おはようございます。なお吉です。
今日からアフリカ最後の国、レソト編です。っと、その前に情報の少ないアクセス方法をご紹介したいと思います。
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いよいよケープタウンを後にし、次なる国に向かいます。
それがレソト王国。
え?それどこだよって?(゚A゚;)
ここだよ、ここ。
そう、南アフリカの中に位置するという不思議な国なんです。
世界最南の内陸国でもあるんだそうです。
ちなみに国旗はこちら。
ファミマじゃねーぞ!
ファミマは上下反対だ。
さて、そんなレソト王国ですが、国土の全てがドラケンスバーグ山脈の山中に位置し、また全土が標高1400mという高地にあることから「天空の王国」、「アフリカのスイス」、「南部アフリカの屋根」とも呼ばれています。
そんなレソト王国の目玉は何と言っても大自然なんだとか。
ザンビアであったスペイン人からも「アフリカに来たからにはレソトの大自然を見ないなんて本当に勿体無い」と念を押されたほど。
そこまで言われれば行かない訳にはいきません。行ってきましょう、レソト王国。
さて、レソトの国境は有名なところが2つあります。
1つが首都・マセルに程近いマセルボーダー。
そしてもう1つがレソト南東にある国境、サニパスボーダー。
マセルボーダーは南アフリカの首都・ブルームフォンテーンの側であるため、アクセス良好。
一方でサニパスボーダーは行き方の情報が乏しく、近くに大きな街もないため、たどり着けるか自体不明。
普通に考えればマセルボーダー一択。
なのですが、僕はサニパスボーダーから入国したいと思ってます。
何故か。
このサニパスボーダー、ここを通る際に見る景色がレソトの中でも断トツで絶景なんだとか。
この困難なボーダーを通った人は口を揃えて、絶対行った方がいいと。驚くべき絶景が続くのだとか。
そこまで言われちゃ、行くしかないでしょ!
ただ、ケープタウンからのアクセスが本当に情報がなかったので、手探りの中行ってきました。
今回はその情報を共有したいと思います。
○ケープタウン→ダーバン
まずはケープタウンから南アフリカ南東部の街、ダーバン(Durban)を目指します。
ダーバンへは夜行バスを利用しました。
ここで南アフリカでバスを利用する際、オススメのサイトがあります。
それが「Computicket」のバス予約ページです。
HP:https://www.computickettravel.com/ctktravel/busses
画像引用:https://www.computickettravel.com/ctktravel/busses
南アフリカにある数多くのバス会社から目当てのバスを一括検索出来る優れモノ。
時間や費用から最も自分のスケジュールに合ったバスを調べるにはもってこいのサイトなのでオススメです。
この中で、僕のスケジュールに合致した、 Eldo Coaches社のバスを利用しました。
費用:650ランド
バスターミナルはケープタウンのメインバスターミナル。
ちなみにComputicketで購入したチケットは当日、バスステーションにある各バス会社のオフィスにて発券する必要があるので注意が必要。
という訳で発券。
て、手書き……
定刻通り8:30にケープタウンバスターミナルを出発。
途中、何度かの休憩を取り、翌朝6時頃にコクスタッド(Kokstad)の目前のガススタンドに到着。
ここで少し考えました。
ここコクスタッドからサニパスボーダーの側にある街、アンダーバーグ(Underberg/アンダーベルグ)まで行ければかなりのショートカットになるんじゃないかって。
そこで、バスの運転手に相談。
結果、
コクスタッドからアンダーバーグまでのバスはないのと、ヒッチハイクをしようにもここを通る車が少なく、かなり危ない賭けになるから止めておいた方が懸命とのこと。
他のバスの運転手にも聞いてもらっての結果なんで、これが正しいんでしょうね。
そんな助言を受け、大人しくダーバンまで行くことにしました。
9:30ダーバンバスターミナル到着。
想定していた場所と全く違うバスターミナルなので、かなり困惑しました。
○ダーバン→ピーターマリッツバーグ
さて、ここから再度アンダーバーグを目指します。
バスの運転手達曰く、このバスターミナルのどこかのバスがアンダーバーグ行きを出しているんだとか。
そこで各社聞きまわります。
その結果、
どこもアンダーバーグ行き、持ってないとか……
どこも横のバス会社に聞いて!→横のバス会社に聞いて!→のエンドレス。
マジか……
募る不安。
というのも、ここダーバン。
かの有名な凶悪都市、ヨハネスブルグの次に治安が悪い都市なんだとか。
そんな治安の悪い街をこの荷物フル装備の状態でなんて歩きたくない。
僕的にはバスターミナルから一歩も出たくないのが本音。
どうにかして行く方法はないだろうか……
そう思い、バスターミナルの中で一番気の良さそうなおじさんに相談してみることに。
おじさん、想像以上に親身になってルートを考えてくれます。ありがたや……
そしておじさんの出しだ結論が、
「ダーバンからマリッツブルグへ移動して、そこからミニバスでアンダーバーグに向かう。」
……マリッツブルグってどこだ?
