おはようございます。なお吉です。
リアルタイムはカザフスタン・タシケントからシムケントに向かい、いよいよウズベキスタンに入ります。
では、今日はインド旅最大の目的地、パンゴン湖編です。
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パンゴン湖。(パンゴンツォ)
インドの北西に位置し、湖面の半分ずつがインド・中国にまたがっている塩湖。
標高は4250m。
そのため、世界で一番高い塩湖、天空の塩湖と呼ばれています。
まぁ、ぶっちゃけ日本じゃあまり馴染みのない場所ですよね。
日本で世界の塩湖って言ったら90%の人はウユニ塩湖と答えるだろうし。
ただこの塩湖、僕の大好きなインド映画の”きっと、うまくいく”のラストシーンの舞台になった場所なのです。
そうそう、このシーン。
その青さと周りの山々の風景に心を奪われました。
インドに行った時、是非行ってみたい。
その思いの下、今回のインド旅のメインと考えていました。
準備まででも大変なパンゴン湖
パンゴン湖へ行くには数々のハードルを越えていかねばなりません。
レーが拠点の街となっているため、先ずは以前記事で書いたようにハードな道を通ってレーに行かねばなりません。
次に必要なのが入域許可証(パーミット)です。
外国人は今回のパンゴン湖をはじめ、ツォモリリ、ヌブラ渓谷などレーを拠点とした周辺地域に行くためには入域許可証を入手しなければなりません。
道中、何度か検問があるため、入域許可証なしでは通り抜けることは出来ません。
基本的には旅行会社に依頼し、手配してもらう形になります。
※旅行会社情報はこちらから。
午前中に旅行会社に申請・パスポートを預ければ、その日の夕方には入手可能です。
次にアクセスについて。
旅行会社での車をチャーターするか、公営バスを利用するかの2択。
旅行会社での車チャーターは時間の融通が効いたり、車を停めてほしい時に停めてもらうことが出来る反面、値段が高い。
公営バスは車チャーターに比べ安いですが、週に3度ほどしか出ていないため、時間の融通が効かないのが難点です。
あとは日数をどうするか。
パンゴン湖へは日帰りか1泊2日で行くかを選択出来ます。
日帰りの場合、時間と若干のお金の節約になりますが、天気が一発勝負なのと、片道5時間の道を1日で往復するため身体的に大変という悪条件があります。
1泊2日の場合、若干高い(ただ、微々たるもの)ですが、天気のチャンスが2回あり、行き帰りの道程を分散出来るため、身体的に楽というメリットがあります。
今回はレー行きのバスに偶然日本人4人、韓国人1人が乗っており、皆パンゴン湖目的だったため、5人グループで行動することになりました。
そのため協議の結果、1泊2日プラン・車チャーターをシェアして向かうことに。
費用:約1800ルピー(ドライバー・車)
行くのも大変なパンゴン湖
朝8時。
旅行会社前に集合し、いざ出発です。
パンゴン湖までは5時間。通常日帰りであれば朝5,6時には出発しているそうです。
ただ僕らには2日間の猶予があるので、少しゆったり目のスタートです。
最初は市街地や舗装道路を猛スピードでぶっ飛ばします。
今回の運転手、運転が粗めでございます。
少しビビりながらもずんずん進んでいきます。
途中、ティクセ・ゴンパと呼ばれる巨大な僧院に寄ったりもしながら。
こういった寄り道をしながら行けるのもチャーターの利点ですね。
さぁ、舗装道路も終わり、山道に入っていきます。
これがまたまた危険なルート。
細い隣は崖といった山道を進んでいきます。
途中トイレ休憩で振り返ってみてもかなり細い道。
それをこれまたガンガン飛ばすのですから身体が左右に揺られ、頭を天井で打ったりと車内は荒れ模様。
ちなみにパンゴン湖は最初に述べたように4000m越えの場所に位置します。
道中は5000m近くの峠を越えていきます。
そのため、高山病対策として水は大量に持って行ってください。
さて、ある程度行ったところで急に車が停まりました。
トイレ休憩かな?
