おはようございます。なお吉です。
さて今日はずっと書きたかった、リオのカーニバルについてどう参加したらいいか等をバックパッカー目線でまとめてみたお話。
ブログ村のランキングに参加しています。
下のバナー及びリンクをクリックすることで本ブログにポイントが加算されます。
パソコン、スマホの方は下のバナーを
バナーが出ない方は下のリンクを
ブログ更新のモチベーションになるので、1日1ポチのご協力、お願いします!
※読み込み完了まで!
各SNSやってます!フォローよろしくお願いします!
リンクはこちらから!
Instagram:naokichi_traveler
Twitter:@naokichi_travel
Facebook:世界大作戦
リオのカーニバル。
世界最大のカーニバルイベント。たぶん。
日本でもその名を轟かすぐらいなんで、そういうことにしとこう。
旅人の中でもこのカーニバルを大きなイベントに位置付けている人もいるでしょう。
かく言う僕もそうでした。
ただね、
ネット上にあるリオのカーニバルの情報ってなんか曖昧なんですよ、マジで。
もう情報が何が正しくて何が正しくないかがわからん。
そりゃそうです。
だってネット上の情報は短期旅行者向けに正規情報を記してるものばかりなんですもん。
ただ、世界一周者を含む旅人が欲しいのはこれでしょう。
“安く確実に見れる方法”
後に続く旅人の役に立てばいいなぁと思って、この点に関して徹底的に解説したいと思います。
日時
4日間。
ただし時期未定。
いやマジで。毎年コロコロ変わるの。
だいたい1月末〜3月末には行われるっぽい。
ちなみに2018年は2/9〜2/12の4日間でした。
この日程は時期が迫ってきたら(だいたい10月頃とか)、頻繁に確認するのおすすめ。
あとね。
Google先生、鵜呑みにしちゃダメ。
だって直前まで2018年は2/11〜14って嘘情報を示してたんだもん。危うく騙されかけたわ。
天下のGoogle先生も惑わされる日程。
ちなみに4日間の内訳は前半2日間が2部リーグ、後半2日間が1部リーグ。
ちなみにちなみに、数日後に入賞チームによるエキシビションもあります。
時間
夜(22時頃)〜明け方(6時頃)に掛けて。
夜まで暇だわー、マジで昼間やってくんねーかなー?って思ったけど、
この時期の昼間は湿気ムンムン暑すぎワロタなんで、そりゃ出来ねーわって結論に至りました。
ちなみにいつ入っていつ出てもOK。ただし、一回外に出たら同じチケットで中には入れませんのでご注意をば。
会場
ここ。
サンボードロモ(Sambódromo)と呼ばれる場所。毎年同じ。
カーニバルはね。カーニバル本会場の他に“ブロコ”と呼ばれる路上カーニバルなるものがあります。これは後で解説します。
チケット
さて、一番気になるのはここですよね。
“チケットの種類が多すぎるし、値段の情報もまちまちで分からない。”
“そもそもどこで見るのがいいの?”
この点を色々書いていきたいと思います。
【チケットの種類】
チケットには、まずエリアがあります。
セクター1〜13。
○セクター1
パレードが始まる場所。つまりスタート地点。
構造は階段型。
野球場の外野席を想像してもらえればピッタリ。
唯一種類分けされていないセクターでもある。
つまり、一番前から一番後ろまで同じチケットでどこでも座れる。
ただし、一般発売なし。地元民用チケットらしい。
だから公式の座席表の中に存在しないのかと。
地元用なので高校野球のアルプス席のように各チームの応援団がいるらしい。ラッパ応援とかないよ。
と言っても、ダフ屋からチケット買えます。
○セクター2〜11
セクター1に続く座席。当たり前か。
偶数セクターが西側、奇数セクターが東側。
ここはセクター内でも種類分けがあります。
フリーザ(FRISAS)と呼ばれる一階席、中二階席(名前知らん)、エスペシャル(ESPECIL)と呼ばれる二階席。
フリーザは全席指定。
なんですが、皆前に行くんで、ぶっちゃけ空いてる席なら座っても問題なさそうってのが正直な感想。
エスペシャルはセクター1のように階段型の自由席。
早いもの勝ち。
中二階席は不明。どう取るのか本当に不明。
見た感じ、団体客用。ボックス席なのかな?なので旅人が買うことの方が少ないかも。
○セクター12,13
ゴール付近。
ここもフリーザとエスペシャルに分かれている。
ただし他のセクターより下がって作られている。
他のセクターの最後列が、セクター12,13の最前列。
【チケットの買い方と値段】
チケットの買い方は色々。
公式ショップでの購入、公式サイトからの購入、旅行代理店からの購入、ホテルでの購入、転売サイトからの購入、ダフ屋からの購入。
だいたいこれぐらいかな。
旅人のほとんどは値段が安いダフ屋からの購入になります。
ここで一つ心配事が出てくると思います。
“ダフ屋だとチケットがないことがあるんじゃないの?”
