おはようございます。なお吉です。
今日からウズベキスタン編突入します。
と言いますが、最初はトルクメニスタンビザ編です。
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さて、少しゆっくりしたアルマトイ滞在を終え、ウズベキスタンへ向かいます。
寝台列車→乗り合いタクシー→ちょっとしたトラブルを経て、ウズベキスタンの首都、タシケントにやってきました。
やっぱ国境越えはトラブルあるなぁ……
さてさて、ウズベキスタンは会社員時代、長期休暇で来ようとしましたがビザの関係で断念した国でもあるので、ようやく来ることが出来たと感慨深くなります。
今回の宿はこちら。
内装が綺麗でタシケントの中では値段も安く、タシケントのメイン駅からもアクセス良好のため、タシケント滞在中はこちらの宿を常宿にしていました。
さて、タシケントでやらなければならないことがあります。
それがトルクメニスタンビザ申請です。
トルクメニスタンはビザが必要な国に当たります。
ただ、通常の観光ビザを取得するには日数や費用、ガイド手配等の手間が非常に煩雑なため、旅人の間ではトルクメニスタンを通り抜けるための5日間限定のトランジットビザで入ることが多くあります。
今回は申請方法に加え、受け取り方法についても検証してみました。
トルクメニスタンビザ申請
トルクメニスタンビザは簡単に説明すると以下のような手順になります。
1.トランジットビザ申請
2.規定日数待機
3.ビザ受け取り
まぁ、他の国とほぼ変わらない手順です。
ただ、唯一違うのは申請、受け取り時の順番待ち申請が必要なこと。
簡単に言えば早起きして順番待ちの紙に名前を書きに行く必要があるということ。
では、僕が実際に行った手順を追って説明していきます。
1.トランジットビザ申請
まずは順番待ち申請へ向かいます。
滞在していたTopchan Hostelを朝6:30に出発しました。
トルクメニスタン大使館からTopchan Hostelは距離があるように思えますが、実はバス1本で行けます。
この最寄りのバス停から
22番のバスで下のどちらかのトルクメニスタン大使館付近のバス停まで行ってください。
各バス停から徒歩5分ほどでトルクメニスタン大使館に到着出来ます。
ちなみに申請時は7:00着で15番目、受け取り時は6:30着で13番目。
どちらも大使館が開く朝9時から10時までの間に窓口に行けたので、申請だけは早めに行くことを強くオススメします。
※ちなみに同日に申請した人曰く、自分の番号を呼ばれた時に大使館前におらず番号を飛ばされたとしても、後から着たことを告げれば即時窓口に行けるとのこと。
まぁ、あまりよろしくはないやり方ですけどね……
ちなみに申請時に必要なものは以下の通り。
・申請書(大使館で書く)
・パスポート
・パスポートのカラーコピー
・証明写真×2
・通過先の国のビザのカラーコピー
・トルクメニスタンをどういう日程、ルートで抜けるかを書いたメモ(あれば便利)
ここで注意。
大使館は月曜~木曜が営業日であるため、日曜日にウズベキスタンに入り月曜日にビザ申請をする人が比較的多いかと思います。
ただ、日曜日ってカラーコピー屋が休みのことが本当に多いんです。
月曜日も大使館が開いてから営業を開始する店がほとんど。
なので、各カラーコピーは事前に準備することをオススメします。
と言うのも、僕は準備してなかった人なので、相当焦りました。
最悪準備出来なかった場合、ここのネットカフェで入手しましょう。
僕が実際に行った時は月曜朝7時でもオープンしており、USBメモリーからもカラー印刷可能でした。
さて、話を戻しましょう。
大使館が営業を開始する9時には大使館前に戻り、自分の順番を待ちます。
そして名前と番号が呼ばれたら中に入ります。
この時、カメラと携帯電話は入り口の棚に置くように指示されます。
セキュリティー上あまりよろしくないので、カメラは宿に置いていった方が無難です。
大使館内には携帯電話を持ち込めないので、今後のスケジュールを書いた紙が必要となるのです。
さて、中に入ると記帳ノートがあるので必要事項を記載し、窓口に呼ばれるまで待ちます。
窓口に呼ばれたらトランジットビザを申請に着た旨と、日程とルートを書いたメモを提出します。
窓口では皇帝エメリアーエンコ・ヒョードルのような厳ついロシア系のスタッフが対応します。
彼が英語を話せるのと、権限を持っていそうな佇まいなので、多くの人は彼が対応することになると思います。
話に寄れば通常5営業日で受け取り可能、申請書の書き方も懇切丁寧に説明してもらえる
はずなのですが、
ヒョードル「君のスケジュールでは無理だ。ビザ受け取りは10営業日後だ。」
え?(゚A゚;)
10日後と言われる場合が多いと聞いていたので「またまたご冗談を〜♪」と思い聞き返してみると、やはり10「営業」日後。
大使館は月曜~木曜まで。
つまり10営業日後だとトルクメニスタン入国が早くとも2週間以上になる計算。
これはまずい。
今後のスケジュール的にもこの大幅な遅延は死活問題だし、何よりウズベキスタンに2週間以上拘束は暇でしかない。
そもそも、1営業日前に申請した他の日本人が4営業日と言われていたのに対し、この対応は明らかにおかしい。
ただ、ここは大使館。
ごねると損しかないと思い、超下手にお願いしてみることに。
もはや泣き落としです。
そしたらヒョードル
ヒョードル「入国日を君の希望日で書けばいいじゃないか。受け取れなくても自己責任だ。」
おお、なんとも冷たい対応……
最近のトルクメニスタン大使館がヌクモリティに溢れてるって話はどこ行ったんだ?
