おはようございます。なお吉です。
さて、アラコル湖編。ドナドナの次はパカパカですよ。
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アルティンアラシャンで翌日に向けて英気を養っています。
温泉あるしね。(゚∀゚)
ここからは往復10時間のトレッキングが待っています。
気合いを入れなければ。
そう思いながらアルティンアラシャンの風景を眺めながらぼーっとしていると、一緒にカラコルに来た二人もアルティンアラシャンに到着。
あれ?馬に乗ってないの?
どうやらホーストレッキングが出来るのはアルティンアラシャンからアラコル湖の直前までだったそうです。
てっきりカラコルから全行程だと思ってた。
え?ガイドと一人一頭馬が付いて、2000円?
安っ。
・・・
・・・
あっ、僕もホーストレッキングやります。
あっさり予定変更です。
いざ、ホーストレッキング
朝8時に身支度を整え、各自馬とのご対面です。
僕の馬がこちら。
なんとなく出会った瞬間から感じました。
こいつの名前、
朱美(あけみ)だ。
もう直感です。今日は朱美と共にアラコル湖を目指します。
※ちなみにオスです。あとで確認したら、それはもうご立派なち○こが付いていらっしゃいました。
ただ、ひとつ不安要素が。
わたくし、馬童貞なんですよね。
そう、はじめてのじょうば!です。
どう扱えばいいか心配していたんですが、ガイドから一言。
ガイド「手綱を使うんだ。右に行きたかったら右に。左に行きたかったら左に。ストップは引っ張る。以上。」
いざやってみる。あっ、その通り動いた。
なんと簡単。
扱い方もわかったところでいざ出発。
あっ、出発ってどうすんだ?
どうやら腹を少し蹴るらしい。
あっ、進んだ。
ちょっと不安になりながらも出発。
馬は悪路もアップダウンも物ともせず、パカパカ進んで行きます。
川だって問題なし。
あー、これは楽だ~
昨日のドナドナ同様、普通に歩くより視点が高いので、風景もより広く感じられます。
本当にアルティンアラシャンの大自然は素晴らしい。
そんな中でただ風を浴びるのさえも心地よいです。
っと、周りを見渡すのも束の間、
あっ、朱美。
そのまま進むと木の枝に当たる。
避けろ!(手綱、右!)
(直進)
えっ、
いや、
はよ避けっ、
うわぁぁぁ!
バキバキバキ。
【悲報】枝、頭部直撃。
手綱の指示は思いっきりやらないとダメみたいですね。
枝、結構固いから痛い……
まぁ、気を取り直して再出発です。
パカパカ。
こんな道でもへっちゃら。
パカパカ。
羊さん、少し横失礼しますね。
ガイドが全体のスピード調整で止まります。
道草むしゃむしゃ。
パカパカ。
ストップ。
むしゃむしゃ。
パカパカ。
ストップ。
むしゃむしゃ。
いや、道草食い過ぎな。
止まる度にむしゃむしゃしてます。
急に手綱引っ張られるから腕が痛い……
そんな乗馬してるのに色々ダメージを受けながらもアラコル湖へ向けて歩を進めます。
ちなみにこの地域は中央アジアのスイスと呼ばれてるそうで、風景がまさにハイジの世界。
ヨロレイヒー
その辺でクララが立っていても、トライさんがハイジをトライに勧誘していても違和感なしです。
絶景です。
景色は最高です。
それにしてもですね、
ケツ、痛っっ!!
出発して4時間、朱美に乗りっぱなしです。
ケツが4つに分裂するところでした。
絶景を楽しみつつ、ケツの分裂に耐えつつ進んでいると
到着しました、アラコル湖の麓。
ここからは馬は入れないため、自力で登ります。
2日目目的地直前にして、ようやくトレッキング開始です。
ケツは痛くとも、足は疲労なしです。
この後半のために足を貯めていたんです。
まさに朱美が荒北、僕が福冨のようなハコガクコンビプレー。
ありがとう荒北。
じゃなくて朱美。
さぁ、登ります。
標高が高いためか、まだこの辺りは雪が残っていたりしていたので、足元に注意が必要です。
そろりそろりと歩を進めていくと、目の前に“壁”が現れます。
傾斜60度は余裕で越えているような劇坂。
しかも滑りやすい砂利道というおまけ付き。
それはまさにあのそり立つ壁のような威圧感。
いや、これマジで登るの?
アラコル湖を見るためには越えなければなりません。
こういう時はマインドが大切だ。
負けるな俺。挫けるな俺。
そうだ、俺は山田だ。ミスターSASUKEだ。(違う)
決心を固めて、いざ挑戦。
もはや登るのではありません。
這いつくばってよじ登ります。
凄い不恰好。
ただ、滑るとそのまま下まで真っ逆さまなので、格好なんて付けてる暇はありません。
ズルッ!
時たま砂利に足を取られ滑りそうになるのをグッと堪え、少しずつ登っていきます。
あまりに少しずつしか進まないので、
「これ、本当にたどり着けるんかよ……」
弱気にもなります。
ただ、そんな自分を奮い立たせてくれたのが、やはりエベレストベースキャンプの経験でした。
あのカラパタールの死にそうなトレッキングに比べればまだマシだ。
足も体力も十二分にある。頑張れる。
過去の自分に負けないように一歩一歩、ゆっくりではありますが確実に登っていきます。
一歩。
また一歩。
そうしていると目の前にゴールが見えてきました。
焦らずに一歩、また一歩。
そしてとうとう到着。
着いたーー!!
思わず叫びました。
やりきった。登りきった。
疲労と達成感でいっぱいでした。
後ろを振り返るとこのハードな道のりと、アルティンアラシャンの大自然をはっきると見ることが出来ました。
アラコル湖との対面
そして、目の前にアラコル湖がありました。
このエメラルドブルーの湖を見るために頑張ってきました。
それが全て報われるような本当に綺麗なエメラルドブルー。
こんな湖があるのか。
パンゴン湖とはまた違う風景にただただ感動してました。
本当に来てよかった。
心からそう思える絶景でした。
ただ、絶景を満足してあとは帰るだけかと思いきや、まだまだ難所は残っているのであった。
後編へ続く。
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