大丈夫、チケットは大量にありますから。指定がなければほぼ100%手に入ります。
ただし、「どうしてもセクター*のフリーザ(一階席)で見たい!」とか細かな希望があれば、ダフ屋以外の方法で購入される方が確実かも。
あっ、ダフ屋はセントラル駅、駅から会場に向かう途中の路上、各会場の入り口付近といっぱいいます。うじゃうじゃ。
一番固まってるのは各会場入り口付近。
チケットチケットと話しかけてくるので、キョロキョロしたりしてチケットを欲しそうな雰囲気を出しておいてください。ちなみに英語、スペイン語が通じる人は少ないので、スマホの電卓アプリを使って交渉すること必至。
さて、次に値段です。
ここでは正規価格ではなく、2018年のダフ屋で聞いた情報、その他購入者から聞いた情報をあげていきます。
ダフ屋購入の場合、どのダフ屋から買うか、どの日のチケットを買うか、また何時に購入したかよって金額が変動するので、参考程度に見てもらえれば幸いです。
※1レアル≒33円(2018年2月時点)
○セクター1
200レアル(ダフ屋、最終日22時頃)
○セクター2〜11
250レアル(11エスペシャル、ダフ屋、3日目13時頃)
220レアル(4エスペシャル、ダフ屋、最終日23時頃)
※3枚購入
200レアル(3エスペシャル、ダフ屋、最終日22時頃)
※3枚購入で交渉成立したが、突如ダフ屋が消え、消滅
ダフ屋以外で買った人の情報はこちら。
75レアル(エスペシャル、公式、初日日中購入)
15,000円(フリーザ最前列、日本人宿、初日日中購入)
○セクター12,13
10レアル(エスペシャル、ダフ屋、22時頃、3時頃購入)
値段の傾向としては一般的にはこんな感じ。
・二部リーグの日より一部リーグの日の方が高くなる。
・前もって購入するより当日購入した方が安くなる。
・開演前より開演後の方が安くなる。
【座席感想と適した旅人像】
ここからは個人的所感になりますが、どの席がどう見えて、どのような旅人に適しているかを述べたいと思います。
○セクター1
スタートの席のため演者は元気だけど、まだ温まってないかも。
エスペシャルとフリーザで別れていないため、一度に色んな角度から見れるのがお得感がある。
チケットの値段も高すぎないため、ダフ屋でチケットを見つけられれば、どの旅人でも買って損はないかも。
○セクター2〜11 エスペシャル
上から俯瞰的に見れるので、リオのカーニバルだからこそ味わえる大人数でのサンバの大迫力を一番楽しめる席だと思う。
一般的には審査員席に近づくため、後ろの番号になるほど見応えがあると言われてる。
が、ぶっちゃけサンバなので隊列が綺麗とか踊りにキレがあるとかは存在しないため、どのセクターでもいいかも。
審査員席も結構散らばってるし。
むしろ身体が温まって、且つ疲れていないセクター4や5がいい気がする。
カーニバルを全体的に楽しみたいなら、この席がオススメ。
○セクター2〜11 フリーザ
お金に糸目をつけなければ、一番オススメの席。
まずは距離が近いので、迫力が圧倒的。
加えてダンサーの表情が見れたり、車の細かい装飾がわかったり。
ここから見た感動で正直泣きそうになった。
周りのお客さんの民度も高いので不快な思いをすることもないし。
ただし、ホテル購入とはいえ二部リーグの初日で15,000円と超高額。一部リーグの日の価格なんて想像も付かない。
リオのカーニバルにお金を掛けることを惜しまない人、思い出に残るものを見たい人は迷わずここを選ぶのを強くオススメします。
○セクター12,13
はっきり言いますね。
ゴミ席。
まずはパフォーマーエリアから客席までの距離が遠すぎる。
ゴール間際のためか、このセクターだけ離れて作られています。
ここのフリーザ最前列が他のセクターのエスペシャルの最後列と同じぐらい。