もうここまで来たらこっちも引き下がれません。
元々の申請日を記載し、申請書を提出します。
ちなみに申請書の書き方の説明もなし。
間違ってたら嫌なので確認をお願いしたら、記載事項は極々一般的なことだから大丈夫とのことで一瞥もなく。
ヒョードルェ……
そしてヒョードルから一言。
ヒョードル「受け取りは大使館か国境かどちらを希望するんだ?」
トルクメニスタンビザはタシケントの大使館でも申請した国境でも受け取れます。
僕はいちいちタシケントに戻ってくるのを嫌い、国境受け取りを選択。
こうして、予想以上に苦戦したビザ申請が終わりました。
ビザ待ちと苦悩。
さて、ビザを申請している間はウズベキスタン観光を楽しみます。
ただ、やっぱり気になるのはきちんとビザを受け取れるかどうか。
国境受け取りの場合、前日に国境へ電話し、ビザを国境で受け取る旨を書かれたメールを入手する必要があります。
ただ、この電話が全く繋がらないというのが専らの噂。
万が一、電話が通じず国境受け取りが遅れた場合、どうしよう……
僕はスケジュール上、受け取りから入国がギリギリであったため、入手が遅れるとその分トルクメニスタンでの滞在日数が削られます。
やはりそのリスクを危惧したため、予定を変え大使館へ直接受け取りに行ってみることにしました。
決死のビザ受け取り
さて、申請から5営業日後、再度タシケントのトルクメニスタン大使館にやってきました。
言われた日数とも違う、受け取り場所も違うという勝負の大使館訪問です。
申請時と同じく早朝に名前を書き、順番待ちをします。
この時の心境は、不安と無理矢理楽観するのとの狭間でソワソワしっぱなし。
そうこうしているうちに、名前が呼ばれました。
窓口にはまたしてもヒョードル。
ビザを受け取りに着た旨とパスポートを提出。
※ちなみにトルクメニスタンビザ申請はパスポートホールドなし。
ドキドキ。
ドキドキ。
ヒョードル「ビザだお☆」
トルクメニスタンビザゲット!!
うぉぉぉぉぉぉ!!
おぉぉぉぉぉ!
……
って、
おい、
10営業日ってなんやねん!(゚A゚)
やはり通常の5営業日でビザ受け取り可能でした。
ちなみに国境受け取りじゃなかったのか?等の質問もなし。
申請時に受け取り場所をどこで出そうとも、どちらでも問題ないようです。
とりあえず無事に受け取ることが出来て本当に良かった……
大使館受け取りと国境受け取りのメリット/デメリット
さて、今回僕は大使館受け取りで無事にビザを受け取ることが出来ましたが、大使館受け取りと国境受け取りとではどのようなメリットとデメリットがあるか、まとめてみました。
○大使館受け取り
【メリット】
・受け取り時の予約電話不要。
・大使館に行けばビザが出来ているか否かがわかるので、ビザ発行に対する不安が少なくて済む。
【デメリット】
・タシケントに戻る必要がある。
→タシケントはウズベキスタンの東側にあるので、ビザ待ちの間にサマルカンド等西の方に行っていると道を引き返す必要があります。
無駄な時間や費用が発生し、観光に掛けられる日数がどうしても少なくなります。
○国境受け取り
【メリット】
・時間、費用の節約が可能で無駄なくウズベキスタンを旅することが可能。
【デメリット】
・受け取りが不安定。
→受け取り前日に電話をする必要があり、その電話が全く繋がらないことが多々。
※実際にヒヴァで出会った旅人曰く、2日間国境に電話しているが繋がらないとのこと。
また、一度電話が繋がっても、ビザ受け取り用のメールが来ないことも多くあり、再度督促の電話をする必要があるとのこと。
各受け取り方法に適した旅人
このような各メリットデメリットがある中で、それぞれに適した旅人を考えてみました。
○大使館受け取り
・受け取り日から入国日まで余裕のない旅人。
・確実なスケジュールを立てたい旅人。
○国境受け取り
・受け取り日から入国日まで余裕がある旅人。
・ウズベキスタンに長居しても問題ないスケジュールに余裕がある旅人。
・金銭を節約したい旅人。
それぞれにメリット/デメリットが大きく、不確定要素もあるため一概には言えませんが、このような分類が出来るかと思います。
それぞれに適した受け取り方法を選び、スケジュールを組むことがマストではないでしょうか。
ではでは、今日はここまで!お付き合い頂き、ありがとうございました!
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