【イスラエル】3つの宗教の聖地が集う場所、聖地エルサレム〜共存しているその訳とは〜

おはようございます。なお吉です。

さてさて、今日はエルサレムの根幹、宗教関連施設のお話。


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さてさて、前回はエルサレムの旧市街を練り歩いてみました。

 

その中では触れなかったのですが、実はエルサレムにはキリスト教、イスラム教、ユダヤ教の聖地があります。

 

世界の中でも信者数の多いキリスト教、イスラム教。

 

ここイスラエルの国旗にも記されているダビデの星をシンボルとするユダヤ教。

 

早速、この3つの宗教の聖地を巡ってみたいと思います。

 

イエス復活の地とイエス最後の道

先ずはキリスト教の聖地”聖墳墓教会”に行ってみます。

 

Hebron Youth Hostelから徒歩3分。

 

近っ。

 

表向きは普通の教会。

 

むしろ、何の変哲もありません。

 

ただ、ここはロンギヌスの槍でブスっとされたイエスが復活したとされる教会。

 

しかも、ここはイエスの墓がある教会でもあります。

 

なんと神々しい場所。

 

こんな金髪の汚いアジア人が足を踏み入れていいようなば……

 

 

あっ、中国人がゾロゾロ入っていってる。(゚A゚)

 

 

どうやら普通に入っていいようなので入ります。

 

内部は外から見た以上に広いです。

 

また、聖地だけあって他の教会では見ないような手の込んだ装飾が施されています。

 

それがこの重々しい雰囲気を作り出してるように思えます。

 

中を進んでいくと大きな聖堂があります。

 

厳かです。

 

加えて不思議な威圧感がある空間でした

 

ちなみに聖堂の前には祠のような建物があります。

 

これこそ、イエスの墓がある祠です。

 

内部は撮影禁止です。

 

棺のようなものが置かれ、信者達が祈りを深く捧げていました。

 

あまりにも場違いだったので、そそくさと退散。

 

あっ、ここは短パンでの入場は追い返されていました。

 

No短パンNoエンターです。

 

短パン、ダメ、ゼッタイです。

 

エルサレムはやはり宗教色の強い建造物が数多くあるので、靴に長ズボンで回るのが最低限の礼儀のように感じます。

 

また、聖地とは少し異なるのですが、エルサレムにはこの聖墳墓教会以外にもキリスト教の重要な場所があります。

 

それが”ヴィア・ドロローサ”です。

 

ここはイエスが十字架を背負い、刑場のあるゴルゴダの丘まで歩いたとされている道、”苦難の道”だそうです。

 

つまり、イエスが最後に歩いた道ですね。

 

道中ではその道を示す看板が数多く見ることが出来ました。

 

ただその道はと言うと、

 

こんな感じで今は普通の生活道となっています。

 

嘆きの壁……なのか?

次に向かったのが、嘆きの壁

 

ここは古代エルサレムに存在したユダヤ教の礼拝の中心地となるエルサレム神殿の外壁のうち、現存する部分。

 

そのため、今でもユダヤ教徒の祈りの場となっています。

 

エルサレムで最も有名な場所と言っても過言ではありません。

 

ユダヤ教徒がこの壁に向かって静かに祈りを捧げる場。

 

 

だと、思っていました。

 

 

なんか周りでどんちゃん騒ぎしてた。(゚A゚;)

 

子供の何かをお祝いする儀式のようでしたが、何組も違った年代の子供たちの儀式が執り行われていたので、一体何のお祝いなんやら。

 

もちろんもみあげを伸ばし、黒い服を着てハットを被ってるユダヤ教の超正統派の信者も多くいました。

 

ただ、そのようなお祝い事をしていたり、僕を含む多くの観光客で溢れ返り、日除けのパラソルが立ち並んでいる嘆きの壁は、静かな印象を持っていた事前のイメージから少しかけ離れた場所でした。

 

 

日本人が見ることが出来るイスラム教聖地・岩のドーム

さて、最後がイスラム教の第3の聖地、岩のドームへ向かいます。

 

イスラム教には岩のドーム以上の聖地が2つあります。

 

なんか拍子抜けですね。

 

ただ、第1、第2の聖地があるのはサウジアラビア

 

