おはようございます。なお吉です。
今日はいよいよウズベキスタンの最後の街、ヒヴァ編です。
何の街に似ているか想像してお読みください。
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3日間も滞在した(のに1記事で纏まる程コンパクトな)ブハラを抜け、一路次の街へ。
……行けたらよかったのですが、トルクメニスタンビザ受け取りのため、一旦タシケントに戻りました。
※トルクメニスタンビザ取得に関する記事はこちら。
さて、タシケントでビザを受け取ったら、トルクメニスタンとの国境付近の街まで移動します。
その街がウルゲンチ。
ウルゲンチにはタシケントから寝台列車で向かいます。
19時タシケント発の列車に乗り、ウルゲンチには13時頃到着しました。
うん、なげーな。
ただ、寝台列車は寝てれば着くので長距離移動ももはや慣れっこです。
次の日にはトルクメニスタン入国だったので、もう観光はいいかなーって思ってウルゲンチで宿を調べたのですが、
ウルゲンチ、宿がない。
ウルゲンチから40km弱南に位置する観光都市、ヒヴァまで行かないと宿が全くない疑惑。
ウルゲンチに着いてから宿を探してもよかったのですが、今回は大人しくヒヴァに1日滞在することに。
ウルゲンチからヒヴァまでの移動
ウルゲンチからヒヴァまでは駅から少し離れたバザールから出ている乗り合いタクシーに乗るのが一般的です。
僕もご多分に漏れず、駅からバザールまで向かおうとしたら、
運転手「タクシー!お前ヒヴァまで行くんだろ?タクシー!」
はい、恒例の客引きです。
正直サマルカンドでのトラブルでウズベキスタンのタクシーって利用したくなかったんですよね。
※トラブルについての記事はこちら。
無視して歩いていたのですが、
運転手「これでいいよ!(指で”1”のサイン)」
何!?(゚A゚)
乗り合いタクシーも10000スムが相場だと聞いていたので、もし彼の言う”1”が10000スムを差しているなら、値段が同じでしかもバザールまで行かなくていいし楽。
ちょっと話を聞いてみることにしました。
なお吉「それ(指の”1”)は10000スムってこと?」
運転手「何言ってんの?10ドルだよ。」
まぁ、そりゃそうですよね。
あー、じゃあいいやと突き放してバザールに向かおうとしたその時、
運転手B「俺が10000スムで運んでやるよ。」
おっとライバル登場です。
客の奪い合いも駅前では日常茶飯事ですね。
まーた始まった。
え?10000スム!?乗る乗る!!
ここから、最初の運転手Aと運転手Bとで値切り合戦が始まりました。
勝手に。
結局、運転手Aが8000スムで勝ち、客(僕)を獲得。
相場より安い値段でホテルまで直接運んでもらうことが出来ました。
昼過ぎなどの人の多い時間帯は乗り合いタクシーより駅前の客引きに敢えて捕まってみるのもありですね。
ヒヴァのイチャン・カラをそぞろ歩く
さて、到着早々ですが早速観光です。
滞在時間が18時間ぐらいしかないので、観光も大忙しです。
(観光はもういいかなーってのはどこいった?)
ここヒヴァの旧市街、イチャン・カラはウズベキスタン国内で初めて世界遺産になった場所だとのこと。
街全体が世界遺産。
まさにこの前に行ったブハラと同じですね。
また、イチャン・カラとは城壁に囲われた市街地を指す言葉だそうです。
そのため、街の周りは城壁で覆われています。
その高く無機質な城壁に覆われた感じは、まるで進撃の巨人の舞台のよう。
一番外側の壁なのでウォール・マリアかな?
さて、城内に入りましょう。
内部は他のウズベキスタンの街と同様にモスクやミナレットがあり、青い細やかな装飾が施されています。
ただ、他の街と比較しても圧倒的に青が少ない印象でした。
ベージュ色の壁が多く、何だか見覚えのあるような街といった印象を抱き始めました。
さて、ここヒヴァは城壁で囲まわている他、他の街にはない大きな特徴があります。
それがミナレットに登れるということです。
サマルカンドでは非公式に登ることが出来ますが、公式で登ることが出来るミナレットは非常に少ないです。
ここ登れたら上からどんな景色が見えるんだろう?
