おはようございます。なお吉です。
さて、レソト編も最終回です。今日は移動の日なのですが…”あの”街に行きます…ガクブル
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マレアレアでのトレッキングを終え、大満足のレソト。
さて、ここで一つ問題があります。
それが、日程問題。
実はレソトは移動情報が乏しかったためスムーズに移動なんて出来ないと思い、3日間程余裕をもった滞在スケジュールを組んでいたんですね。
ただ、想像以上にスムーズすぎる移動が出来たため、その3日間がまるまる余るという事態。
トレッキング以外、ぶっちゃけやることのないマレアレアにもっと滞在する?
トレッキングさえもないので、本当に何もない首都マセルでぼーっとする?
う~~~〜ん。
と言う訳で、
ヨハネスブルグ(Johannesburg)行きます!
というのも、このヨハネスブルグからアルゼンチン・ブエノスアイレス行きの飛行機に乗る予定だったのです。
それと、ヨハネスブルグと言えば南アフリカの中でも有数の発展都市なので、街を見て周りたというのもありーの。
なんですが、
ヨハネスブルグ。
そうですね、ヨハネスブルグと言えば、この二つ名を思い出しますね。
世界”最凶”都市。
Wikipedia先生より、簡単なプロフィールを引用させて頂くと、
ヨハネスブルグは、世界で最も治安の悪い犯罪都市の一つとされる。
(中略)
とりわけヨハネスブルグ中央部界隈の治安の悪さは、戦時下にない地域としては世界でもワーストクラスとなってしまった。どの店でもショーウィンドーには鉄格子が据え付けられ、治安の悪い地区には有刺鉄線が張り巡らされた商店もある。
治安の悪化と共に、富裕層から中産階級層のオフィスや居住地は北部のサントン地区などの郊外へ移転しはじめた。こうした地区の中心部には、ホテルが併設された大型ショッピングセンターが存在している。これらの高級施設は高圧電線、窓の鉄格子、電子防犯装置、銃火器で武装した警備員と警備犬の常駐により治安が良好に保たれている。南アフリカの観光ツアーで、単なるショッピングセンターへの立ち寄りが強調される理由はここにある。
出典:Wikipedia
ひ、ひえ〜〜っ(゚A゚;)
世界ワーストクラス……
そしてヨハネスブルグと言われれば、やはりこの有名なガイドラインを思い出します。
・軍人上がりの8人なら大丈夫だろうと思っていたら同じような体格の20人に襲われた
・ユースから徒歩1分の路上で白人が頭から血を流して倒れていた
・足元がぐにゃりとしたのでござをめくってみると死体が転がっていた
・腕時計をした旅行者が襲撃され、目が覚めたら手首が切り落とされていた
・車で旅行者に突っ込んで倒れた、というか轢いた後から荷物とかを強奪する
・宿が強盗に襲撃され、女も「男も」全員レイプされた
・タクシーからショッピングセンターまでの10mの間に強盗に襲われた。
・バスに乗れば安全だろうと思ったら、バスの乗客が全員強盗だった
・女性の1/3がレイプ経験者。しかも処女交配がHIVを治すという都市伝説から「赤子ほど危ない」
・「そんな危険なわけがない」といって出て行った旅行者が5分後血まみれで戻ってきた
・「何も持たなければ襲われるわけがない」と手ぶらで出て行った旅行者が靴と服を盗まれ下着で戻ってきた
・最近流行っている犯罪は「石強盗」 石を手に持って旅行者に殴りかかるから
・中心駅から半径200mは強盗にあう確率が150%。一度襲われてまた襲われる確率が50%の意味。200%に満たないのは最初の時点で死ぬ率が50%のため
・ヨハネスブルグにおける殺人事件による死亡者は1日平均120人、うち約20人が外国人旅行者。
おぉ…
これは……つまり……
世紀末。
YouはShock!!
