おはようございます。なお吉です。
リアルタイムはガラパゴス諸島からエクアドル本土に帰ってきました。あぁ、物価地獄からの開放……
さて、ブログの方はまだまだケープタウン編です。いよいよアフリカ大陸縦断のフィナーレへ。
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年末年始を過ごしたケープタウン。
そろそろアフリカ大陸縦断の締めとも呼べる場所に向かいたいと思います。
それが喜望峰。
ケープタウンの南西に位置する、崖。
かの船◯英一郎氏も一度は訪れた…かもしれない崖。
ちなみに喜望峰の英語名はCape of Good Hope.
まさかの直訳(ﾟＡﾟ;)
ここはアフリカ大陸の最南端……ではないのですが、名目上アフリカ大陸縦断の執着地とされることが多いのです。
ちなみに本当の最南端はすげー辺鄙な場所にあるしね。
※ここ
ただ、崖に行って終わりじゃ味気ない。
そういう訳で、宿に滞在していたメンバー5人で喜望峰を含むケープタウン周辺をグルッとレンタカーで回ってみることにしました。
いきなりフィナーレ！喜望峰へ！
朝8時。
レンタカーを受け取り、レンタカー旅スタート！
走り始めてすぐ気付いたんですが、ケープタウン周辺の道路は日本と同程度と言っても過言ではないほど、整備が行き届いており、かなり走りやすい。
ナミビアも北部や市街地は整備レベルは高かったのですが、ケープタウンはそれ以上。
さすがアフリカでも圧倒的に経済力のある国だこと。
かなり快適なドライブ。
高速道を走り、30分少々。
喜望峰の玄関口に到着。
喜望峰を含むケープタウン南部のエリアは国立公園のような扱いのため、少額の入場料が必要なのでお支払。
ここのゲートを過ぎると、
一気に崖感。…崖感ってなんぞや？
大西洋…っと呼んでいいのか迷いどころですが、眼下に青い広大な海が広がります。
これだけでも十分良い景色。
喜望峰ってどんな景色なんだろう。
期待が膨らみます。
ここから更に南に走ること数十分。
途中、サーファーで溢れる波の高いエリアも通り抜け、
ついに喜望峰到着。
アフリカ大陸縦断もフィナーレかぁ。
感慨深い気持ちを抱き、車を降りると、
風、強っ！！
もうね、普通に飛ばされるんじゃないかと思うぐらいの強風、いや暴風。
達成感に浸る余裕、皆無。
とりあえず記念にパシャリ。
もはやね、達成感より暴風の方が印象に残ってるっていうね。
その後、喜望峰の横にある崖にちょこっと登りましたが何もなかったため、そそくさと退散。
あっさりした喜望峰到達でした。
あっ、ちなみに有名なここの他に喜望峰には展望台もあります。
ここから大西洋…と呼んでいいかわからない海を一望出来ます。
風、強いけど。
この先にケープポイントと呼ばれる岬があるんですが、
風が強すぎて危険と判断したため、パス。
喜望峰で満足しちゃったからね。
少し遠目から眺めて、終了。
こんな感じで僕のアフリカ大陸縦断は達成されました。
……あっけな！！
ペンギンたちの宝庫！？ボルダーズビーチ
さて、喜望峰を後にした我々。
次なる目的地を目指します。
それがBoulders Beach（ボルダーズビーチ）。
ここは普通のビーチではありません。
何があるかと言うと、
ペンギンのコロニー。
コロニーと言われれば思い出しますね。
オットセイのコロニー、ケープクロス。
ここもあんな感じで臭いうじゃうじゃいるんかなー？
期待と不安が入り交じる……
ここは喜望峰から程近く、30分程で到着。
入り口で入場料をお支払い。
75レアル
※カード支払いも可能ですが、カード払い窓口だけ長蛇の列になってました。
入ってみた率直な感想としては一見、普通のビーチ。
全然ペンギンなんて見当たりません。
本当にここであってんのかなー？
そう思いつつもキョロキョロと探していると、
いたー！第一ペンギン発見！
通路の下にひょっこり一匹だけお目見え。
こんな隠れているんなら、他も見つけるの大変そうだなぁ。
そう思い、中に進んで行くと、
あっ、いた。
普通に大量にいた。
オットセイの2億匹ほどではないにせよ、大量。
ごろんと寝っ転がっているだけが多かったオットセイと違い、ここのペンギンたちは表現豊か。
ヨタヨタ歩いてるペンギン。
吠えてる？ペンギン。
ボケーッと寝そべってるペンギン。
泳いでる？波に飲まれてる？なペンギン。
ｶﾜｴｴ( ﾟдﾟ)
一挙手一投足がいちいちｶﾜｴｴ( ﾟдﾟ)
もうただひたすら愛でるのみです。
小さいのが子ども。
毛が生えてるのが青年。
ツルンツルンのが大人。
わかりやすい。
そして何より、
臭くねえ( ﾟдﾟ)
