【フィリピン】魅惑の街、サガダ〜吊るされた棺桶と洞窟探検〜

おはようございます。なお吉です。

サガダ散策編、始めます。
……久々に旅ブログっぽい入りになったなぁ(遠い目)


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サガダ。

日本ではあまり耳馴染みのない街ですね。僕もこの前初めて知りました。

 

 

ただ、バスを降り、街に立ってみると、

 

ここ、超のどか。

 

 

バギオのような排気ガス臭もしなく、本当に綺麗な田舎っていうイメージです。

 

 

何もないですが、非常にのんびりしてて、数日間ゆっくり滞在したいような街です。

 

 

ただ、土日しか日程がない我々、先を急ぎます。

 

 

さてさて、いよいよハンギングコフィン(吊るされた棺桶)と洞窟探検です。

 

 

先ずは観光案内所に行き、観光税35ペソ/人を支払うことに。

 

※ここで貰える証明書がなければどこにも入れないっぽいので注意が必要。

 

 

また、ここサガダで観光するのにひとつ大きなルールがあります。

 

 

それが観光ガイドを必ず付けること。

 

ハンギングコフィンも洞窟探検も危険が伴う場所故、観光ガイドが必須になっている模様です。
※そもそも観光ガイドなしで洞窟入ると間違いなく死にます

 

 

学校でサガダ行くことを先生と話していると、先生の出身が偶然サガダだったため、ベストガイドを紹介してもらうことに。

 

 

紹介してもらったガイドの名はケビン

 

※手前の青服の彼。

 

 

気さくで超簡単な日本語を話す陽気な男。

 

 

彼と合流し、ベストなルートを相談し、先ずはハンギングコフィンを目指すことに。

 

 

□ハンギングコフィン


ハンギングコフィン。棺桶を崖に吊るして埋葬する方法。

 

 

火葬→墓へ埋葬する文化の日本からすると、凄い違和感を覚える反面、見てみたい好奇心を駆り立てられます。

 

ただ、ハンギングコフィンに行く手前に通常のお墓を通ります。

 

第二次世界大戦時の戦没者のお墓も点在しています。

 

 

フィリピンは第二次世界大戦で大きな戦場となった国でもあるので、やはりこういうのを見ると胸が痛みます。

 

 

では、ハンギングコフィンまで急ぎます。

 

 

ただ、ハンギングコフィンまではアップダウンの激しい山道になるので、マウンテンブーツを強くオススメします。

 

 

滑ったりすると非常に危ないです。

 

 

ビーサン、ダメ、ゼッタイ(゚A゚)

 

崖に到着しました。

 

 

えっ?どこに棺桶があるかって?

 

 

ズームしてみましょう。

 

あったーーー!

 

 

ここから更に下って近づくことが出来るので、ずんずん行きましょう。足元に注意しながら。

 

近くで見ると、棺桶の持つ特有の重たい雰囲気をまざまざと感じられます。

 

 

ハンギングコフィンはサガダの少数民族により行われていた死者を葬る風習だそうです。

 

 

ここ一部のみ一般公開されていますが、その他隠された場所により多くのハンギングコフィンがあるとのこと。

 

 

お墓ですもんね、当然です。

 

 

ちなみにこれらの棺桶の中には本当に死者が入ってるそうです。

 

 

 

体育座りで。(ガチ)

 

 

 

このような火葬土葬以外での弔い方があるのも非常に興味深かったです。

 

 

ハンギングコフィンを堪能したあとは、いよいよ洞窟探検です。

 

 

□ルミアン洞窟・スマギン洞窟


ここサガダにはルミアン洞窟・スマギン洞窟という2つの有名な洞窟が有ります。

 

 

それぞれの洞窟を探検するパターンもありますが、僕達は一番ハードな両洞窟を一気に抜けるケーブコネクティングに挑戦することに。

 

 

入り口はこんな感じ。

 

わたくし、実は初めての洞窟探検でワクワクしております。

 

ちなみに入り口には、

 

棺桶がたくさん。

 

 

洞窟の前に棺桶を積み上げる習慣もハンギングコフィンと同様にサガダの少数民族の古い風習だそうです。

 

 

※実際にひとつの棺桶を除くことができ、人骨を確認することが出来ます。

 

 

では、さっそく中に入っていきましょう。

 

当然、洞窟の中は真っ暗なので、このようにガイドさんがガスランプを用意してくれますが、自分の足元を照らすようにヘッドライトは持ってきて損はないです。

 

 

僕は今回小型のmont-bell製のヘッドライトを持ってきましたが、本当に活躍してくれました。

 

 

さてさて、洞窟の中はどうなっているかというと、

 

 

この溢れる洞窟感。(語彙力のなさ)

 

 

冒険心を掻き立てられます。

 

 

まさにインディー・ジョーンズの世界です。(見たことない)

 

ただ、見てもらうと分かるように、

 

もう危ねーのなんのって。

 

 

足場は時折滑るし、ほふく前進しないと進めないような狭い場面が続くし、岩が飛び出しているところもあるし、半身水に浸かる場面もあるし。

 

 

・・・

 

 

 

そう、半身浸かるんです。

 

 

 

だから、間違いなく下着は水着を着ていた方が無難です。

 

 

さらに言うと、靴はウォーターシューズがベストかな?

 

 

ビーサン、ダメ、ゼッタイ(゚A゚)
※本日2回目

 

時折、こんな感じでケビンに支えられながら進んでいきます。

 

 

ただ、こんな危険な場所なのに、ケビンはビーサンでスイスイ進んでいきます。

 

 

 

恐るべし、ケビン……(゚A゚;)

 

 

 

そんなこんな進んでいくと、

 

こんな大きな鍾乳石に出会えたりなんかもします。

 

こんなにゅるにゅるゾーンも。

 

 

さてさて、進んでいくと突然ケビンが言い出します。

 

 

「これ、クイーンって呼ばれてる岩なんだけど、なんでか分かる?」

 

もう一度見てみましょう。

 

・・・

 

 

 

いきなりおもいっきり下ネタを放り込んできます。

 

 

これ以外にも下ネタをガンガン放り込んできますが、

 

 

 

 

こっち、必死!

 

 

 

命がけなので、笑う余裕もないっつーの!

 

 

しかもケビンの選ぶコース、全部ハードモード

 

 

横のグループがロープ使って移動するような場所でも、こっちはお構いなく崖を飛び越えさせられます。

 

 

ただ、その分冒険感は満ち溢れてます。

 

 

そんなこんなハードなケビンコースを進んでいくと、

 

外だーーー!!

 

 

この時の達成感は半端ないです。

 

こんな広大なライステラスも見ることができ、終わってみれば本当に楽しい洞窟探検でした。

 

 

ちなみにこのケーブコネクティング。

 

 

入って出るまで約4時間

 

 

ひえっ。(゚A゚;)

 

 

気合と根性と勇気は入りますが本当にオススメのアクティビティです。

 

 

ただ、ここまで楽しめたのはケビンのサポートと励まし、少しの下ネタのおかげかな?

 

 

ありがとう、ケビン。

 

 

また、この洞窟探検はひとりだと寂しいのと心が折れる可能性があるので、是非留学期間中に学校の仲間と行くのをオススメします。

 

世界一周中は一人旅が多くなるので、こういう複数でワイワイ励まし合いながらの旅も本当に楽しかった。

 

 

ではでは、今日はここまで!お付き合い頂き、ありがとうございました!


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