おはようございます。なお吉です。
ラダック地方から帰還しました。本日よりキルギスに入ります。
さて、今日はアンベール城編です。
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※読み込み完了まで!
ジャイプルを州都とするラージャスターン州では、フォートと呼ばれる城跡が数多く残されています。
今回行ったアンベール城は16世紀にカチワーハ家の王国の首都となった場所です。
ジャイプルから少し離れた場所に位置するこのフォートですが、アクセスは意外と簡単。
風の宮殿側の交差点から出ている5番バスに乗ればフォート前まで行くことが出来ます。
運賃15ルピー。
30分ほどバスに揺られると、到着。
池沿いにそびえ立つブラウン調の豪勢な城跡。
ただ、ここに行くには一つ大きな問題があります。
それは、長い階段をひたすらに登らないといけないこと。
普通の国ならそこまでハードではないのですが、如何せんここはインド。
最高気温45度前後の世界。
地獄。
ただ、道を進んで行くに連れ、アンベール城の全容がどんどん現れて来て、辛いながらもやる気もみなぎってきます。
そんなこんなでようやく入り口に到着。
入場料500ルピー。
※学生は100ルピーになるので、国際学生証持っている方は持参必須で!
さて、中に入っていきますか。
さっそくまた階段かいな。(゚A゚;)
文句言わず進んでいきましょう。
階段を登りきると、そこには世界で最も美しい門と言われるガネーシャ門が待ち構えてます。
世界で一番。
門と言えば凱旋門とか、我らが日本の金沢駅前の鼓門なんかもありますね。
期待に胸膨らませ、いざご対面。
お、おぅ。(゚A゚;)
意外とこじんまりされていらっしゃる。
ただ、近づいて見てみると、細やかな装飾の数々や、中央を陣取るガネーシャの肖像があり、綺羅びやかな様相をしてらっしゃいました。
さぁ、せっかくなのでお写真をば。
さすがりさちゃん。絵になる。(カメラマンが優秀という説が有力)
続いてわたくし。
眩しすぎて全然眼が開かない。(゚A゚;)
なので、結局こうなりました。
ガネーシャ門より京都大作戦の方が気になる始末。
さぁ、ガネーシャ門をくぐり、中へ入りましょう。
ここはジャイ・マルディンと呼ばれる勝利の間です。
その眼前に手入れの行き届いた庭が。
ここジャイプルをはじめとしたラージャスターン州は多くが乾燥地帯であり、緑を見る機会があまりないのが実情です。
それに加えてこのクソ暑さ。
緑は本当に癒やしです。
さて、ジャイ・マルディンに入りましょう。
こちら。
この豪華絢爛な装飾の数々。
まるでヴェルサイユ宮殿を彷彿とさせられます。(行ったことないけど)
これらの多くの装飾には鏡が使われており、日中は常に明るい印象でした。
また、各鏡にもこのような絵が施され、これまたオシャレ。
※featuring ワイ
先に進みましょう。
16世紀に造られた城であるため、内部は結構古めです。
ただ、その分昔ながらの工夫が垣間見れるのは面白い点です。
例えばこちら。
ただのくり抜かれた壁に見えると思います。
ただ、これは窓の役割を果たしており、外気が入るエリアを狭め、自然のファンにしていたとのことです。
また、カーテンに似た役割も同時に果たしており、中からは外の様子が見える反面、外からだと太陽光の影響で中の様子が見えないという優れもの。
当時の工夫を知ることで、ただの窓も何倍も面白くなります。
ここはザナーナー・マハルといい、王に仕える女性たちの住居になっていたようです。
真ん中の吹き通しの場所が彼女たちの憩いの場になっていたようです。
また、ここザナーナー・マハルには隠し通路があり、その奥にはこのような綺羅びやかな天井の持つ小さな部屋があります。
ここは王と側室との夜這部屋だったそうです。
え?なんでそんなことまで知ってるかって?
なぜか入場してから警備員がガイドがてら色々連れて行って解説してくれるのです。
金目的か?
と最初は疑っていましたが、その素振りもなく、最後まで気持ちよく案内してくれました。
完全な好意だったので、気持ち分のチップは自然と出してました。
このようなサービスをされると気持ちよくチップを出せるものです。
さて、ここアンベール城には何故か近代美術館が併設されています。
そんな中で見つけてしまったんです。
顔出しパネル。
そんなの見つけてしまっては、
やらない訳にはいかないじゃないですか。(約1名巻き添え)
ここでアンベール城自体終わりなのですが、
なんと続きがあります。
アンベール城が襲われた時、逃げ込むための場所、ジャイガル要塞がアンベール城から”秘密の道”で繋がっているのです。
秘密の道。
男心が惹かれます。
早速行ってみましょう。
アンベール城を秘密裏に脱出出来るように最初はトンネルから出ていきます。
数分後、外へ出ます。
この秘密の道感溢れたたたずまい、素敵やん。
ただ、ここからが
またしても地獄。
灼熱の太陽の下、30分弱登り続けます。
正直、この道程で来ると決断したことをかなり後悔しました。
ただ、登りきって一番見晴らしの良い場所に行ってみると、
アンベール場周辺の町や山々が全面に広がり、素晴らしい光景がそこにはありました。
先程までいたアンベール城もかなり小さく見えます。
また、標高も少し高くなったので、心地よい風が吹いていて、登ってきて良かったと心から思えた場所でした。
是非アンベール城に行かれる際はハードですけど一緒にジャイガル要塞にも足を運ばれることをオススメします。
さて、今日でりさちゃんとの二人旅もおしまい。
僕が提案した行きたい場所に文句一つなく楽しんで着いてきてくれて、僕も一人よりかなり楽しい旅が出来ました。
結婚式の準備、頑張って!
ではでは、今日はここまで!お付き合い頂き、ありがとうございました!
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