おはようございます。なお吉です。
私事ですが昨日8月19日、29歳になりました。そして、同じ日に大切な友人に第二子が誕生しました。
この差……
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さてさて、アルメニアの拠点として滞在していたエレバンから、それはそれは大きな山を見ることが出来ます。
その山の名はアララト山。
アルメニアのお隣、トルコ東部にある成層火山。
小アララト山と大アララト山の2つの山からなり、大きな方はなんと標高5000mを超えるほど、それはそれは大きな山。
形も富士山のように綺麗な山型の形をしています。
しかも旧約聖書によると、あの”ノアの箱舟”が最後に流れ着いた山ともされています。
その姿形だけでなく、伝説まで付いた山、せっかくなら近くで見てみたいと思い、その絶景が臨める場所、ホルヴィラップ修道院に行ってみました。
ホルヴィラップ修道院への行き方
フォルビラップ修道院への行き方は非常に簡単。
エレバン駅裏手のマルシュルートカ乗り場から483番のマルシュルートカで一本。
このように「KHOR VIRAP」と英語表記されているのですぐに見つけられるかと思います。
片道500ドラム
僕がマルシュルートカ乗り場に到着したのが10時頃で人が集まった30分後に出発。
この行き方だとホルヴィラップ修道院の目の前まで行けるので、非常に楽。
そんなこんな1時間弱走り、ホルヴィラップ到着。
帰りのバスについては、行きのバス降車時に教えてくれます。
僕の場合、帰りは13:15発でした。
車窓からアララト山にどんどん近付いているのがわかるため、非常にワクワク感を煽られる移動でした。
修道院内部へ
アララト山がよく見えるのは、ホルヴィラップ修道院という修道院がある丘の上から。
丘と行ってもほんの少し登るだけなので、気軽に登れます。
この登ってる最中に見える風景ものどかで凄いほのぼの出来ます。
この道中にアララト山が見えちゃうのですが、ブログでは後のお楽しみに取っておきます。笑
さて、修道院の入り口に到着です。
石造りが特徴的な入り口。
石も綺麗に整えられたものとは違い、ゴツゴツしてて色もバラバラ。
これもまたいい味なんですよね。
さて、修道院に着きました。
エチミアジンの教会群と同様、モザイク調のレンガ造り。
入り口だけ色が黒っぽく年期が入ってますね。
本堂は補修されたのでしょうね。
また、この双子屋根が可愛いですよね。
内部もモザイク調で統一され、厳かさの中に可愛らしさが含まれる面白い修道院です。
それでいて、扉は厳かなデザインだったのが意外なギャップでした。
また、この修道院にはもう一つ興味深い建物があります。
それがこちら。
ここにはアルメニアの啓蒙思想家、「聖グリゴール」がアルメニア国内にてキリスト教を広めた罪で13年間もの間、幽閉されていた部屋があります。
しかもその幽閉されていた部屋というのが、地下深くにあるというのです。
ちなみにここホルヴィラップという地名も「深い(ホル)」「穴(ヴィラップ)」を意味しているのだそうです。
ちなみにこの建物内には地下室が2つあります。
入り口側の地下室は小さな祈りの部屋のようになっています。
聖グリゴールの部屋は建物内奥の入り口となっています。
ちなみにこの入り口。
こんな感じの超狭い梯を降りていきます。
人一人通り抜けるのがやっとのレベル。
滑らないように足下に注意しながらゆっくり降ります。
ちなみにさっきの祈りの部屋の入り口もこんな感じでかなり狭いです。
両方共、秘密の部屋のような雰囲気がプンプンしますね。
さて、幽閉された部屋に降り立ちました。
中はこんな感じ。
天井は高いんですけど部屋自体はそんなに広くないかな。
当然、地下なので太陽の光は届かず、ひんやりしています。
こんな場所に13年間もの長い間幽閉されたのなら発狂するでしょうね。
内部は祈りのための台座、そして多くの十字架があり、聖グリゴールが勤勉なキリスト教布教者だったことがわかります。
ちなみにこの黒い十字架が僕のお気に入り。
黒い十字架って中々見掛けることがないので新鮮でした。
アララト山を臨む丘へ
さて、修道院を出て本日のメイン、アララト山が一番綺麗に見える丘に向かいます。
その丘はホルヴィラップ修道院の真横にあるので簡単に登れちゃいます。
そして登り切った後、目の前に広がった景色がこちら。
絶景。
この日はほぼ快晴で空気も澄んでいたので、アララト山のその雄大な姿がはっきりと見ることが出来ました。
特に大アララト山は本当に富士山のような綺麗な山型。
ちなみに小アララト山でも富士山より大きいです。
富士山って世界的に見ると小さな山だということがこの旅に出て、色んな所で思い知らされます……
でも姿形の美しさは富士山が一番だと胸を張って言えます。
さて、せっかくなのでアララト山をバックに記念撮影。
パシャリ。
ん?
誰だこのチャラいの?(゚A゚)
前日に買ったサングラスと相まって、自分でも焦るぐらいチャラそうな見た目のおっさんが写っていました。
……爽やか系を目指そう。
絶景の”ちょこん”
さて、アララト山を満足行くほど眺めた後、丘を降ります。
ただ降りている最中、ふと目の前に凄い可愛らしい光景が広がっていました。
ちょこん。
そう、ここホルヴィラップはこの修道院以外、何もない場所。
なのでだだっ広い耕地に修道院がちょこんとあるような光景になります。
修道院のこじんまりした感じと合わさって、これまた本当に可愛らしいんです。
降りるまで楽しませてくれる場所でした。
まとめ
さてこのホルヴィラップ、エレバンから日帰りで行けるどころか、往復の移動込みで半日あれば十分楽しめます。
時間がない中でもふらっと足を伸ばせる場所なので、かなりオススメの場所です。
ではでは、今日はここまで!お付き合い頂き、ありがとうございました!
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