そう思ったことは何度もあります。
そんな願いを叶えてくれるのが、ここヒヴァなのです。
登ることが出来るミナレットは、この一番派手なミナレットです。
街で一番高く、そのデザインから遠くからでも分かるので、迷うことはないかと思います。
正面右側にある受付のおばちゃんに8000スムを支払い、いざ登ります。
※米ドル支払いも可能ですが、1.5ドルと損ですのでスム支払いをオススメします。
お金を支払った後、正面左側にある階段から登り始めます。
ミナレット内は螺旋階段になっていますが、暗く段差も急なので、十分注意して登っていきます。
想像以上にハードなので、時間を掛けて登っていきました。
階段の段数を途中まで数えていたのですが、慎重に登るあまり、途中で忘れちゃいました。
それぐらい慎重に、慎重に登ること10分。
一番上に到着しました。
その風景がこちら。
ベージュ色の中にモスクやミナレットの青が混ざり、神秘的な印象のある光景がそこにはありました。
また、ここヒヴァの周りは砂漠があるため、砂漠の真ん中に出来た街といった印象が上から見ることで更に印象強くなりました。
ここでようやく気付きました。
ここ、ジャイサルメールそっくりだ。
ね?似てません?
インド旅の中で行ったジャイサルメールという街。
城壁で囲まれている点、砂漠の真ん中にある点、ベージュ色の街。
あのゴールドシティと瓜二つの街が目の前に広がっていました。
※ジャイサルメールの記事はこちら。
なんだか懐かしい気分になりながらも、国が違えど共通の環境であれば似たような雰囲気になっているこの状況になんだか面白さを感じていました。
そんな感動を覚えて、さぁ降りようかと思った矢先、
残念なものを発見してしまいました。
落書き。
こういう建造物に対して日本人が真似て落書きをしている現場って意外と少ないんです。
これまで旅をしている中でも本当に数えられるぐらいしか見掛けていません。
だから今回見つけてしまって、凄く残念な気持ちになりました。
僕はモラルとか常識という問題以前にこういうの、大嫌いです。
こうやって過去から残っているものが僕達に素晴らしい景色や感動を与えてくれるのに、それを傷付ける行為ってどうなの?
旅をしている以上、色んな人がいます。
これを良しと思う人もいるかと思います。
ただ、それに自分の名前を刻むんじゃなく、後世に残すよう傷付けることなく大事にすることの方がカッコいいんじゃないでしょうか。
話が逸れてしまいました。申し訳ありません。
さて、次に行きましょう。
城壁に登って見た空。
ミナレットに登ったり、街中を歩いたりしていると、いい感じに日が暮れてきました。
この時間帯に特にオススメ出来るような、ここヒヴァにはもう一つの特徴があります。
それが、城壁に登れるということです。
イチャン・カラの北側の入り口付近に城壁に登る道があるので、そこから登ります。
片側は柵も何もないので、落ちないように注意してください。
なぜこの夕暮れ時がオススメかというと、
夕焼けに照らされた街と空を見ることが出来るからです。
正直、城壁はそんなに高くありません。
従って、上から街並みを見下ろすことは叶いません。
でも、こんな風にグラデーション掛かった空と街を見ることが出来るのです。
時間を追う毎にどんどん色が変化していく空と街をボーッと見るのは、凄く至福の時間のように感じられます。
僕も城壁に座ってこの光景を眺めながら物思いに耽っていました。
そんな癒やしの場所に似たような雰囲気がこの城壁の上にはありました。
まとめ
最初は来る予定はなかったヒヴァですが、イチャン・カラやミナレットからの景色など、素晴らしい景色が多くあり、来てよかったと思える街でした。
本当なら2,3日滞在したかったのですが、トルクメニスタン入国日の関係でなくなく1日のみになったのが心残りです。
さて、ウズベキスタンもこの街が最後。
いよいよ次から中央アジア最大の目的地、トルクメニスタンに入ります。
ではでは、今日はここまで!お付き合い頂き、ありがとうございました!
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