今日も元気にパタゴニア!(まぁ、「今日も元気に姫路城」のパクリです)
なお吉です。
今日もパタゴニア編を行ってみましょう。今度は南のトーレス・デル・パイネ国立公園へ!
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さて、フィッツ・ロイを全力で堪能したわたくし。
以前にお話したように、次はもう1つの目的地、トーレス・デル・パイネ国立公園へ!
……行きたいのですが、ここからパタゴニア地方が天気予報的にかなり天気が悪かったんですよ。
トーレス・デル・パイネ国立公園では、何泊かテント泊をしながらトレッキング三昧をするはずが、雲行きは怪しい。
ただ、ここでパタゴニアを切り上げては後悔が残りそう……
そうだ、一先ずはトーレス・デル・パイネ国立公園への拠点であるプエルト・ナタレスに行ってみよう。
エル・チャルテンからプエルト・ナタレスへ移動
さて、今いるエル・チャルテンからプエルト・ナタレスへ直接移動する手段はありません。
そのため、エル・チャルテンから南パタゴニア地方の拠点であるエル・カラファテへ一度移動して、そこからバスを乗り継ぎプエルト・ナタレスを目指す必要があります。
ということで、まずはエル・カラファテを目指します。
まぁ、前回エル・チャルテンに来た道を帰るだけです。
ただ、前にお話したように、往路と復路は別で購入したほうが安いし時間的融通も効くので、エル・カラファテ行きのバスチケットを購入します。
600ペソと書いてますが、実際は400ペソ。謎の値引きです。
ちなみに往路はこれでしたね。
480ペソ。なので復路のほうが80ペソ安め。謎です。
バスも同等の大型バスだったので何の問題もなく、約3時間で前回の出発地点のエル・カラファテの新バスターミナル到着。
次にプエルト・ナタレスへ移動します。
が、
当日移動は不可能だったのとフィッツ・ロイ疲れを癒やすため、数日間エル・カラファテのHostel Amelで療養。
そして改めてエル・カラファテからプエルト・ナタレスへ移動します。
バスチケットは前日のうちに新バスターミナルで購入。
590ペソ。
距離的には、エル・チャルテンと同じぐらいの距離。
ただ、さっきの地図でお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、
道中、国境があります。
そう、プエルト・ナタレスはチリの街なんです。
なのでこのバス、国境越えバスになるのでパスポートはお忘れなく。
定刻通り朝7時半、出発。
バスは順調に進んでいき、アルゼンチン国境到着。
出国は特に問題なく。
問題はチリ国境。
荷物検査が中々厳しい。
陸路国境では珍しく青果の持ち込みが禁止のため、果物や野菜は没収される上で尋問、最悪の場合高額罰金を課せられる可能性があるそうなので、青果はアルゼンチンで全て消費してから乗り込むのをオススメします。
検査が厳しく、且つパスポートコントロールの窓口が少ないため、国境を越えるために時間が結構掛かりました。
そんなこんな国境での時間ロスもあって約6時間後、プエルト・ナタレスのバスターミナル到着。
国境の検査はバスを毎回降りるのが少し億劫なのですが、同一バスなので特に問題ないかと思います。
プエルト・ナタレスで世にも奇妙な裸族を発見
このプエルト・ナタレスで少し天気待ちをします。
宿は最近アジア人が多く利用するHostal Rio Tyndalに滞在しました。
プエルト・ナタレスはエル・カラファテとエル・チャルテンのちょうど中間といったような街の大きさ。
特徴としては小さな港があるという点。
……天気悪いな(゚A゚;)
さて、そんなプエルト・ナタレス。
この南パタゴニア地方でも南部に位置する街。
このエリアから、”ある民族”の存在がちらほらと現れてきます。
それがこちら。
何じゃこりゃ?(゚A゚;)
全身、奇妙なデザイン。そして頭に謎のフォルム。
これ、本当に人間なのか?
……あっ(゚A゚)
間違いなく、人間の男ですね。間違いなく。
この奇妙な姿をしてるのはセルクナム族という南部パタゴニア地方に居住していた先住民なんだそうです。
彼らは普段は裸で生活している”裸族”。
裸族と言っても毛皮は覆っていますね。
ただ、彼らの成人の儀が何とも特徴的。
この先住民族で最も神聖な儀式というのが、この男性の成人式だそうで、その際に男性たちは独特のボディペインティングを施し、奇妙な面を着け、”精霊”に扮するのだそうです。
そう、この奇妙な姿は精霊の姿を表現した結果。
実際に彼らの成人の儀の姿を写した写真がこちら。
うん、さっきの像と同じ奇妙な姿のものばかり。
”ウルトラマンの敵”のようだと言われている気持ちが凄く分かりますね。
彼らの奇妙の姿は旅行者にはかなり人気で、プエルト・ナタレスの街中には彼らが描かれたものを多く見掛けます。
お土産屋でも彼らのマグネットやTシャツで溢れています。
ただ、彼らはもうこの世には存在しません。
新大陸を発見したスペイン人に虐殺されたそうです。
他の説には「彼らに服という文化を与えたが、洗濯を教えなかったため、菌の繁殖により滅んだ」ってのもあるようですが、裸族と言えど元々毛皮を覆う文化は持っていた民族なので、少し無理がある説のように感じました。
そんな今はなき民族の爪痕、このプエルト・ナタレスで少し感じることが出来てよかったです。
まとめ
トレース・デル・パイネ国立公園の拠点のプエルト・ナタレス。
実はセルクナム族についてはもっと南にあるウシュアイアが、像や絵やお土産で一番栄えてるんだとか。
ただ、ここプエルト・ナタレスでも十分にセルクナム族の奇妙な雰囲気も感じることが出来たのは、儲けものでした。
さて、次回はいよいよパタゴニア最後の大自然、トレース・デル・パイネ国立公園編です!
お楽しみに!
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