トレッキングド素人がエベレストベースキャンプに挑戦したら。【9.意志】

9日目、登り最終日のお話。


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早朝4:30。いつも6:30起床なので、異常に早い。

 

そう、今日はラストの登山、カラパタールへアタックするのである。

 

カラパタールは標高5500mと現在地より400mも高く大変な山であるが、エベレストを真っ正直から見ることが出来る最良の山とのこと。

 

山の天気は変わりやすいが、早朝なら比較的晴れている可能性が高いことと、今日は下山日でもあるため、このような早朝からアタックすることになった。

 

相変わらず早朝は高山病の頭痛があるのだが、これから下山するため高山病も和らぐだろうから、言わば今日が高山病との最後の付き合いでもある。

 

まぁ、未練も何もないので、さっさと治ってくれれば一番有り難いのだが。

 

さて準備も整い、外に出る。

 

昨日と同じ、またはそれ以上の快晴であった。

 

雲1つない。

 

最後を締め括るには最適な天候である。

 

カラパタールへ向かう。

 

カラパタール情報は前日にIさんから聞いていた。

 

距離は短いが、急な登り坂が続くとのこと。

 

6日目に高度順応で登った山と同じような印象。

 

結構あっさりと登れたのでこれまでの疲労以外、不安はない。

 

いざ、アタック開始。

 

最初の方はいつもの慎重な入り方。

 

ペースも自分のペースを守っていたので、問題ない。

 

が、変化はすぐに訪れた。

 

一歩踏み出すだけで息切れを起こす。

 

そのため全く前に進めない。

 

また、急勾配も相まって足に急激な疲労と痛みが走る。

 

5000mを越えてから400m登るというのは4000m台で同様のことをするのとは全く違う。

 

満身創痍である。

 

しゅんくんとアムリットは順調に進んで行っているように見える。

 

焦りも出るが、身体が言うことを聞かない。

 

こういうことはこれまでも何度もあった。

 

ラスト登山なんだから、最後ぐらい言うことを聞いてくれよ。

 

身体に鞭を打ち、精神力だけで登り切った。

 

やった。

 

ずっと下を向きながら進んでいたので、ここでようやく顔を上げる。

 

続きがあった。

 

ざっと100mほどの岩で出来た不安定な登り坂、その後山頂まで100mほど続く急激な山道。

 

 

この時、心が折れた。

 

体力なんて当に使い果たし、身体も限界であった。

 

それに今日は下りもある。

 

2日掛けて登ってきた道を一気に駆け降りるのだ。

 

体力的には幾分楽だが、その分筋力が必要になる。

 

もう限界だ……

 

その場で座り込み、2人にギブアップの旨を伝えた。

 

だが、2人から出た言葉。

 

「遅くても大丈夫。一緒に登ろう。」

 

迷惑になる、足手まといになる。

 

そう考えて出した答えは一蹴された。

 

出来るなら当然登りたい。

 

だから、2人から貰った言葉を糧に続けてみた。

 

気持ちは新たにしたとは言え、身体は回復することはないので、何度も止まった。

 

何人にも抜かれた。

 

足と心臓が壊れそうになった。

 

でも見上げると2人が待ってくれていた。

 

ここで終わってもいい。

 

その意志だけを胸に足を進めた。

 

そして、カラパタールの山頂、到着。

 

山頂に着いた時は何も余裕はなかった。

 

ただただ、たどり着いたその達成感と感謝だけでいっぱいになっていた。

 

そして、落ち着き、振り返った。

 

そこには絶景があった。

 

ようやくはっきりとここまで近くで出会うことが出来た。

 

エベレスト。

 

他の山々が雪化粧をしている中、エベレストだけ黒く雄大なその姿をまざまざと我々登山者に見せつけていた。

 

それだけではない。

 

カラパタールを取り囲むように、ヒマラヤの山々がその綺麗な姿を惜しげもなく現していた。

 

まさに絶景と言う言葉以外、何も見当たらない。

 

人の手でなく自然により作られたこの風景。

 

何日も掛けて、様々な問題をクリアし、ようやく見ることの出来たこの風景。

 

まだ旅は始まったばかりだが、この絶景を越えるものに出会えるのだろうか。

 

それほどまでに感動と達成感を得ることの出来たカラパタールトレッキングだった。

 

そして、ここにもしゅんくんと2人で到達出来て、本当に良かった。

 

ギブアップ寸前で止めてくれて、ありがとう。

 

ここまで一緒に行ってくれてありがとう。

 

当然、下りはボロボロだったが、予定時間を少しオーバーした程度で目的地に到着出来たので、よかった、よかった。

 

さてさて、ここからは下り。無事に下山してこそ充実したエベレストベースキャンプトレッキングだと胸を張って言えるので、最後まで気を抜かずに頑張っていこうと思う。


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