【エジプト】考古学博物館で古代エジプトに触れる〜闇のゲームの始まりだ〜

おはようございます。なお吉です。

大満足のピラミッド訪問の次はさらに古代エジプトについて触れたく、考古学博物館に行ってきたお話。


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ピラミッド、事前にあれだけ大量の写真を見てきたにも関わらず、やはり実物を目の当たりにしたらワクワクが止まりませんでした。

 

そうなると、やはりもっと古代エジプトに関するものを体感したく、カイロにあるエジプト考古学博物館に行ってきました。

 

大人気施設ですが、チケットは当日窓口にて普通に買えます。

 

中にあるミイラの展示室は別料金。僕はミイラには興味がそそられなかったので、一般展示のみにしました。

 

※カメラ持ち込みは別途費用が掛かるので要注意。

 

1階は時代ごとの貴重な品々の数々

手荷物のセキュリティーチェックを通過し、いざ入館。

 

だだっ広い施設ですが、時計回りに見て回ることで古王国、中王国、新王国と時代に沿って見学することが出来るとのことなので、それに習って巡っていきます。

 

とは言え、古代エジプト文明についての知識なんて世界史Aまでしか持ってないので、宿で写真を撮ってきた地球の歩き方のエジプト考古学博物館のページを頼りに見て回るんですけどね。

 

いきなり出てきたのが、こちら。

 

書記座像。

 

教科書に出てきていた記憶があるこいつ。

 

50cmほどと意外と小さいのですが、しっかりと形が残って展示されているのが驚きです。

 

そう、この考古学博物館の驚くべきポイントが、その状態の良さ。

 

ラーホテブとネフェルトの座像。古王国時代の傑作なんだとか。

 

古代ギリシャ等ヨーロッパで出土する石像はたいていが破損が激しいものが多いという印象。

 

ただ、この古代エジプト関連のものは本当に破損箇所が少なく、古いもので4000年以上前のものがあるなんて信じられないほど、とにかく綺麗。

 

綺麗に残っていても大雑把な造形に時代を感じられ、妙に愛着を覚えます。

 

まるで

 

旧キットのガンプラを見ている感覚。

 

古き良き。まさにそれ。

 

また、古王国エリアで見逃しそうだけど、見逃してはならないものがあります。

 

こちら。

 

10cmにも満たない小さな像。

 

これの説明がこちら。

 

そう、これこそあのギザで一番巨大だったピラミッドに眠っていたクフ王

 

なんとこの小さな像が現存する唯一のクフ王像なんだとか。

 

展示の奥にちょこんとだけ置かれているので、多くの人がスルーしがちですが、このピラミッドを見たからにはやはり見逃せない一品ですね。

 

1階エリアは他にも、

 

ラムサス2世の娘、メリト・アムン像。

 

エジプト神話の神、ホルスに守られるラムサス2世の子供時代。(設定が細かい)

 

などなど有名なものから、

 

スフィンクス!

 

スフィンクスぅ??(゚A゚;)

 

だったり、

 

家族の成長!

 

だったり。

 

あーー、やっぱり突っ込んじゃう(゚A゚;)

 

他にも、

 

棺関連も多数。

 

やはりミイラが入っていたであろう棺にはかなり細やかな装飾が施され、美しい。

 

その他、本当に数多くの展示のある1階エリア。

 

そんな数多くの展示の中で、僕が一番好きだったのがこれら。

 

ヒエログリフ等エジプト文字の数々。

 

絵で表現されたものであったり、文字のようなものであったり。

 

時代の移り変わりにより、その発展が見受けられるこれらの文字は一体何を示しているのだろうか。

 

はたまた何のために書かれているのだろうか。

 

探究心を掻き立てられます。

 

デザインとして見てもただただ魅力的。

 

文字にワクワクするって変ですよね?でも不思議と一番興味を惹かれたものがこれでした。

 

2階は有名所とツッコミどころと

さて、2階に行きます。

 

2階は時代ではなく遺跡毎に展示がされており、なんだかバラエティー豊かな展示が多い印象。

 

なんだこの人形たちは……(゚A゚;)

 

え、やんのか?

 

ちょっとちょっと、喧嘩はおよし〜J( ‘ー`)し 

 

おう、やんのか?え?やんのか?

 

 

……何やってんだ俺は。

 

しっかりとした展示ももちろんあります。

 

豪華絢爛な椅子。

 

王族のものなんでしょうね。

 

犬。

 

たぶんインド神のアヌビス。

 

また、2階はミイラの展示室もある関係か、ミイラ関連のものが数多くありました。

 

これは珍しい女性用のミイラの棺。

 

きっと王の婦人か娘のものなんでしょうね。

 

これらはミイラのマスク。

 

金ピカー(゚A゚)

 

そう、この階にはかの有名なツタンカーメンの宝物も展示されています。

 

ただし、ここは撮影禁止。

 

ツタンカーメンのマスクを見た感想としては、色んな媒体で何度も見てきたものですが、ピラミッドと同様でやはりこみ上げる感動がありました。

 

それに他のマスクと比較してもその輝きや装飾の豪華絢爛さは抜きん出ていました。

 

ただですね。

 

僕を一番惹きつけたものはツタンカーメンではなかったんですよ。

 

さぁ、闇のゲームの始まりだ

それは小さな展示室を見ている際に唐突に現れました。

 

こちら。

 

こ、これは!

 

似てる……あれに似てる……

 

そう。

 

俺のターン!

 

死 者 蘇 生 !

 

姿形、まさに死者蘇生そのもの。

 

きっとこれを元に作られたんでしょうね。そうだ。そうに違いねえ。

 

初代遊戯王の世代ドンピシャですもん。

 

超テンション上がりましたよ。

 

この死者蘇生を見るためだけに考古学博物館に来た価値があったというものです。

 

 

……いや、それは言い過ぎか(゚A゚)

 

まとめ

考古学博物館はヨーロッパの博物館と異なり、当然ながらエジプト文明のみの展示のため、飽きる人もいるでしょう。

 

ただ、その分時代の移り変わりがはっきりと見て取れるのと、ツタンカーメンのような世界的に超有名な展示も見ることが出来るので、僕は大満足の博物館でした。

 

興味深いエジプト文字の数々や死者蘇生も見れたしね。

 

ではでは、今日はここまで!お付き合い頂き、ありがとうございました!


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