ただ、こんな情報も。
ただし、これらの数字および被害者の数の大半か、ほぼ全ては主にギャング同士の抗争や酒場での喧嘩が原因であり、観光客がこの被害に遭うことは非常に稀であり、特に日本からの観光客がこれらの被害に遭ったケースは、ここ数年間で見てもゼロである。
(中略)
このように極端に治安が悪い地域があったため、2010年FIFAワールドカップでの治安問題から開催時の犯罪が不安視されていたが、実際にはワールドカップ開催中に起きた観光客への犯罪被害は、スリや置き引き、そして観光客同士の喧嘩による負傷者は出たものの、犯罪による死傷者・負傷者はゼロであった。 このように、海外における一般的な用心を怠らなければ、ヨハネスブルグは身構えるほど「危険都市」とも言えないことがこの数字から見て取れる。
出典:Wikipedia
この情報だと、意外と大丈夫そうな感じで紹介されています。
これは、気になる。
そんなプラス面もマイナス面もはらんでいる街なので、行ってみたい。
そんな感じでヨハネスブルグに行ってみました。
◯マレアレア→マセル→ヨハネスブルグ大移動
ヨハネスブルグに行くために、まずはレソトを出国します。出国はヨハネスブルグから一番近いマセル国境から。
ということで、今いるマレアレアから首都マセルへ移動です。
マレアレアからマセルへの移動は来た時と同じ乗り合いバンでマセルバスターミナルへ向かいます。
乗り合いバンはマレアレアロッジの目の前が始発なので、かなり楽。
14時頃に乗り合いバンに乗り、16時過ぎにマセルバスターミナル到着。
料金:50ランド
さて、次はここから国境へ移動します。
マセル国境への移動は乗り合いバン等公共交通機関はなく、タクシーだけのようです。
国境まで5km程しかないので、歩けなくはないですが、荷物が重いので、素直にタクシーを使いました。アコギな商売ですね。
タクシー乗り場はマセルバスターミナルから少し歩いたこちら。
※実際はここの北を前にした1ブロック先
ここでボーダーに行きたいことを告げるとボーダー用タクシーに案内されます。
料金:6.5ランド(たぶん1台辺りの料金)
5km程なので10〜15分程でレソト側ボーダーの手前に到着。
この時おおよそ17:00。
早いなぁ……
ここでお弁当タイム。
弁当と言えば、もちろん。
豚と高菜のアレ。
マセルバスターミナルに着いた時に買っておきました。うふふ。
ウマウマ。
何が問題あるの?レソト→南アフリカ国境越え
さて、国境越えです。
まずはレソト側から。
レソト側のイミグレに進んでいくと、特に行列も出来ておらず、質問もオーソドックスばものだけだったので、すんなり通過。
レソトで出国スタンプをゲットしたら、次は南アフリカ側のボーダー。
両国の国境となっているモホケア川に架かる橋を徒歩で渡り、南アフリカのエリアに入ります。
ここでは少し行列が出来ている様子。
列の前のレソト人のお兄さんと会話しながら、1時間程待ちました。
その会話の中で、このボーダーを抜けた先になんとヨハネスブルグ行きのミニバンが出ているという有力情報をゲット。
有り難え!(゚A゚)
僕的には、ここから一番近くの大きな街・ブルームフォンテーンに行き、そこでバスを乗り換えス必要があると思っていたので、かなり楽になりました。
しかもお兄さん、危ないからとヨハネスブルグに着いた時に一緒に移動してくれるとのこと。
有り難え!(゚A゚)
さて、そんなこんなしていると、お兄さんのイミグレの番。
すんなり終えて、また後でねー。
さて、僕の番。
・・・
・・・
・・・
あれ?なんか雲行き怪しくね?
何やら着いてこいとのこと。
これが噂の別室送りというやつか?
とりあえずイミグレのおばちゃんに着いていきます。
連れて行かれたのは、
車用のイミグレ。
はて?(゚A゚)
何やらこっち側の担当者に話を聞いている様子。
ただ、こっち側の担当者も首を傾げ気味。
おいおい、何が問題なんだよ?(゚A゚)
待つこと30分。
おばちゃん。
人用の国境にリターン。
とりあえず何が問題なのか、分からず。
まぁ、早く通してくださいよ。
( ゚д゚)ハッ!
おばちゃん、何やら気付いた模様。
イミグレのドアの鍵を車側に忘れたんだと。
おいおい……
車側に取ってくるということで、しばし待ちます。
待ちます。
待ちます。
30分帰って来ず。
そしてゆったりと帰ってきたおばちゃん。
てめー。
絶対向こうでダベってただろ!(゚A゚)
もうプンプンですよプンプン。
結局何が問題なのか教えて貰えないまま、イミグレ通過。
もう、何なんだよ。
とりあえず急いでヨハネスブルグ行きのミニバス乗り場へ。
ミニバス乗り場はだいたいこの辺。
急いでバスチケットを買います。
料金:250ランド(確か)
ミニバンなので人数が揃い次第出発するスタイル。
ミニバンの中を覗いてみると、
例のお兄さん、おらず……
どうやら前のミニバンで行っちゃった様でした。
これでヨハネスブルグの一人行動決定。
ガクブル……
早朝のヨハネスブルグ移動〜人生で最も怖かった1km〜
さて、頼りのお兄さんを失い、意気消沈の僕。
ヨハネスブルグ、一気にハードル上がったよ……
募る不安。
ミニバン乗り場に到着して約1時間後。ミニバンも順調に人が増えてきた21時。
ミニバン出発。
想定以上に早めの出発に、少し戸惑います。
まぁ400km程あるので、明るくなった時に着けばいいなぁ。
そんな希望を胸にとりあえず就寝。
・・・
・・・
ミニバン内がゴソゴソし始めます。
どうやらヨハネスブルグに到着した模様。
時計を見ると、
2時。
ファ!?(゚A゚;)
南アフリカ、道路整備されすぎて超高速で到着。
当然ながら、
外は真っ暗。
これは……
いや、とりあえず到着したのが中心駅のPark駅なら大丈夫!