サウジアラビアは仕事でのビザ以外、日本人が滞在ビザ取得が非常に困難な”半鎖国”国家。

 

そのため、我々日本人が見ることの出来るイスラム教最大の聖地はここ、岩のドームになるのです。

 

ただ、この岩のドームも入場は簡単ではありません。

 

基本的にイスラム教徒以外、内部はおろか敷地内にも入場不可。

 

各ゲートにはイスラエル兵が待機しており、通り抜けることは不可能です。

 

宿が一緒だった中国人がやっていた、宗教を偽って入ることは出来なくはないですが、僕はあまり好きではありません。

 

特にこんな宗教施設が建ち並ぶエルサレムで信仰を偽るのは危険な香りがしますしね。

 

では、イスラム教徒以外は見ることが出来ないかと、そうではありません。

 

13:30〜14:30までの1日1時間のみ、”とある道”から敷地内に入場出来るのです。

 

その道とはウエスタンブリッジ(Western brigde)。

 

※写真右にあるプレハブで覆われた通路のこと。

 

入り口はこちらになります。

 

嘆きの壁の南側入り口の真隣。

 

13時頃から列が伸び始めるので、13時には到着していることをオススメします。

 

そして13:30丁度、開門。

 

ちなみにここからだと嘆きの壁が高い位置から見ることが出来るので、道中スルーせず見ていくのがオススメです。

 

さて、ウエスタンブリッジを渡り切り、左手を見るとそびえ立っていました。

 

岩のドームが。

 

造りやデザインはウズベキスタンのサマルカンドでよく見ていたのと同じです。

 

ただ、その八角形の形はそれはそれは綺麗で、上部の青と下部の大理石の白が美しいコントラストを放っています。

 

また、ここは観光客を極力カットし、エルサレムに住むイスラム教徒の憩いの場となってる様子などから、他のエルサレムの施設と比較し、あまり観光地化されておらず、イスラム教がここを本当に大切にしている様子が伺えました。

 

内部は残念ながらイスラム教徒しか入れないため、断念。

 

ちなみにイスラム教徒から外部から見える場所に案内すると言われることがありますが、そこは窓から除く形となり、全く見えませんので、ご注意を。(当然、チップ要求されます。)

 

3つの宗教の共存

エルサレムで聖地巡りをしていて驚くことがあります。

 

それが各宗教聖地の距離。

 

徒歩数分で行けちゃう距離に全て収まっているのです。

 

一説では東京ドーム4個分の中に入っているとか。

 

僕的には、各宗教は対立構造にあるという印象があったのですが、ここエルサレムでは真逆でした。

 

各宗教がお互いを尊重し合い(意図的に関わらず?)、共存の道を歩んでいるように見受けられました。

 

それを肌で感じることが出来ただけでも、ここエルサレムに来た価値はあるように思いました。

 

ではでは、今日はここまで!お付き合い頂き、ありがとうございました!


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2件のコメント

  1. 当方世界一周を夢見ており参考になればと思い拝見させていただきました。実直な感想を申し上げますと、そこら中に溢れている世界一周旅行ブログとなんら変わりない内容、文体、構成。これから貴方のブログを読んで参考にしていただきたいと思う方へ向けるのなら、もう少しオリジナリティを追求した文章にした方が良いと思います。
    誠に勝手を申してすみませんが、色々と読み漁っておりここまで辿り着きました。
    今後への期待を込め辛辣なコメントをさせていただきました。
    どうかご容赦ください。

    1. 匿名様

      コメントありがとうございます。
      ご指摘の点はまさに仰る通りだと思います。
      以前までの方が個人の想いを書けていたのですが、ここ数ヶ月、僕自身でも自分の意見を述べ切れていないと感じておりました。
      その点が貴殿のご指摘頂いたオリジナリティに関わる点かもしれません。
      読者側の視点でそう感じられたのであれば、やはり今後の書き方・まとめ方の方向性を至急検討する必要があると認識しました。
      何分不器用なもので軌道修正まで多少の時間と記事数を要すると思いますが、ご指摘頂いた点を確実に良い方向に持っていきたいと思います。
      またお時間がある際にまた本ブログを読みに来て頂ければ幸いです。
      この度はご指摘頂き、ありがとうございました。

Coment

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