もうそれだけで素晴らしい。
ちなみにここにいるのはアフリカンペンギンという種類。
雰囲気は同じですが有名な皇帝ペンギンより少し小ぶり。
ペンギンにも色んな種類があるんですなー。
予想以上に楽しめましたよ、ここ。
南アフリカでワイン？ステレンボッシュでテイスティング！
さて、ペンギンコロニーを堪能したので、次なる目的地に向かいます。
ここから少し移動し、隣町に。
その名はStellenbosch（ステレンボッシュ/ステレンボス）。
ここはワインの産地として有名で多くのワイナリーが軒を連ねてるのだとか。
そしてこれらのワイナリーでは独自のワインのテイスティングが出来るのだとか。
南アフリカでワイン？って違和感しかなかったのですが、それが逆に興味をそそられます。
僕たちが向かったのはステレンボシュのワイナリーの中でも美味しいことで有名なWaterfordというワイナリー。
うん、外観からして凄そう。
早速イン。
木陰のある穏やかなオープンテラスに通されます。
ここだけでもだいぶテンションが上がる我々。
ここは何通りかのテイスティングプランがあったのですが、せっかくなので一番多くの種類が楽しめるプランに申し込むことに。
それでも1000円いかないぐらい。安いです。
白1本、赤2本、デザートワイン1本。
ここにそれぞれのワインに合うチョコレートが添えられた贅沢なラインナップ。
ぶっちゃけね、
ぶっちゃけた話ね、
めちゃくちゃ美味いんですけど( ﾟдﾟ)
ぶっちゃけワインの違いなんて、赤いか白いか、あっさりなのか濃いのかの四分割ぐらいでしかわかりません。フルボディって何なの？
それでもそれぞれに特徴があるのが分かります。
これ赤で濃いな。これ白であっさりだなって。
……結局四分割かい。
その違いの理由もしっかり説明してくれるので、ワインに関してほぼ無知な僕でも十分に楽しむことが出来ました。
違いの分かる男に、なりたい。
いい気分になったので、
一番お気に入りだった白ワインを購入。
初めてです、ワイナリーでワインなんて買っちゃったの。うふふ。
本音を言えばもう一軒ぐらい周りたかったのですが、ここでタイムアップ。
晩ご飯もステレンボッシュで食べていこうってなったんですが、
何故かどの店も鬼のように高い……何故だ……
てな訳で、ケープタウンにご帰宅です。帰りの運転、よろしくお願いしまーす。
ケープタウンに戻るやいなや、カウントダウンをしたウォーターフロントに移動。
ただ今、財布の紐が緩めな我々。
さぁ、
祭りじゃ！！
海外で初めて生牡蠣食べました。
美味し！
安心してください、当たりませんでしたよ。
そりゃガンジス川で泳いだ後に便秘になる謎の身体ですもん。
生牡蠣ぐらいの屁です、屁。
圧倒的！シグナルヒルから見たケープタウンの夜景
そんなこんなお腹も満たされたところで、本日最後の見所へ。
せっかくレンタカーがあるんですもん、ケープタウンの夜景を見に行きましょう。
テーブルマウンテンのロープウェイ乗り場付近から見た夜景が綺麗そうだなーって思い、一路テーブルマウンテンへ。
その景色がこちら。
う～～～ん、何か物足りねえ……
遠いし月明かりが強いしで、少しご不満……
そう思い、少し調べてみると、ありました絶景ポイント！
それがSignal Hill（シグナルヒル）。
ライオンズヘッドへの道を少し奥に進んだ場所にある小高い丘。
ここからの夜景がそれはもう素晴らしいんだとか。
そうと聞けば急いで車を走らせてシグナルヒルに向かいます。
数十分後、到着。
シグナルヒルには既に多くの夜景を楽しんでいる人達がいました。
やっぱりここだったんだな。
そう思い、車を降りた瞬間に広がった景色。
それがこちら。
うおぉぉぉぉぉぉぉ！すげぇぇぇぇぇぇ！！
さすが大都会ケープタウン。
道を照らす無数のナトリウムランプ。ビル群の明かり。そして港の明かり。
数多くの明かりが組み合わされ、本当に美しい夜景を作り出していました。
ここはこれまで旅をしてきて見た夜景の中でもトップクラスの感動モノ。
これは良い締めが出来たなぁ。
本当に想像を超えた感動的な夜景でした。
お後もよろしいようで、この日のレンタカー旅はこれにて終了。
ケープタウン周辺は本当に道路が整備され尽くされているので、何の問題もなく運転出来たこと、そして何よりレンタカー代がかなり格安だったので、ケープタウン周辺レンタカー旅は本当にオススメの旅方法です。
ではでは、今日はここまで！お付き合い頂き、ありがとうございました！
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