おはようございます。なお吉です。

さて、いよいよパタゴニアの大自然に突撃していきたいと思います！

まずはエル・カラファテから行ける大自然、ペリトモレノ氷河へ。

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パタゴニアに来て、見てみたいと思っていた大自然の一つが、今回向かいます場所はペリトモレノ氷河。

 

氷河ですよ！皆さん！

 

 

氷河！！

 

 

何千年も前の氷や雪が堆積し、今現在に姿を残しているこの氷河。

 

 

言わばタイムスリップ。

 

 

言わば浪☆漫。

 

 

少年心が擽られます。

 

そんな氷河が今も見られるのが、エル・カラファテから70km強に位置するこの氷河。

 

この氷河、なんと、

 

画像引用：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E6%B2%B3

かのWikipedia先生の「氷河」欄のトップ画像として使われるほどの氷河。

 

はえ～。

 

まぁ、

 

画像引用：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E9%87%8E%E7%90%83%E9%81%B8%E6%89%8B

Wikipedia先生の「プロ野球選手」の項目のトップ画はなぜか元中日・森野選手だけどね。

 

 

そんな”氷河界の森野”、ペリトモレノ氷河へ行ってみたいと思います。

 

……なんか微妙な称号。

 

氷河トレッキング申し込み！そのお値段に驚愕……

さて、ペリトモレノ氷河は大きく分けて、氷河だけを見に行くプランと、氷河の上を歩くトレッキングプランの2つの楽しみ方があります。

 

氷河まで行くんですもん、せっかくなら氷河の上を歩きたい。

 

と言う訳で、トレッキングをすることに。

 

トレッキングにも種類があるようなので、そこはツアー会社に行ってから決めることに。

 

僕が利用したツアー会社はHielo y Aventura。

 

氷河トレッキングをする日本人の多くが申し込むこのツアー会社。

 

さて、入店しｙ…

 

 

その時でした。

 

ミニトレッキング：2,700ペソ

ビッグアイス：5,200ペソ

※別途国立公園入場料：500ペソ

 

当時（2018年1月中旬）の日本円に直すと、

 

ミニトレッキング：16,050円

ビッグアイス：30,910円

※別途国立公園入場料：2,970円

 

 

ﾋｴｯ…(ﾟＡﾟ;)

 

 

2017年3月時点の価格

ミニトレッキング：2400ペソ

ビッグアイス：4000ペソ

情報引用元：world photripさん

 

2017年3月から1年足らずで更に値上げしとるやないかい。

 

流石は鬼のインフレ状態のパタゴニア地方……

 

本当はビッグアイスに参加する予定だったんですが、半日のトレッキングで3.5万円は流石に高すぎたのと、天候が良さげな日にビッグアイスは催行されないとのことだったので、ミニトレッキングで参加することに。

 

ふぃぃ…高えよぉ…

 

眼下に見る圧倒的存在感

さて、朝10時。ホテル前にてピックアップされペリトモレノ氷河を目指します。

 

さすが総額2万円。お迎え付きです。おほほ。

 

ちなみにこちらで準備する持ち物は昼飯、手袋、ニット帽。

 

えっ、総額2万円もするのに昼飯付いてないのかよ……

 

さて、そんなこんなショックを受けつつバスに揺られること2時間。

 

国立公園入場。

 

そしてまだペリトモレノ氷河まで辿り着く前の、変な場所で停車。

 

何だ何だ？(ﾟＡﾟ)

 

おぉ！遠目に氷河！

 

まだ距離はあるものの、その薄いブルーの姿にテンションがかなり上がりました。

 

ちなみに流氷もちらほらと。

 

間近で見るとどんなんなんだろうか。

 

期待に胸が膨らみます。

 

変な鳥に見送られながら、バスは再出発。

 

そして、ペリトモレノ氷河を見下ろせる展望台到着。

 

うぉぉぉぉぉぉぉ！！！！

 

すげぇぇぇぇぇぇ！！！！

 

大迫力の氷河！

 

何やらこのペリトモレノ氷河は総面積250km²もの大きさをほこっています。

 

その大きさ、

 

なんと、

 

 

甲子園6.5個分に相当。

 

 

う～～～ん、広い…のか？(ﾟＡﾟ;)

 

 

この氷河は今も成長しており、毎日2m拡大しているんだとか。

 

ただ、その2m大きくなった分、先端の2mが崩落してなくなっているため、実質はプラスマイナスゼロ。

 

しかし、地球温暖化の影響で世界の氷河のほとんどが小さくなっている中で、後退していない氷河として非常に珍しいものなんだとか。

 

 

はえ～。

 

 

という訳で、トレッキング開始までの間に、

 

探検、スタート。

 

少し近付いて見てみると、

 

汚えな。

 

展望台に近い先端は若干汚れ気味。何故だろう？

 

そんな第一印象を抱きつつも、一番端まで行ってみました。

 

一番端はこのような湖。

 

ちなみにこの湖、前回紹介したアルヘンティーノ湖の一部。

 

やっぱデケえな、アルヘンティーノ湖。

 

さて、ここから見える氷河がこちら。

 

美しい。

 

横に伸びる広大な氷河。美です、美。

 

そんな氷河の上をカメラでズームしてみてみると、

 

凄いゴツゴツ感。

 

色合いの美しさに反し、何とも力強い感じ。

 

そんな美と力強さを堪能していると、

 

 

ドカン。

 

崩落。

 

 

すげー。

 

 

あっ(ﾟＡﾟ)

 

 

くそう！見とれて写真撮れなかった！

 

 

不覚です。

 

同じ場所で崩落が起こらないかと少し粘ってみたのですが、気配がなかったため、一番近くで眺められる場所に移動。

 

