おはようございます。なお吉です。
さて、今日は昨日ご紹介した泰緬鉄道がなぜ”第二次世界大戦中、多くの戦争捕虜と東南アジアの人々の犠牲の上に存在する”のかについてご紹介していきたいと思います。
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さてさて、第二次世界大戦については中学、高校と日本史の授業の中で勉強してきました。
ただ、内容としては何年に何が起こったか、誰が指揮を執ったか等、テストのために学んだっていうのがほとんどで、実際に何が行われていたかを知るには不十分だったと思います。
それに違和感を覚え、学生時代に単身、広島の原爆記念館に行ってみたりして、知識の吸収を図ったこともありました。
ただ、日本で学べるのは原爆投下された”敗戦国、日本”についてが多いです。
ですが、今回訪れたカンチャナブリーでは”加害国、日本”について知ることが出来ました。
□急ピッチで進められた泰緬鉄道建設
泰緬鉄道は大戦中、タイとビルマ(ミャンマー)を結ぶ軍事用鉄道として建設されました。
これはビルマ前線への物資供給が目的でありました。
当時はビルマ前線での戦闘が激化しており、急ピッチでの鉄道完成が急がれました。
ただ当初、完成には約5年の歳月が必要と言われていました。
それは建設予定地のほとんどが山岳地帯で、巨大な一枚岩を掘り下げたり、前の記事で紹介したアルヒル桟道橋のように断崖絶壁に線路を設置したりと、過酷な環境と時間を要する作業が多くあったからだと言われています。
しかし、実際にはたった15ヶ月で完成されたのです。
最新の機材や技術を投入したのか?
建設内容を簡易的にし、建設スピードを優先したのか?
いえ、どれも違います。
答えは大量の人員導入。
この建設には日本軍以外に連合軍捕虜6万人強、東南アジア各国からの強制連行された労働者数十万人が強制労働させられていたのです。
□JEATH戦争博物館
その事実を後世に伝える場所がカンチャナブリーにあります。
それがここ、JEATH戦争博物館です。
早速中に入ってみましょう。
この建屋は当時の労働者たちが詰め込まれて生活していた家屋を模して作られたそうです。
内部は撮影禁止のものがほとんどだったので、雰囲気だけでも。
ただ、そこに記されていた内容はかなりショッキングなものでした。
労働者たちの生活環境は非常に劣悪。
タコ部屋に詰め込まれ、昼夜問わず働かされていました。
当然、急ピッチでの建設のため、悪天候の日も。
また、服装はふんどし一枚。
怪我をしても治療も十分に受けられず、川に入って微生物に傷口を食べさせることで消毒していたとか。
また、脱走や謀反があれば拷問。
当然、このような劣悪な環境ですから、食料もほとんどありません。
病気になっても満足に医者に診てもらうことも出来ません。
想像を絶するような過酷な環境の下、彼らは泰緬鉄道完成のために働かされていました。
また、作業も非常に危険を伴うものの連続。
先に述べた巨大な一枚岩を掘り下げたり、前の記事で紹介したアルヒル桟道橋のように断崖絶壁に線路を設置したりという作業はまさに命がけの作業です。
このような劣悪な環境と命がけの作業が原因となり、飢餓・疾病・事故・拷問によって多数の死者を生みました。
一説によれば連合軍捕虜の約1万6千人が、アジア人労働者の約4万〜7万人(推定)が、この建設により命を落としたと言われています。
このような状況により建設にされた背景があるため、泰緬鉄道は別の名で”DEATH RAIL”、死の鉄道と呼ばれています。
正直、この博物館に示されている絵や写真を見て、大きなショックを受けました。
自分たちの先祖が強制労働を”させる側”に立っていたという事実をまざまざと見せつけられたからです。
当然、なんとなくそういうことが行われていたとは知っていましたが、やはり事実として目の前に突きつけられるとショックは大きいです。
しかも、カンボジアでのクメール・ルージュの大虐殺を見た後なので余計に。
少し話が逸れますが、日本の学校で学ぶ第二次世界大戦については、先に述べたように”敗戦国、日本”に関する情報が多数を占めます。
そもそも近代史に掛ける時間が凄く短いのも、日本の学校教育の特徴のように思います。
だから、普通に学校で学んでいるだけでは大戦中に起こった事件についての知識が圧倒的に不足しています。
大戦の当事者である国のはずなのに。
そのため、ここに来て第二次世界大戦中の日本について、経緯等は知ってるつもりでも、前線で何が行われていたかについては何も知らなかったことに気付かされました。
国際情勢を考える上でも、近代史は非常に重要です。
だからこそ、この点の教育については、もっと時間を割くべき、家庭でも学習の機会を設けるべきじゃないかと感じました。
