おはようございます。なお吉です。
さて、サニパス編は今日も続きますよ！今度は上から見てみました。
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サニパスボーダーを越え、やっと入国出来ましたレソト。
国境を越えるルートも自然溢れる絶景の連続でしたが、サニパスには何やらもう1つ楽しみ方があるようです。
それが、ホーストレッキング。
※マ◯ケンは付いてきません。
サニパスの山を馬でトレッキングすることで、国境越えとはまた違うサニパスの大自然を味わえるんだとか。
別角度から眺める。面白そうです。という訳であっさり参加を決意。
ホーストレッキングを申し込む
そんなホーストレッキングは滞在しているSani Tops Backpackers （サニトップバックパッカーズ）に併設されているSani Mountain Lodge（サニマウンテンロッジ）で申し込めます。
まぁ、どっちの宿も受付は同じなんだけどね。場所はサニマウンテンロッジ寄り。
ちなみにお値段がこちら。
あっ、レソトのお金は南アフリカのランドです。
たまにお釣りでレソトオリジナル通貨である「ロティ（ロチ）」ってのが混じってきます。為替レートは一緒。
ただし、逆は不可。両方使えるからとランドと一緒にロティを一緒に保管しておくと、南アフリカに戻った時にえらい目に遭うのでご注意を。
さて、ホーストレッキングの話に戻しましょう。
この価格表からも分かるよう、Full Dayツアー(7時間)でも550ランド(約5000円)とリーズナボー。
ただ、7時間も馬に乗りっぱなしとかケツが4分割されるの必至なので、半分のHalf Dayツアーを選択。
お値段320ランド（約2900円）。これで僕のぷりケツは2分割で守れる気がします。
午前と午後、どちらがいいかを受付で聞いたところ、午前の方が天候も安定して良いんだとか。ここ標高2800m超えの山ですもんね。
と言う訳で、到着翌日の午前でホーストレッキングをすることにしました。
そうと決まれば、この日はのんびりするのみ。
このサニトップバックパッカーズの利用者もサニマウンテンロッジの敷地内の設備を自由に使えるので、ここでまったりします。
このサニマウンテンロッジから見えるサニパスもこれまた絶景。
こんなグネグネな上り坂を上がってきたのか。ﾋｴｯ
明日はどんな景色が見れるんだろう。
そんな期待を胸に、綺麗な夕日を見届け、この日は就寝。
ホーストレッキングで、あれ？これ不法入国じゃね？
翌朝。
晴れてるかな。これによってホーストレッキングの大方の流れが決まる。
どうか……
はい、ガッツリ晴れてます。一安心です。
これはホーストレッキング、楽しめそうだ。
この日のホーストレッキングはどうやら僕だけらしい。
まぁ、何人いても一人につき馬一頭とガイド一人が付くようなんですけどね。
ホーストレッキングはキルギスで一度やってるので、大体の流れは同じ。
すんなり乗馬し、いざ出発。
ちなみにホーストレッキングは前日の上った国境への道の両脇にあるテーブルマウンテンの山頂を進んでいきます。
テーブルマウンテンは、この左側の岩肌が見えてる山のこと。
テーブルマウンテンの山頂というだけあって、一見平地のよう。
なので、ここには多くの家畜が放牧されています。
特に多いのがヤギ。
ヤギもホーストレッキングの人間を見慣れているせいか、無関心。
ずっと雑草をむしゃむしゃしてました
凄いのどかな雰囲気だなぁ。
前日も感じましたが、それにしてもここは空が近い。雲が掴めそうという表現がピッタリ。
さて、少し馬を降りて辺りを探索してみます。
降りるやいなやお食事タイムでございます。（毎回）
おっさん一人を運ぶのに、体力がいるもんね。頑張って草補給しててください。
さて、平地から少し山の端の方に行ってみましょう。
こんな感じで端っこは一気に崖。テーブルマウンテンならでは。
ただ、これだけ一気に崖だと、
一気に広がる絶景。
前日の下から見るのと、上から見るのとでは印象が全然違いました。
上から見た方がより広角に、どこまでも続く緑が眼前に広がっていました。
また、下からじゃわからない、雲影もくっきり。
こんな景色は世界を周っていても、本当に初めて見ました。
すげーよサニパス。
おっと、今ってどこらへんにいるんだろうか。
ん？(ﾟＡﾟ)
これって……
こうで……
こうだよな？(ﾟＡﾟ;)
これって違法入国じゃね？(ﾟＡﾟ;)
そう、南アフリカとレソトの国境線が、何故かテーブルマウンテンの平地部分を中途半端に分断しており、崖の方に行くと国境を無断で超えちゃったような形になってるのです。
当然ながら、テーブルマウンテン上で国境を分かつ目印なんて何もありません。
変な国境線(ﾟＡﾟ)
テーブルマウンテンの崖の線で区切りゃいいのに。
さて、馬に再び乗ってホーストレッキング再開。
ガイドに導かれ、ずんずん進んでいき、テーブルマウンテンの端っこまでやってきました。
一番端っこから見た景色。
どんなんだろう。大体想像はつくけど。
という訳で、こんな感じ。
想像通りの大自然。
もうね、見飽きるほどの緑。
ただ一番端っこなので、これまで南側しか見れてなかったのから一転、北側も見ることが出来ます。
って、何も変わんねえ(ﾟＡﾟ;)
飽きるほどの緑って、初めての感覚。
本当にここは絶景しかない。飽きるけど。
この先端に到達した後もテーブルマウンテンの上を色々連れて回ってくれます。
ただ、どこも同じような緑なので、後半は少しお腹いっぱいな状態。
うん、同じ。
と、そんな贅沢な悩みを持っていたら、
ん？(ﾟＡﾟ)
何か雲、増えてね？(ﾟＡﾟ;)
そう、ここは標高2800m。そして山。
だから、こんな不思議な瞬間に出会えました。
雲が
生まれる
瞬間。
これ火事？って思う程、曇って一気に生まれるんですね。
って、でも雲多すぎじゃね？
って、ことは、
雨降んじゃね？(ﾟＡﾟ;)
はい、予想通りパラパラとやってきました。
時計を見れば、ちょうどいい時間帯。
急いでロッジに戻ります。
急げ！馬！急げ！
まぁ、馬がダッシュするってことは、
徒歩のガイドも猛ダッシュなんですけどね。
ガイド速え(ﾟＡﾟ;)
ここ標高2800mだぞ(ﾟＡﾟ;)
馬+ガイドの猛ダッシュの甲斐あって、雨が本降りになる前にロッジに到着。
ふぅ……
あれだけ朝晴れてたのに、戻るやいなや大雨ですもん。
やっぱり午前が良いっていうのは、あながち間違いではないのかも。
そんなこんな、最後はバタバタしたホーストレッキングでしたが、上から見たサニパスはそれは美しい緑溢れる素晴らしい光景でした。
ただ、あまりにも緑が続きすぎて若干飽きも出てくるのはご愛嬌。
予想通り、Half Dayツアーがちょうどいいぐらいかな。
ただ、レソトに行くならば必須のアクティビティーだと思います。
まぁ、
奇妙な違法入国付きだけどね。
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