ダンサーは何してるかさえ見えないので、見えるのは車だけ。
加えてゴール間際なのでやりきった感全開でパフォーマンスが低い。仕方ないですが。
いくら330円で見れようとも、はっきり言って金の無駄です。
フリーザだと少しはマシかもですが、このセクターにお金を足すぐらいなら他のセクターのエスペシャルを買った方が間違いなく幸せになります。
リオのカーニバルの雰囲気の欠片を味わえればいい人、お金を最大限に節約したい人向け。
ただ、ぶっちゃけそれなら地方のカーニバルを見た方がいいかと。ほとんど無料だし。
オススメプラン
①1日のみ
日にち:一部リーグの日
座席:セクター2〜11フリーザ
1日だけの参加の場合なら、お金をここに集中させて最高のカーニバルを楽しむのがベストかと。
②2日(カーニバルを楽しみにしている方)
日にち:一部リーグの2日間or各リーグ1日ずつ
座席:初日 or 二部リーグをセクター2〜11のエスペシャル、2日目 or 一部リーグをセクター1。
2日間の場合、両日フリーザとかだと費用が膨大になるので、初日若しくは二部リーグをエスペシャルで、2日目もしくは一部リーグを前で見られるセクター1で見るのが一番節約になるかと。
もちろんセクター1をセクター2〜11のフリーザに出来る人はそっちの方がおすすめ。
③2日(カーニバルの雰囲気がよく分からない方)
日にち:一部リーグの2日間or各リーグ1日ずつ
座席:初日をセクター12,13、2日目をセクター2〜11のエスペシャル
カーニバルに興味があるかわからないから、いきなり大金を掛けれないと言う人は、ゴミ席だろうと初日をセクター12,13で見て自分に合うか確かめてみるのもありかと。
ただし、セクター12,13だと「カーニバルおもんねえなぁ」と“勿体無い思い”をする可能性が高いです。
なので、正直雰囲気が分からなくても、このセクターは避けた方がいいかと。
④3日以上
②+1〜2日を街中のゲリラカーニバルに参加してみる
ぶっちゃけ、3日間以上連続カーニバルは、余程カーニバルが大好きでない限り、飽きると思います。
街中でもゲリラカーニバルがやっているので、それに参加してみるのがありかと。
その他
基本情報はこんな感じですが、その他細かい情報も色々書いてみますね。
【一部リーグと二部リーグの違い】
僕は一部リーグの2日間に参加したので二部リーグは見てません。そのため、一緒に参加した方の感想になります。
一部リーグと二部リーグの大きな違いは人数とお金の掛け方だそうです。
やはり一部リーグの人数とお金の掛け方は圧倒的だそうです。
せっかく本場のリオに来たんですもん。圧倒的迫力の一部リーグを見たいものですよね。
【ブロコとは】
カーニバル期間中、リオデジャネイロの街中ではブロコと呼ばれる路上カーニバルが色んな場所でやっています。
ただ、カーニバルと言うけど実際にはパーティー。
要はクラブのようなもん。
観る型というより参加する型。
好きな人は好きだと思うので、時間があれば参加しても楽しいかと思います。
ただ、昼間のブロコで体力を使いすぎると、夜のカーニバルを見るまでに力尽きる可能性が高いので注意が必要。
ちなみにスリや強盗が多いとの噂なので、こちらも要注意。
【カーニバル期間中のリオデジャネイロの治安】
ただでさえ治安が悪いと名高いリオデジャネイロ。
残念ながらカーニバル中は更に治安が悪くなります。
実際、2018年で僕の知り合いだけでも2人被害に遭ってます。
・イパネマビーチで5人に囲まれて襲われ、荷物を奪われかける。
※荷物は無事だったが負傷。
・スタジアム周辺にてナイフを腹部に押し付けられ、強盗に逢いかける。
※すぐに走って逃げ、難を逃れられたそうです。
知り合い以外でもブロコで携帯を盗まれた日本人もいると聞きました。
何故治安が悪くなるか?
