おはようございます。なお吉です。
また更新が滞ってすみません!まさかのWi-Fiがスマホは繋がるけど、パソコンは繋がらないという状況でした……
さて、今日はユーゴスラビア編の続き、コソボ編です。
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マケドニアも早々に、次なる国に行きます。
それがコソボです。
コソボは2008年に独立を宣言した、世界でも本当に真新しく出来た国。
いや、国と断言していいかも難しいような場所。
というもの、コソボは複雑な状況に置かれている国だからです。
それは本編の中でお話するとして、先ずはコソボの首都・プリシュティナに向かいます。
※移動方法は上記記事を参照してください。
プリシュティナ散策〜3つの見所〜
さて、いつも通りそぞろ歩きです。
コソボが最近出来た国であるということは、プリシュティナも最近首都として生まれた街。
そのためか、これまでの旧ユーゴスラビア圏の街と比較しても、街全体が真新しいという印象を受けました。
アーケードも開放的。
この銅像も最近できたっぽい。
てかね、最近出来た街でないと、
レゴブロックのオブジェなんて飾らんって(゚A゚)
なんで街のド真ん中に唐突にレゴなんだ……
さて、そんなプリシュティナには3つの名所があります。
まず1つ目が”NEW BORN”モニュメント。
NとWが倒れているのは、「”N”O ”W”ALLS」という隠れメッセージを表現しているのだとか。
※薄っすらとモニュメントの下の地面に白地で書かれているアルファベットがそれ。
コソボとセルビアに分断された街・ミトロヴィツァにある壁の撤去を願ってのことだそうです。
そんな深い意味も込められているんですね。
このNEW BO…
え?(゚A゚;)
せっかくのモニュメントが携帯会社の広告でバッサリ隠されてるんですけど。
そこ隠したらあかんやんけ(゚A゚;)
……なんか台無しだなぁ。
肩透かしを喰らいましたが、次に進みます。
次はマザーテレサ大聖堂という教会。
え?またマザーテレサ?
どうやら旧ユーゴスラビア南部ではマザーテレサ推しが相当強い模様。
ただ、コソボとマザーテレサとのつながりって一体……
まぁそんなことは置いておき、中に入ります。
外観からもわかるよう、この教会は本当に新しく出来た教会のようです。
内装は白ベースで、日本の結婚式用のチャペルのような雰囲気。
あっ、椅子が鷹だ。
芸が細かいです。
っと、ここまでは普通の綺麗な教会。
なんとここ。
鐘楼に登れちゃうんです。
気になるその料金は、
1ユーロ。安っ。
しかもエレベーターで登れるので、すこぶる楽です。
さて、値段は安かろうとも問題はその風景。
こんな感じ。
うーーん……
なんともコメントに困る風景。
首都とは言えプリシュティナ自体がほとんど住宅地となっているためか、高層マンションから街を見下ろしたような印象と言ったところでしょうか。
至って普通……
そんな中、一際異彩を放つ建物を発見しました。
うん、なんか宇宙船っぽい。
そう、これが3つ目の名所、国立図書館。
異質なデザインをした建物ですが、れっきとした図書館。
観光客も中に入ることが出来ます。
エントランスも異様なデザイン。
ただ、図書館らしくこのように自習室もありました。
そんな中、この図書館には一室、どう考えても違和感しかない部屋があります。
それがこちら。
アメリカコーナー。
そう、これこそコソボが世界で一番アメリカ万歳な国と言われる所以なのです。
コソボの誕生とアメリカの関係
コソボは以前ベオグラード編でお話したコソボ紛争によりセルビアから独立した国。
※ベオグラード編はこちらから。
コソボ側からすると、泥沼化していたコソボ紛争をアメリカを先頭としたNATO軍により助けてもらった。
つまりアメリカは国の恩人。
そのため、コソボの親米感情は相当なもの。
街の至る所に星条旗が掲げてあったり、
大通りの名前がビル・クリントン通りだったり、