汚れは目立ちますが、やはり近いと迫力が違います。

 

その時でした。

 

やっぱり日頃の行いが良かったんでしょうね。

 

崩落アゲイン。

 

今度は写真でもバッチリ撮れました。

 

氷河の崩落は本当に自然のものなので、いつどこで起こるかなんて、誰にも予測できない代物。

 

それを1日で複数回崩落を見ることが出来るなんて。

 

本当に感動です。

 

そんなこんな、トレッキングの時間が迫ってきたので、これにて展望台からのペリトモレノ氷河は終了。

 

これだけでも、かなりの満足度。

 

トレッキングでは、どんな姿を見せてくれるんだろう。楽しみです。

 

ペリトモレノ氷河へ最接近！

トレッキングのスタート地点はこの展望台から湖を渡って少し離れた場所。

 

そこまでは船で移動します。

 

※船料金はトレッキング費用に含まれています。

 

展望台からの氷河も大迫力でしたが、船からはトレッキング客以外の観光客はいない状況なので、かなり自由に氷河を眺められます。

 

また湖の上なので、流氷との距離が物凄い近いこと。

 

流氷と言っても、これは元々は氷河だった一部。

 

こんなものが崩落しているのか……

 

これなら崩落の時のあの轟音も納得です。

 

さて、そんなこんなしているうちにスタート地点へ到着。

 

遠くには先のグループがトレッキングを開始している姿が見えました。

 

あんな感じで氷河を渡っていくのか。楽しみだ。

 

圧倒的崩落。そしてトレッキングに向けて。

さて、出発前に英語ガイドとスペイン語ガイドに別れ、説明を聞きます。

 

説明を聞いていたその時でした。

 

 

 

 

 

ドカン！！！！

 

 

 

 

 

崩落アゲインアゲイン。

 

 

この日一番の崩落。

 

 

さっきまでの崩落とは比べ物にならない程、巨大な崩落だったので本当に大迫力。

 

ガイドの説明を撮影するためカメラを起動させていたのが功を奏し、この素敵な画を撮ることが出来ました。

 

これだけでも氷河トレッキングに申し込んで良かったなぁ。まだスタートもしてないけど。

 

さて、そんな素晴らしき崩落を堪能出来たので、いよいよトレッキングに向けての準備。

 

今回は氷河の上を歩くので、

 

アイゼン。

 

これで氷に足を固定して進んでいきます。

 

僕のアイゼン童貞はパタゴニアで捨ててきました。

 

さて、これにて準備完了！

 

さぁ、トレッキングスタートだ！

メンバー全員の準備が完了し、いよいよトレッキングスタートです。

 

それにしても、

 

氷河、やっぱ汚え。

 

人がガンガン登っているためか、どうしても土汚れが氷河に着いちゃってます。

 

まぁ、奥に行けば綺麗になるかな。

 

いざ。

 

このトレッキングは一列になって進んでいきます。

 

やっぱり氷河は滑りやすく、気を抜くと大怪我に繋がっていきそうな雰囲気。

 

また、道が崩壊した場所なんかはガイドがハンマーで新たに道を作るという、何とも野性味溢れるトレッキング。

 

そんな足元に気をつけながらも目の前の光景を見てみると、

 

この凹凸が凄く美しい。

 

この凹凸部分には水が溜まっている場合が多く、

 

凄く透明度の高い氷河の水を見ることが出来ます。

 

驚くべきはその青さ。

 

外面は人の足で踏まれて汚れるのに対し、内部は綺麗さが保たれていて、本当に青い。

 

美しい。その一言です。

 

さて、トレッキングはメンバーに遅れが出ないように時々小休憩を挟みます。

 

その間は絶好の撮影タイム。

 

本当に絶景だなぁ。

 

ある程度進んだ段階になってくると、凹凸の激しさが増してきました。

 

やはり奥の方は青一色。

 

美しや……今日はこれしか言ってない。

 

それにしても天気が良いなぁ。

 

白の氷河と青の水の部分は天気が良いと更に栄えるので、本当に天気は重要。

 

天気待ちをした甲斐があったというもの。

 

これからペリトモレノ氷河トレッキングをされる方は、ぜひ天気予報を見て行かれるのをオススメします。

 

ただ、あまりにも天気が良すぎたため、

 

川、爆誕。

 

どうやら太陽光が強すぎて表面の氷河が溶けて出来た様です。

 

ちなみにこの水、

 

飲めます。

 

美味し！

 

ただ、天気が良すぎたため予定の道が通れなくなり、当初の予定で訪れるはずだった氷河の洞窟には行けず……

 

それだけが心残りです。

 

残念。

 

それでも十分満足の行くトレッキングでした。

 

お待ちかねの氷河ウイスキーを堪能

さて、このペリトモレノ氷河トレッキング。

 

最後を締めくくるのが、

 

その場で砕いて採取した氷河で作る、

 

氷河ウイスキー。

 

この光景の中で飲む氷河ウイスキー。

 

絶品。

 

幸せです。

 

そんなウイスキーを片手に最後まで楽しんだペリトモレノ氷河。

 

最高でした。

 

まとめ

パタゴニアの一発目に持ってきたペリトモレノ氷河トレッキングでしたが、やはりパタゴニア独自の大自然を堪能することができ、本当に最高のトレッキングでした。

 

ただ、やはりネックはそのお値段。

 

トレッキングに2万円弱を出すのには、かなりの勇気は必要です。

 

年々値段が上がっていっているので、興味を持たれた方、来年には行ってみることをオススメします。

 

最後に余った画像を差し込んで、ではではこの辺で。

 

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