それは観光客が一気に押し寄せるので、警察が多いと言えど観光客狙いの強盗が起こりやすい環境になるから。
街中の店は多くがカーニバル期間中やその前後は危ないから休業するので、人目が少なくなるから。
ただ、カーニバル会場付近は大通りに面して人通りも多く、比較的安全といった印象。
それでも夜間移動を余儀なくされるので、女の子1人で歩くのは全くオススメ出来ませんので、女の子は誰かと一緒に参加されるのを強く勧めます。
【カーニバル中のホテル】
リオのカーニバル期間中は当然ながらホテルが跳ね上がります。
なので遅くとも1ヶ月前までに予約をしておくのが吉。
僕はbooking.comでカーニバル1週間前までキャンセル無料の宿を押さえました。
Pousada Maanaim
1泊20ドル以下だったので、十分許容範囲でした。
Airbnbで借りてシェアするのもいいですね。
ただ、節約のためにAirbnbで借りた部屋に無断で制限人数以上で滞在したって話を聞いたので、日本人の評価を貶めるそんなカスみたいな対応は止めましょうね。
普通に詐欺だし。大の大人がみっともない。
【カーニバル中の移動】
カーニバル中、公共交通機関の治安が乱れると聞きましたが、どれだけ混んでいても日本の電車はもとい、ヨーロッパの電車以上に余裕を持った乗車人数に制限されていたので、身の回りのものを注意しておけばスリに遭うことも少ないように感じました。
ただし、メトロ内でゲリラ的にサンバを踊り出す集団もいるので、それは心に留めておいた方がいいかも。
天井を叩き、リズムを出すので恐怖を覚えるかも。
これに出会ったら、そそくさと車両を変えれば難を逃れられます。
また、リオデジャネイロはUBERが発達しているので、夜間移動はUBERの利用を強くオススメします。
実際、僕は夜間のカーニバルの帰り道や歩く期間の長い観光地へはUBERを使いました。
【カーニバル参加への準備】
現地民はカーニバル会場へは思い思いのコスプレで参加している人が多かった印象です。
カチューシャなど簡単なコスプレは露天で売ってるので、それを着けて参加したら楽しいかも。
また、カーニバル会場内の飲食物は当然ながら高いです。
団体で参加する場合はビール等を先に買って、クーラーボックスで持ち込んでもいいかも。
入場時にセキュリティーチェックがありますが、飲食物の持ち込みは止められません。
現地民も大量に持ち込んでいました。
【座席】
エスペシャルは全席自由なので、最前列や前の方は場所取り争い必至です。
おばちゃんの割り込みや場所取ってた等の言い掛かりが至るところで起こってます。
実際、僕も言い掛かりを付けられました。
そのため、早く入場して場所を確保するか、後ろからそっと観るか臨機応変に。
【体調管理について】
これ、ある種一番大切かも。
前述した通り、カーニバルは深夜から明け方に掛けて行われます。
睡魔との戦いになることが多いので、当日までに昼夜逆転のリズムを作っておいた方が楽しめます。
せっかく高いお金を払ってチケットを買っても、眠気で楽しめなかったら大損です。
僕も夜行バスでリオに着いたその日がカーニバル初日だったので、1時頃から本当にしんどかったです。
なので、リオには前日入りすることを強く勧めます。
また、カーニバルに参加する日は日中の観光やブロコへの参加も控えた方がベター。
【ブラジルビザについて】
忘れてました。ブラジルはビザが必要な国です。
ただ、2018年1月11日より、日本人はEビザ申請が可能になりました。
これまではIN・OUTのフライトチケット、貯金残高のコピー、1万円を越えるビザ代等中々ハードルが高かったブラジルビザが、Eビザにてこれらの準備が必要なくなり、しかもビザ代が半額以下になったとなると、凄い有り難いお話です。
ただ、リオのカーニバル直前は申請が集中し、ビザの許可が降りるまで予想以上に時間を要する人を多く見ました。
中にはリオのカーニバルに参加予定だったのに、ビザが降りたのがカーニバル期間後だった人も。
ビザ取得後2年間は有効なので、こんなことのないようにEビザ申請は年明け前等出来るだけ早めに行い、取得することをオススメします。
まとめ
世界一周の途中で一度経験した者として、これだけの情報があれば嬉しかったなというものを書いてみました。
ただし、毎年レギュレーションは変わることが予想されるので、あくまでも参考程度に見て頂ければ幸いです。
ただ、この記事がリオのカーニバルに参加される後の長期旅行者のお役に立てば嬉しいです。
ではでは、今日はここまで!お付き合い頂き、ありがとうございました!
ランキング上位目指してブログ村ランキングに参加してます!
この記事が良かったと思って頂けていれば、読み終わりに1日1クリック、よろしくお願います!