望みを持ってmaps.meで位置情報を確認。
ここ、どこだよ……(゚A゚;)
どうやらPark駅から1km手前の場所らしい。
つまり、ここからPark駅まで歩かないと行けない模様。
いやいや!この時間の移動はヤバいって!!
現地民も同じ考えな様で、誰もこの場を動きません。
そりゃそうです。最凶都市・ヨハネスブルグですもん。
当然僕も明るくなるまで待機。
南アフリカは夏のはずなのに、ここは極寒。ウルトラライトダウンをメインバッグから引っ張り出す始末。ブルブル。
ちなみにこの降車場からチラッと外が見えるんですが、
なんか、車燃えてね?
遠目で見ると、車が燃えているような炎が薄っすらと見えてしまってます。
ああ……世紀末……
寒さと恐怖で震えながら、ひたすらに朝が来るのを待ちます。
2時間ほど経った朝4時。
徐々に現地民が移動を始めます。
まだ、真っ暗なのに。
えっ、これは……
いやいや、まだ移動するには早い。危険だ。
そうして周りの人が移動している誘惑をじっと耐え、朝5時。
周りが明るくなってきました。
そして、周りの人がほとんど移動し終わってました。
えっ、これはむしろ明るくなった方が危険なのか?(゚A゚;)
不安でいっぱいなこの状況。
唯一残っていた男性2人組に現在の状況を確認します。
彼ら曰く、
今が一番ベストのタイミングだから急いで移動した方がいいんだとか。
明るくなりすぎても危ない。朝5時ぐらいの薄っすら明るく、人もまばらなこのタイミングがベスト。
マジか……
ただ、現地民の言うことなので、間違いなくこの情報が信用出来る。
という訳で、
1kmの大移動、始まります。
荷物フル装備のこの状況で早朝のヨハネスブルグのダウンタウンを歩く。
内心はビクビク。
ただ、それを悟られないように眼光鋭く、大きな態度で移動していきます。
どうか……何事もないように……
その距離、1km。
たかが1km。
ただ、この1kmが本当に今までの人生の中で一番怖く、長く感じる1km。
まだか……駅はまだか……
不安と不安と不安。
不安しかない。
周りの人が全員悪人にしか見えない。
スマホを取り出して地図を確認なんて恐ろしくて出来ない。
まだか……
まだか……
実際は15分程。
体感は1時間。
ようやくPark駅に到着。
た、助かったぁ……
駅構内は警備員もたくさん巡回しており、通勤の人々で人通りが多いため、ここなら安全。
ようやく安堵。
本当に身体の力が一気に抜けました。
ここで一安心。
一気にお腹も空いたので構内のケンタッキーで軽く朝ご飯を食べ、朝8時頃までゆっくりしていました。
そうして予約していた宿の送迎サービスを利用し、
無事ヨハネスブルグ移動、完了。
【宿情報】
今回ヨハネスブルグ滞在で泊まった宿はこちら。
ヨハネスブルグの安宿と言えばここ!と言われる程、有名な宿。
ヨハネスブルグ内でも比較的安全な地域にあり、周辺エリアであれば徒歩で巡れる程安全。
部屋は清潔、シャワーとトイレも複数あり、混雑で使えないことはあまりない印象。
そして、キッチンが大きく調理器具も多いのが自炊が凄くやりやすいのが大きな魅力。
ただ、Wi-Fiが最強という噂を聞いていましたが、正直普通レベル。
ここで1番の魅力は2泊以上の利用者対象の空港やPark駅への無料送迎サービス。
※宿泊予約・送迎サービスへの事前申し込み必須
初めてヨハネスブルグに到着する場合は送迎サービスを利用するのがほぼ必須の中、それが無料というのが本当に大きな魅力。
トータルでは満足度のかなり高い宿でした。
まとめ
恐怖のヨハネスブルグ移動、今思い返してもかなり怖かったのを覚えています。
ミニバンがPark駅に着くとばかり思っていてそれを裏切られた瞬間が、一番堪えました。
国境から直通のミニバンは時間的にも費用的にも便利なのですが、安全性を考えるとブルームフォンテーンに一度寄る案も捨てがたいところです。
もしミニバンを使う場合は出発時刻は、現地での待ち時間を考えて23時以降がおすすめです。
まぁ、なんとか無事に到着出来て、本当によかった……よかった……
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