おはようございます。なお吉です。
さて、今日から本格的レソト編!絶景街道サニパスボーターに突入です!
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ケープタウンから2日以上の大移動を経て、サニパスボーダーまで後1歩のところまでやってきました。
※移動記事はこちらから。
いよいよ始まります。
絶景街道・サニパスボーダー
……なんかヒーローもののタイトルみたいだな。
レソトに来た最大の目的ですもん、胸が高鳴ります。
ただ、このサニパスボーダー自体も中々通り抜けるのがハードなんですよね……
気合いを入れて行ってきます!
序盤の肩慣らし?国境行きミニバン乗り場までの散歩
てな訳で、まずは滞在しているサニロッジバックパッカーズから国境行きのミニバスが出ている乗り場まで移動します。
ただ、距離にしてこれが5kmぐらいあるんで結構ハードなんですよねぇ。
出来ればヒッチハイクしたいなぁ。
っと、気分も若干暗めな状況でスタートしようとしたその時、サニロッジバックパッカーズから出発準備をしていた1台の四駆を発見。
乗せてくれないかな?と淡い期待を持って聞いてみたところ、どうやら人数マックスなんだとか。
残念。
これにて僕の徒歩での移動が確定しました。
しゃーない。
気持ちを立て直し、いざ出発!
めっちゃいい天気。
これは絶景街道を抜ける環境としては最高の状態。
ツイてるツイてる。
モチベーションも一気に高まったので、足取り軽くスタート。
このサニロッジバックパッカーズの周辺も緑が多く凄く気持ちのいい風景が広がっています。
この周辺を巡るトレッキングルートもあるらしいので、時間があれば歩いてみたかったなぁ。
さて、意気揚々と歩き始めて5分後。
あ、暑い……
これだけ天気が良いんですもん。日差しもガンガンです。
しかも今、僕は全ての荷物を持ったフル装備状態。
既に汗だくです。
この時点で歩きでミニバス乗り場を目指したことを激しく後悔。
車、乗せてくれねえかな……
そう思っていると、後ろから1台の車が。
ラッキー!ヒッチハイクだ!
オーバーなほどのアクションでヒッチハイクを試みます。
が、スルー……
どうやらすぐそばの高級ホテルの従業員の車みたいでした。
その後も何台か車は通ったのですが、全て同じホテルに吸い込まれていきます。
このボーダーを通る人ってやっぱり少ないのか……
期待した分の落胆の大きさを受け入れられないでいると、ミニバンらしき車がやってきました。
一縷の望みを持ち、ヒッチハイク。
すると、どうやら所用でミニバス乗り場までちょうど向かうのだとか。
乗せて…くれませんかね…
ドライバー「いいよ」
ヒッチハイク、成功です。
とは言え、全行程5kmの距離。
半分ぐらい歩いていたのもあり、5〜10分ぐらいでミニバス乗り場到着。
ちなみに南アフリカ・レソトのヒッチハイクは有料なので、お金を支払います。
ドライバー「ついでだし、別にいいよ」
神ですか、貴方。
しかもこのドライバー、一緒に国境行きのミニバスを探してくれる始末。
ありがたや……ありがたや……
そして国境越えのミニバスを発見。
み、ミッキー号。
日本車がアフリカで再利用されてるのはよく見かけるけど、これは……
ディ◯ニーにバレたら……ゴニョゴニョ
そんなこんな言わず、早速乗り込みます。
ミニバスなので人数が集まってから出発するいつものパターン。
あっ、金額聞くの忘れてた。
ネットの情報だと50ランドが相場なんだとか。
ドライバー2「110ランド」
え?倍額?(゚A゚;)
いやいや、それは嘘でしょ〜またまたー。
ドライバー2「いや、110ランド。これ以上値引きはないよ。」
あれま……
想定していた金額の倍だったので、ちょっと考えることに。
まぁ、日本円で1000円弱と微々たる額ではあるけど、何か凄いやな感じ。
うん。
ヒッチハイク、するか。
再び、ヒッチハイクをすることに。
数分前までヒッチハイクの大変さを味わっていたはずなのに。
懲りてない。懲りてないぞこの男。
サッとミニバスを降り、国境へ向かう個人の車が来ることを待ちます。
5分後。
車の陰が。
あっ(゚A゚)
ツアー会社の車でした。
後から来る車、全てツアー関連の車たち。
やはり個人の車って少ない模様。
ただ、あれだけサッと降りた手前、ミニバスには戻れない。
こうなりゃ意地だ。
時間はまだあるんだ。
そう強がりながら車が来るのをひたすらに待ちます。
30分程経ったでしょうか。
1台の車がやってきます。
あれ?なんか見たことあるぞ?
そう、サニロッジバックパッカーズで乗せてもらえないか話をしていた車。
追いつかれた……
向こうもこちらを認識したようで、ドライバーの男性に声を掛けられます。
男性「何してんの?」
なお吉「国境に行く車をヒッチハイクしようとしてるんです。」
男性「そうなんかー。」
男性「荷台でいいなら、乗ってく?」
え?(゚A゚)
え??(゚A゚)
ええええええええええええええええ!!!(゚A゚)
ヒッチハイク、成功です。
これでサニパスボーダーを越えられる。歓喜。
絶景続きのサニパスボーダーとは、これだ!