話を戻します。
第二次世界大戦の是非については知識人同士でも意見の食い違いがあるため、そこへの言及は控えます。
また、戦時中の出来事を知識もない僕が一概に非難するのも違うと思い、控えます。
ただ、ここで起きた事実については”加害国、日本”として、しっかりと受け止めなければならないと思います。
だからこそ、日本人としてこの事実をしっかりと知り、犠牲者に祈りを捧げる必要があると感じました。
JEATH戦争博物館にはこのような展示もありました。
”FORGIVE BUT NOT FORGET”
許す。しかし忘れない。
非常に重たい言葉です。
僕もこの地で起こった悲劇は忘れません。
JEATH戦争博物館に行った後、クウェー川鉄道橋に寄ってみました。
今は本当に綺麗な橋です。
この日も多くの現地の方や観光客の往来があり、活気づいてました。
電車が来ました。
戦時中に破壊されたこの鉄道を戦後賠償により日本が修復したためなのでしょうか。車体に日本国旗を見つけることが出来ました。
今では観光列車として、多くの観光客を楽しませています。
前日に乗車した時と比較すると、泰緬鉄道の歴史を詳しく知ってからでは見え方は全く違いました。
多くの犠牲の上に出来たものだからこそ、より長く愛される鉄道になって欲しいと願うばかりです。
最後に、クウェー川鉄道橋近くにある慰霊碑に寄りました。
どうか安らかにお眠りください。
この一言に尽きます。
バンコクからも近いので、時間が許すのであれば、多くの日本人に足を運んでもらいたい場所。
それがカンチャナブリー。
ではでは、今日はここまで。お付き合い頂き、ありがとうございました。
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こんにちは。
泰緬鉄道にはボクも行ったことがあったので、興味深く記事を読ませてもらいました。
でもこの記事では、事実誤認や誇張、根拠があいまいで正確性に欠けた情報があって、本当の泰緬鉄道の姿が分からなくってしまっているのが残念です。
「連合軍捕虜」というのは、なんで東南アジアにいたのですか?
ヨーロッパ人はアジアを植民地として支配していたとき、アジアの人たちにどんなことをしていましたか?
マザーテレサのようにボランティア活動をしていたのですか?
「JEATH戦争博物館」の展示内容をそのまま信じていませんか?
そこにある「拷問」は、日本軍がしたことですか?
ヨーロッパ人が現地のアジア人にしていたことではないですか?
写真撮影が禁止されているのは、展示内容のデタラメさを外部から指摘させないためではないのですか?
それと、日本軍が「強制連行した」というのは事実ですか?
この記事でいう「強制連行」というのは、どういう実態をさすのですか?
日本軍が組織的に強制連行をおこなったという根拠はなんですか?
私は泰緬鉄道を良いものだと思っていません。
ブログ記事で「加害国、日本」を伝えることも問題ありません。
ですが、つくり話ではなくて事実を伝えるべきです。
最初から「加害国としての日本」という結論があって、その「加害」を強調する意図があるように思います。
この記事を読んで、この内容を真実だと思ってしまう人がいるかもしれません。
それは問題です。
コメントありがとうございます。
多数ご指摘頂いた点につきまして、インラインにて当方の意見を述べさせて頂きます。
>でもこの記事では、事実誤認や誇張、根拠があいまいで正確性に欠けた情報があって、本当の泰緬鉄道の姿が分からなくってしまっているのが残念です。
→本ブログは旅ブログです。当然記事にする前に事実確認を行いますが、あくまでも訪問した施設での情報が元になります。貴殿の仰る事実誤認となっている点とはどのような点を指されてますでしょうか。具体的根拠と共にお示し頂ければ幸いです。
>「連合軍捕虜」というのは、なんで東南アジアにいたのですか?
→東南アジアも太平洋戦争の主戦場です。当然、連合軍兵士が拿捕されることもあるかと想定されます。連合軍捕虜が東南アジアにいても何ら不思議ではないと思います。
>ヨーロッパ人はアジアを植民地として支配していたとき、アジアの人たちにどんなことをしていましたか?
>マザーテレサのようにボランティア活動をしていたのですか?
→申し訳ありませんが、本記事は泰緬鉄道についてを取り上げた記事であり、植民地支配まで議題にすると本記事の主題からかけ離れてしまうので、控えさせて頂きます。
>「JEATH戦争博物館」の展示内容をそのまま信じていませんか?
>そこにある「拷問」は、日本軍がしたことですか?
>ヨーロッパ人が現地のアジア人にしていたことではないですか?
>写真撮影が禁止されているのは、展示内容のデタラメさを外部から指摘させないためではないのですか?