挙句の果てには、
当時の大統領、ビル・クリントンの銅像が街中に設置されていたりします。
考えられます?他国の大統領の銅像が街中にある風景。
込められた意味は異なりますが、日本で韓国の盧武鉉元大統領の銅像が飾られ、讃えられているようなもの。
違和感でしかない。
それがまかり通っている現状があるのが、このコソボという国なのです。
ちなみに最初に述べたように、コソボは国と言っていいか迷う場所。
何故ならば、コソボは独立は宣言してはいますが、独立を認めていない国も多数あるからです。
例えばロシアや中国をはじめとした東側勢力。
スペインやキプロス等、自国内に民族独立問題を抱えている国々。
下の画像の青が承認国(または承認寄りの国)、オレンジが非承認(または非承認寄りの国)で、国際意見の統一は非常に困難のようです。(承認:111カ国、非承認:85カ国)
画像出典:Wikipedia
特にセルビアは未来永劫コソボの独立は認めないとの姿勢のようです。
※そのため、コソボ側からセルビアに入国出来ない状態となっています。
当然コソボはアメリカの紛争中の対応に対して感謝の感情は持っているとは思いますが、現在の世界的に独立承認が不透明な状況にあるため、アメリカ万歳の状態を未来永劫続けざるを得ないというのが実情じゃないかと個人的には感じました。
難しい政治問題を今もまだ腹の中に持っている国、それがコソボの実情です。
番外編:美味しいクラフトビールを飲みに行こう
さて、いきなりですが話の毛色をガラッと変えます。
プリシュティナの宿で一人の日本人男性と出会いました。
彼の名はゆうきくん。
ドローンを持って世界を空撮している旅人。
そんな彼の趣味は世界各地のクラフトビールを飲み歩くことだそうです。
そんな話をしていると、なんとここプリシュティナにも美味しいクラフトビールが飲める店があるというのです。
なんとラッキーな。
てな訳でゆうきくんに連れられ、クラフトビール飲み歩きをしてきました。
まずはこちら。
Dit’ e Nat’
昼間もブックカフェとして経営されているオシャレなバー。
テーブル席は満席と非常に賑わっている店でした。
ここで飲めるのがIPAと呼ばれる種類のビール。
早速オーダー。
うん!美味い!
苦味が強めながら、喉越しがスッキリとした美味しいビールでした。
さて、ここでは終わりません。
2軒目。
Soma Book Station
ここも同様にブックカフェ。
ただ、内装が超オシャレ。
デートにぴったりですね。
ここでは黒ビールを頂きました。
これまた濃厚で美味い。
普通の黒ビールより苦味が強め。
コソボのクラフトビールは苦味がキモなんですね。本当に美味しかったです。
ゆうきくん、ありがとう!
まとめ
さて、最後はクラフトビールの話にガラッと変わりましたが、政治的・国際情勢的の影響を大きく受けた国、コソボを歩いてみて感じたのが、真新しいながらもまだ自力で立てる国になるのは先の話なのだなという印象でした。
”敵国”セルビアと接している以上、アメリカからの後ろ盾はまだまだ必須で、コソボという国が今後どのように進んでいきたいかを主張出来るようになるには、国力自体が少なくともセルビアと対等になることが必要なのだと。
ただ、非承認国家があまりにも多いので、その日がいつになるのか検討も付かない。そんな未来どう動くかが全く見えない国というのが正直な感想でした。
訪れた国として気になるので、今後のコソボの情勢には注目していきたいと思います。
今回はプリシュティナだけを紹介してきましたが、コソボには他にもプリズレンという山々に囲まれた美しく有名な観光地があります。
ただ、僕が訪問した時は大雨と時折雪が降る悪天候だったので、特に出歩けず……
残念。次回はリベンジしたい街ですね。
ではでは、今日はここまで!お付き合い頂き、ありがとうございました!
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