そう思っていましたが、
10分、30分、40分。
出る気配がありません。
気になって外に出て確認したところ、落石により通行規制が掛かっているとのこと。
何と不運な……
ちなみにこの場所が先に述べた5000m近くの峠の側。
酸素が薄いこの環境で足止めは身体的に大きなダメージです。
苛立ち、ドライバーにクレームを入れたところ、ようやく出発。
通れるやんけ!(゚A゚)
こんなところで貴重な時間を浪費させられたことに苛立ちを覚えながらも、何とか通り抜けられることに安堵し、ただただ早く着くことだけを願っていました。
ただ、通行規制のせいでその先の道路もこの混み様。
身体的にも精神的にもどんよりしました。
ただ、ドライバーのその後のリカバリーにより何とかパンゴン湖到着
午後3時。
予定より2時間遅れの到着でした。
ようやくたどり着いたパンゴン湖。ただ……
そんなこんなようやくたどり着くことが出来たパンゴン湖。
ただ、
曇っとるやないかい(゚A゚;)
確かに青い。山々の雰囲気も素敵。
でも、想定していた青さには届きませんでした。
ちなみに水質は非常にクリア。
塩湖ではありますが、塩分濃度は海水よりもかなり薄かったです。(なお吉調べ)
何とか青空が出ている場所がないかと探索しました。
湖畔を歩くこと15分。
この日、最大の青さがこちら。
やはり青空の下の方が青さは濃かったのですが、如何せん周りがどんよりしすぎてその青さが栄えない……
その後、雨まで降ってきたので宿に帰り、この日の活動が終了。
晴れていたら満点の星空が見れたようなので、本当に残念。
ただ、日帰りプランにしていたら、何も見れずに帰っていたことを考えると、まだ大丈夫。
そう思うようにし、初日を終えました。
勝負の2日目。そこにあったものとは。
早朝5時。
不安で目が覚めた僕は天気を確認しに外に出てみることに。
おぉ!晴れてる!
これは期待出来ると思い、安心して二度寝しました。
朝8時。
さぁ、リベンジ開始です。
雲、増えとるやないかい(゚A゚;)
ただ、昨日よりは青空の比率は大きい。
それに山々が青空の下、照らされているので、昨日より綺麗なパンゴン湖です。
ちなみにパンゴン湖はそのアクセスの悪さにも関わらず、多くのインド人にとって大人気の場所のようで、この日も数多くのインド人がここに訪れていました。
ちなみにこれはきっと、うまくいくのジャケットに出てくるお尻型イス。
他にも劇中に出てくるスクーターなんかも置いてあり、なりきって写真を撮ることが出来ます。
多くのインド人たちがキャッキャキャッキャしてました。
また、湖畔には前日の雨のせいか大きな水たまりが出来ており、
いい感じの反射写真が撮れました。
結構満足は出来たのですが、やっぱり何か物足りない。
そう思って車を走らせてもらっていると、眼前に驚くべき光景が出てきました。
急遽車を停めてもらい、飛び出しました。
何だこの青さは。
今までのパンゴン湖の色とはまるで違う。
まさに”真っ青”な風景がそこにはありました。
このエリアは完全に雲がなく、空の色がダイレクトに湖面に反射したため、ここまでの青さになったようです。
もうただただ眺めるだけ。
この青を見るためにデリーから大変な思いをしてやってきた。
これまでの辛さが報われたように、その光景に感動するのみでした。
眺めている間もどんどん雲が割け、その青さが増していきました。
本当に来てよかった。
心からそう思い、車に戻りました。
ただ、これで最後ではありませんでした。
これからレーに帰ろうとした矢先のこと。
パンゴン湖を眺めていた僕にその光景は飛び込んできました。
ここまで青いものがこの世にあるのかと思うぐらい、衝撃的な青さ。
車でしか通れないような高台の道路から見たため、観光客は誰もいません。
空と同化し、雲も添えられ、周りを山脈で囲われたこの光景。
二度と忘れることの出来ない、最高の光景でした。
まとめ
今回の旅は運が良かったのと悪かったのの半々でした。
初日は最悪、2日目は最高といったように。
なので、時間が許す方は日帰りではなく、是非1泊2日プランで行ってみてください。
ぜひ晴れの日に、この”青”に会いに行ってみてください。
ではでは、今日はここまで!お付き合い頂き、ありがとうございました!
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