という訳で、運良くヒッチハイクにてサニパスボーダーを越えていきます。
今回乗せてくれた彼らはハガードさん。南アフリカの家族でこれからレソト旅に行かれるタイミングだったんだとか。
という訳で荷台に乗車。
てかね、荷台。
特等席なんですけど。
屋根がない荷台なので、何にも遮られず360°風景を堪能できるので、本当に最高の場所。
ここからの眺めが本当に素晴らしかった。
辺り一面、緑。
普通、自然豊かな場所でも山や岩などブラウン調の色がどこかしらに入っていることがほとんどですが、ここは道以外、本当にほぼ緑一色。
上は青空、下は緑。
不思議な感じではありますが、本当にここでしかない美しい光景。
”絶景が続く”
その意味がこの時、はっきりとわかりました。
また、途中にたびたびある小さな滝や川も程よいアクセント。
写真を撮りやすいようにハガードさん達も時々車を停めてくれるので本当に有り難かったです。
こんな美しい場所を眺めながら、荷台で風を感じる。
本当に至福の時です。
そんなこんな絶景を味わっていると、南アフリカ側のボーダー到着。
サニパスボーダーは通過する人が少ないせいか、イミグレに並ぶこと無く通過。
これも気持ちが良いですね。
ただ、この辺りから少し出てきていました。
車の違和感が……
急停止!?無事にサニパスボーダーを越えられるのか!?
さて、南アフリカ側のボーダーを国境を越えたら、次はレソト側のボーダーへ向けて出発。
南アフリカボーダーまでは起伏はあるにせよある程度平坦な道のりでしたが、ここから登りになっています。
この無国籍地帯も凄い美しい風景が広がっています。
噂によれば、この無国籍地帯こそ、サニパスボーダーの真骨頂なんだとか。
楽しみd……
ガタンッ!!!
突然の急停止。
何が起こったんだ?
荷台からでは何も分からず。
一先ず降りて様子を見てみると、
エンジンがオーバーヒートしたらしい。
まさか……原因はクーラーか?
あのナミビアでのトラウマが脳裏をよぎります。
ハガードさんのお父さんに確認したところ、どうやらクーラーではないみたい。
良かった。
水をぶっかけてエンジンを冷やし、少し休ませます。
その間、しばし辺りを探索。
まぁね、
相変わらず絶景しかねえ。
登りで標高が上がったのもあって、渓谷となったサニパスボーダーもかなり美しい。
そうこうしているとエンジンも冷めたようで、再出発。
ただ、やはりあくまでも応急処置。
1km程走ったところで再停止。
これは、大丈夫なのだろうか……
ただ、当然こんなところに修理屋がある訳もなく、またレッカーも来れる訳もなく。
そうなると自力で前に進むしかありません。
冷やしては停止、冷やしては停止を繰り返します。
僕も何か出来ないかと手伝いましたが、水がなくなったら近くの川まで水を汲みに行くぐらいしか出来ません。
ハガードさんは僕を思い、別の車が来たらそっちに乗せてもらって先に行ってもいいからと言葉を掛けてくれます。
ただ、ここまで来たら運命共同体です。
最後までお供させてください。
そうやって、少しずつ、少しずつ前に進んでいきます。
ただ、これは悪いことばかりではなかったんですよ。
少しずつ進んでいくことで、サニパスボーダーの風景の移り変わりを少しずつ堪能することが出来たから。
これにはハガードさんもこれはこれでありか!って笑っていました。
途中、エンジンを冷やしている間にピクニック感覚でサンドイッチを作って頬張る程。
マイナスなことがあっても、プラス面に目を向けてそこを全力で楽しむ。
これも上手な旅の仕方だなーって、なんだかふいに思ったりもしました。
そんなこんな、ゆっくり進んでいく中で、僕のベストサニパスボーダーポイントを発見しました。
こちら。
緑、空、雲。それが絶妙なバランスで入り混じってる感じ。
本当にここでしか見れない絶景の中の絶景。
これを見れただけでも苦労してサニパスボーダーを通るという選択をして良かったと心から思えました。
さて、ゆっくりとは言え少しずつ進んでいく四駆。
いよいよ最後の上り坂に突入。
いっけええええええええええええええ!!!
レソト側ボーダー、到着。
お疲れ様でした!
不安な時もありましたが、無事に最後まで到着出来て、何より一安心。
そして、ここまで運んで頂いたハガードさんご一家とはここでお別れ。
本当にありがとうございました!
さて、標高2800m程あるこの国境。
空が近い。
空気が……薄い。
さすがは天空の王国です。
さて、今日のお宿はこのサニパスボーダーの側にあるサニトップバックパッカーズというお宿。
ただ、ここは結構お高めなホテル。
なので、
キャンプでございます。
さてさて、せっかくここまで来たんですもん、もっとサニパスエリアを堪能しますよ!
ここからは次回のお話。
今日もお付き合い頂き、ありがとうございました!
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