→先程申し上げましたように本ブログの記載根拠は訪問した施設での情報が主です。貴殿の仰るJEATH戦争博物館の展示内容が事実歪曲との情報根拠をお示しください。あまりにも右寄りの考えで論拠されてませんでしょうか。
>それと、日本軍が「強制連行した」というのは事実ですか?
>この記事でいう「強制連行」というのは、どういう実態をさすのですか?
>日本軍が組織的に強制連行をおこなったという根拠はなんですか?
→JEATH戦争博物館での資料を元に記載しております。当然、貴殿の仰るように展示内容の全てが正しいとは限りません。この点につきましては情報が不十分でしたが、当方判断で記載しました。
>ですが、つくり話ではなくて事実を伝えるべきです。
→資料を根拠とした記事です。”つくり話”と断言される根拠をお示しください。
貴殿の貴重なご意見は有難く思っております。ただ、あまりにも決めつけと無根拠での意見が散見されましたので、少し反論口調での返信となりました。ご容赦願います。
自分が書いたブログの文には自分が責任を負うべきです。
「強制連行」
「怪我をしても治療も十分に受けられず、川に入って微生物に傷口を食べさせることで消毒していた」
「脱走や謀反があれば拷問」
こうしたことをあなたは「事実として目の前に突きつけられる」、「ここで起きた事実」と事実だと書いています。
ならば、それを事実だと認める根拠は何でしょうか?
それを聞いただけです。
感情的に反発する必要はありません。
でも、あなたは自分が書いたことについて明確な根拠をしめしていません。
私が「事実誤認」「つくり話」と書いた根拠は、あなたが根拠をしめすことができなかったことです。
根拠のない話は事実とは認められません。
私がつくり話と書いた根拠は、あなたが証明しています。
もしつくり話ではなく事実なら、根拠をしめしてください。
根拠をあれば、つくり話ではなく事実だと理解します。
あなたの記事の正確性を証明するのはあなた次第です。
開いた口が塞がりません。
当方の本記事のリソースはJEATH戦争博物館です。
事実だと認める根拠はここから得た情報と自分自身で調べた情報を基にしております。
前コメントにも記載済みです。
当然、本記事の責任は当方です。ですので、自信を持って掲載しております。
そのため、それを否定する貴殿の根拠を伺っているのです。
書物でも論文でも結構です。
本記事に誤りがあれば、当然訂正します。
当方は明確な根拠を示しておりますが、貴殿は如何ですか?
何一つリソースがありません。ここまで断言的に大口を叩かれたのですから、お示しください。
現時点ではびっくりするぐらいレベルの低い方と無駄な議論をしてるなと、時間の無駄だったなと、正直失望しております。
一度、ご自身のディベート方法を見直されては如何でしょうか。
それが貴殿のためだと思いますよ。
私はあなたとディベートをしていません。
事実というのなら、その根拠を示してほしいと言っているだけです。
論点が存在しないのでディベートにはなりません。
JEATH戦争博物館にあるものは、ほとどが証言だけでそれが事実だという根拠がありません。
写真撮影を禁止する意味を考えましたか?
結局あなたは記事の内容が事実だと示すことができなかった。
「強制連行」
「怪我をしても治療も十分に受けられず、川に入って微生物に傷口を食べさせることで消毒していた」
「脱走や謀反があれば拷問」
JEATH戦争博物館自体、信頼性に問題があるのに、これを根拠にしてどうするんですか?
無責任に丸投げして自分の頭で考えないのですか?
東南アジアで戦死された日本人には、日本に帰りたくてもそれができずに亡くなった方がたくさんいる。
70年後、日本人が観光でそこにやって来て、つくり話で過去の日本人を一方的に非難する。
あなたに日本の戦後教育の失敗をみました。
ありがとうございました。
このコメントは承認しなくてもけっこうです。
できないでしょうから。
右寄りに凝り固まった方は、自分自身の言葉も実現出来ないのですね。
つくり話だ→具体的根拠を示してください→自分の記事根拠は自分で示せ(自身の意見の根拠なし)→JEATH戦争博物館が根拠です→JEATH戦争博物館は間違いだ(根拠なし)
お分かりですか?こちらの示した意見を無視し、ご自身の意見だけを貫こうとする。
指摘されても後戻りも出来なくて、飛躍的意見を展開する。
まさに議論展開も出来ない、愚かな実例を見させて頂き、勉強になりました。ありがとうございます。
戦後教育の失敗?おもしろいですね、そこまで話を飛躍されて考えられるとは、日本語会話さえも出来ないのですね。愚かですね。
批判のネタが尽きて無理やり出した反論としては幼稚すぎます。レベルが低い。低すぎる。
可哀想になってきたので、これを最後の返信にさせて頂きます。
自身の独りよがりを改善されるのもご自身のためですよ。
できないでしょうが。