地図上で検索しても出てこない。
地図に悪戦苦闘していると、おじさんが示した場所がここ。
ピーターマリッツバーグ(Pietermaritzburg)。
そうなんです。南アフリカの各都市は現地の人達の呼び方と英語表記が微妙に異なるのです。
ヨハネスブルグなんでジョーバンっていうぐらい。どこだよそこ。
とりあえずヒントは得たので、何社かバス会社を確認したところ、
ありました、ピーターマリッツバーグ行きのバス。
このバス会社、Intercity社のバス。
ちなみに行き先の確認の時もマリッツブルグって言われるので、要注意。
費用:100ランド
南アフリカのバスは長距離だと割安だけど、短距離だとかなり割高感が否めない。
こちらも定刻通り11:30に同じダーバンバスターミナルから出発。
そして、約1時間後の12:45にピーターマリッツバーグのマクドナルド前に到着。
バス停、マクドかよ(゚A゚;)
まぁ、かの高級バス、Intercapeもここに停まってたから、ピーターマリッツバーグではここがメインのバスターミナルなのだろう。
○ピーターマリッツバーグ→アンダーバーグ
さて、次こそアンダーバーグへ直接移動したいところ。
バスの運転手曰く、この街のミニバス乗り場からアンダーバーグ行きのミニバスが出ているんだとか。
という訳で聞き込みをし、ミニバス乗り場に向かいます。
メインのミニバス乗り場はこちら。
このスーパー”Shoprite”の駐車場がミニバス乗り場になってるんだとか。
到着後、早速アンダーバーグ行きのミニバスを探します。
探します。
探します。
ミニバスのおっちゃん「アンダーバーグ?乗り場ここじゃねーよ。」
なん……だと……
どうやらアンダーバーグ行きはマイナーなようで乗り場は街外れの方のミニバス乗り場なんだとか。
とはいえ2km程なので、歩きます。
ちなみにここ、ピーターマリッツバーグには興味深い銅像があります。
それがこちら。
誰だかわかります?
そう、ガンジー。
インド独立の父の銅像が何故ピーターマリッツバーグに?
ガンジーがその昔、鉄道の一等車へ乗車しようとした際、当時白人優位の人種差別政策により、チケットを持っていたにも関わらず白人でないことを理由に車掌に荷物もろとも放り出されてしまった事件は有名な話。それがきっかけとなり、ガンジーの活動家としての活動が始まったようなものですもんね。
その事件があった場所こそ、ここピーターマリッツバーグなんだとか。
ただ、人種差別の現場であたかもその土地の英雄のようにガンジーの銅像を作られるって、何だか違和感満載ですね。
さて、そんなガンジーの銅像を横目に街外れのミニバス乗り場に到着。
※このレストランの真ん前がミニバス乗り場
ここで無事、アンダーバーグ行きのミニバスを発見。
費用:105ランド(運転手直接支払い)
ここで人数が集まるまで待機。ミニバスですもん、仕方ない。
待つこと1時間ほど。
満員になったため、15:15にピーターマリッツバーグのミニバス乗り場を出発。
16:45にアンダーベルグミニバスターミナルに到着。
※このガススタンドの真ん前がミニバスターミナル
○アンダーバーグ→サニロッジバックパッカーズ
ここからサニパスボーダーまであと少し。
なのですが、時刻が既に17時直前。
南アフリカ、レソト共にボーダーが閉まる時間は18時。
この日のうちにサニパスボーダーを目指すのは危険と判断しました。
ですので、この日はサニパスボーダー近くのホステルに泊まることにしました。
今回滞在するホステルはSani Lodge Backpackers(サニロッジバックパッカーズ)。
Google Map上では4つ星ホテルとなってますが、安いドミトリーもあるので安心してください。
アンダーバーグからこのサニロッジバックパッカーズへもミニバスを利用します。
