかはランダムなので、直接向かっても大丈夫とのこと……ホンマか?
そんな感じで途方に暮れていた時、幸運にも年末にラルンガルゴンパに挑戦した日本人(この方は成都から色達までバスで直接向かい、検問で引っかかって帰されたとのこと)が宿にいたので、色々話を聞いてみたところ、
・検問はラルンガルゴンパの拠点となる街、色達の手前、翁達という街で行われていること
・検問は深夜から早朝に掛けて閉じる時間があるが、それが何時なのかは不明
つまり、夜中のうちに翁達を通り抜けることが出来れば、検問をクリア出来る可能性が高いとのことでした。
ただ、ここで大きな問題がありました。
1.深夜に翁達を通り抜けるようにタクシーをチャーターしなければならないが、英語が通じないため、交渉が困難
2.交渉が出来ても1人でタクシー1台をチャーターするため、費用が非常に高額になる
【結論】
成都から色達までバスでダイレクトに向かい、検問に掛からないことを願う。
はい、強行突破です。
中国語での交渉が出来る自信が全くなかったのと、中国で旅の予算を浪費する訳にはいかないので、これしか選択肢はありませんでした。
-翌日早朝-
成都から色達へ行くバスへ乗り込み、いざ決戦の地へ。
検問の場所の翁達まで時間があるので、作戦を考えることに。
万が一検問に引っかかった時は
寝たふりしよう_(:3」∠)_
ベタですが、最大の抵抗です。
そんなこんなで検問に向けて意識を高めていたのですが、本日4時起きの僕。
まぁ、爆睡してましたよね。
突然、とんとんと肩を叩かれるのに反応して目を覚ますと、
翁達、そう検問でした。
寝たふり作戦、見事に失敗\(^o^)/
中国人の身分証であるIDカードを出すよう言われ、もう寝たふりは出来ないこの状況。
そこで出てきた言葉が
「メイヨー(ないよー)」
そう、かのブログ村の有名人、ごんざれすさんが同じく検問で使って切り抜けたこの魔法の言葉。
ぶっちゃけ、効果があるか分からなかったのですが、藁にもすがる思いで発してみました。
検問担当「メイヨー?」
なお吉「メイヨー(2回目)」
すると、検問担当、華麗に僕をスルーしていってバスを降りていくではないですか。
そして僕以外の乗客にIDカードを返却し、そのまま出発。
勝った。
「メイヨー」すげぇぇぇ。
《追記》
このメイヨー作戦、多くの日本人の方が試されていると聞きました。
ただ、この方法はあくまでも”強行突破の最終手段”です。
僕がラルンガルゴンパに行った時、他に方法を思い付かなかったため、このような強行突破をしてしまいました。
しっかりとした情報を持って、行き方の選択肢を持っていたのであれば、間違いなく選んでいない手段です。
何が言いたいかというと、
メイヨー作戦、オススメしません。
2018年9月に外国人規制が解かれる(未確定)との噂もあるので、それまでは待つ方が無難かつ確実です。
この方法で突破したのは事実なので、ありのまま書いてしまいましたが、数人の旅人を”誘導”したような形になったこと、深く後悔しております。
その後、まだ検問があるのではとビクビクしながらバスに乗ってたのですが、その後は何事もなく、目的地である色達に到着。
あー、無事に着い…
寒っ!!(最低-18℃、最高2℃)
到着が夜8時だったので、もう極寒。
こんな状況なので、早く宿を探さないと……
事前に調べていた宿を数件回ったのですが、閑散期のせいか、全てクローズ。
これは本当にまずい。
英語が全く通じない上、さすがにこの気温の中、野宿は自殺行為。
そう困惑している時、団体で買い物をしていたであろう観光客っぽい風貌のグループを発見し、話しかけてみることに。
「すみません、この辺で宿を探しているのですが、どこか宿を知りませんか?」
その中で英語が話せる男性が一人、
「何軒か回ってみようか?」
もう救世主に見えました。
彼の名はルイファン。仕事で3ヶ月、ここ色達に着ているとのこと。
後々気づいたのですが、ここ色達で英語を話せる人は僕が出会った中では彼一人でした。本当に幸運でした。
ルイファンとともに1軒、2軒と宿を回っていたのですが、どこもクローズか満室。
商店に入ってどこかアテがないか確認してくれるルイファン。
ようやく5軒目にして宿を確保。
彼が今度日本に来る機会があれば、僕が全力で案内する約束をして、彼は何の見返りも求めずに帰って行きました。
極寒の中、見知らぬ日本人のために一緒になって宿探しをしてくれたルイファン。
僕一人ではこの宿を見つけることは出来なかったでしょう。
本当にありがとう、ルイファン。謝謝。
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すごい!!すごい!!!
陰ながらラルンガルコンパへの勝者となることを祈っておりました。
メイヨーの先の世界も楽しみです。
世界一周旅感が凄いですね。
メイヨー、マジで便利です。(バスチケット買う時とか有無の確認は全てメイヨーで解決出来ます。笑)
とりあえず最終回を書いてみました。
絶景と体調不良のダブルパンチ喰らってしまいましたw
2017年5月東チベット行く際に参考にさせていただきました。他の旅人達もこの記事に辿り着いていたようで、「メイヨー」がもはや伝説の単語として認知されていて面白かったです。ラルン・アチェンなども見れて東チベットは本当に最高でした。情報ありがとうございました。
初めました。コメントありがとうございます!
ラルンガルもアチェンガルも行かれたのですか!すごい!
高山病大丈夫でしたか?
いやいや、メイヨーはごんざれすさんのブログを参考にさせて頂いたので、僕は何もしてないですよ笑
東チベットは誰でも簡単に行けるようになったらいいんですけどねー(>_<)