ピーターマリッツバーグが到着したミニバス乗り場と同じ場所から乗り換えることが出来ます。
ミニバスに表記がないため、どのミニバスがどこに行くか判断出来ないので、ミニバス乗り場にいる乗客を案内している係員を見つけ、サニロッジバックパッカーズに行きたいことを伝えましょう。
※住民の方やレストランスタッフに聞き込みをしたら、メータータクシーでしか行けない、ミニバス乗り場は別の場所等言われるかもしれませんが、ちゃんとミニバスがあるので安心してください。
無事、目当てのミニバスに乗車。
17:00にアンダーバーグのミニバスターミナル出発し、17:15にサニロッジバックパッカーズ入り口前で降ろしてもらえました。
※サニロッジバックパッカーズはこの看板が目印。
料金:39ランド(運転手直接支払い)
ちなみにメータータクシーの場合、1台180ランドが目安だそうです。たっか。
ちなみにこの中継がてら寄ったサニロッジバックパッカーズ、かなり居心地の良いホテルでした。
清掃の行き届いた室内、清潔で水温も水圧もいい感じのシャワールーム、山奥にも関わらず使えるWi-Fi。
何より山奥ならではの美しい風景に囲まれた環境がかなりいい感じ。
料金も1500円しないぐらい。
時間があればもう一泊ぐらいしたかったホテルでした。
※写真は撮り忘れました……
○サニロッジバックパッカーズ→サニパスボーダー(南アフリカ側/レソト側)
さて、ここからは次回のお話にはみ出しちゃうので、簡潔に書いちゃいます。
まずは国境行きのミニバスが朝9時にあることをホステルのスタッフから聞きつけたため、8:00にサニロッジバックパッカーズから国境行きのミニバス乗り場に向けて出発しました。
サニロッジバックパッカーズを出て道なりに西に進みます。
場所は大方この辺り。
サニロッジバックパッカーズからここまで約3kmぐらいあります。舗装されているとは言え、山なので起伏の多い道でもあるので、荷物フル装備の状態で徒歩で向かうのは結構大変です。
僕は途中まで歩いた後、後ろから来た車をヒッチハイクしてここまで乗せてもらいました。
料金:無料(ありがとうございます。)
8:45にミニバス乗り場到着。
ここでミニバスに料金を確認。
なんと110ランド。
たった25km弱でこの価格。足元見られてる感が凄い。
なので僕はミニバスに乗らず、ヒッチハイクをすることに。
ヒッチハイクを始めるも、そもそも車の通りの少ない道で且つ人数フルの車が多かったので、想像以上にヒッチハイクの難易度の高い場所のように感じました。
ヒッチハイクを始めて30分程経過。
ひょんなことからヒッチハイク成功。
※これは次回のお話で。
9:30に国境行きミニバス乗り場を出発。
その後、色々ありまして南アフリカ側のサニパスボーダーを経由し、13:30にレソト側サニパスボーダー到着。
※これも次回のお話で。
料金:無料(ありがとうございます。)
という訳で、
レソト到着!!サニパスボーダークリア!!
お疲れ様でした!!
まとめ
最後にこの移動のまとめを。
【移動箇所】
ケープタウン→ダーバン→ピーターマリッツバーグ→アンダーバーグ→サニロッジバックパッカーズ→サニパスボーダー(南アフリカ/レソト)
【総移動時間】
総時間:53時間(2日と5時間)
総乗車時間:32時間10分(待ち時間除く)
【総台数】
6台(夜行バス1台、バス1台、ミニバス2台、ヒッチハイク2台)
【総額】
894ランド(650+100+105+39)≒7950円
※サニパスボーダーまでミニバスを利用した場合、ここに110ランドが追加で加算されます。
いやー!まとめたー!長かったー!
これが後のサニパスボーダーを目指す旅人の役に立つことを切に願います。
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