おはようございます。なお吉です。
地獄の門、素晴らしかったです。
ただ、トルクメニスタン。ここからが大変だったのです……
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地獄の門を堪能した後、一路荷物を置いているチャイハナまで向かいます。
来た道を戻り、約1時間半後にチャイハナ到着。
目的を達成した帰りは気が抜けたせいか、往路よりしんどかった……
チャイハナに到着して早々、荷物を投げ捨て、爆睡。
やっぱり野宿は身体に堪えたようです。
1時間後、目覚め移動の準備を始めます。
今日は首都アシガバードに移動し、そのまま寝台列車に乗ろうと考えていました。
トルクメニスタンからの出国は不定期の貨物船を利用する予定なので、1日でも早く港のあるトルクメンバシまで行くためです。
不定期以上に怖いものはないですからね。
準備も整え、出発しようとした矢先、
ぎゅるるるるぅぅぅぅぅ!!
腹痛です。
何でや。
当たりそうなものは特に何も食べてな……
あっ。
昨日のラム肉……
※これ
【悲報】インドでも壊さなかったお腹、トルクメニスタンで壊れる。
このタイミングでマジかよ……
とりあえずチャイハナのトイレで悶え苦しみます。
ただ、チャイハナのトイレ、
ほぼネイチャー。
腹痛と直射日光とハエとの戦い。
あれ?ここは地獄かな?地獄の門超えて来ちゃったのかな?
暑さから来る汗なのか冷や汗なのか。
よくわからない汗でダクダクです。
1時間ぐらい戦い抜き、何とか少しマシになってきました。
この隙に移動します。
これ、もってくれるのか……
不安になりながらも出発。
地獄の門からアシガバードまではバスを利用します。
ただ、バス停で捕まえるとかではなく、道の途中でヒッチハイクするスタイルなんですよ。
チャイハナのおっちゃんに聞いても時間は不透明だとか。
仕方なく道の端でバスを待つことに。
30分ほどバスを待っていましたが一向に通らず。
むしろ直射日光ガンガンで待ってることがしんどい。
お腹もぎゅるぎゅる言うし……
もう高くてもいいと高を括り、普通の車のヒッチハイクを始めます。
トルクメニスタン、というか中央アジアの国では普通の車もタクシーまがいのことをやっており、向かう方向が同じであればお金を払って乗せてもらえます。
ただ、ここは砂漠のど真ん中。
いくら幹線道路と言えど車の台数は少ないのです。
10分、20分とヒッチハイクを続け、何台か車が通りましたが、凄いスピードで通りすぎていきます。
ぎゅるぎゅる。
少し休憩。
再開して15分。
ようやく1台の車が停まってくれ、アシガバードまで乗せてもらえることに。
タクシー台:5ドル
やはりアジア人は珍しいらしく、あんなところ(チャイハナ前)で何してたんだ?との質問攻め。
なお吉「ガスクレーター(地獄の門)行ってたんだ。」
ドライバー「そうか!こっちも行ったか?」
噂の2つ目のガスクレーターに連れてきてくれました。
ここは水が張られているので、ただの陥没した穴という印象。
しかも水が工業用排水といった色なので、全然ときめかず。
やっぱり地獄の門が特別なんですね。
アシガバードに向かう車内ではチャイをくれたり、メロンをくれたりと至れり尽くせりの状況。
途中、彼の仕事の寄り道をしながら4時間ほどでアシガバード近辺へ到着。
すると突然、
ドライバー「乗り換えだ。」
え?(゚A゚;)
突然、目の前の別の車に乗り換えるように指示されました。
ドライバー「大丈夫、お金は掛からないから。」
突然のことに戸惑いながらも駅まで運んでくれるならと乗り換え。
何の乗り換えなんだ?
不安になりながらもとりあえずこのドライバー2を信じてみることに。
地図を確認していると駅の方向まで進んでいる様子。
まぁ、大丈夫か。
安心して、少し外の景色を眺めていました。
油断していました。
いつまで経っても駅に着きません。
地図を再確認してみると駅から遠く離れた郊外にいるではないですか。
ちょっと待て。
駅に連れていくと言ったじゃないか。
するとドライバー2が一言。
この車は中心地へは行けないからタクシー拾え。
意味がわかりません。
最初、駅に連れていくと約束しておいてこの回答。
しかも駅から遠く離れた場所で、こっちが聞いて初めて出たこの回答。
とりあえず路肩にタクシーを止めさせ、説明を求めます。
ただ、このドライバー2は英語も通じない相手。
ドライバー1に電話で繋がせて会話すると、どうやら制度か何かのせいで街の中心にこの車は入れない模様。
とりあえず車から荷物を出してタクシーを拾う準備を始めると、
ドライバー2、何も言わず颯爽と車で走り去る……
おい。
おい。
連れてきた責任……
ぶっちゃけ、この時トルクメニスタン人がかなり嫌いになりました。
しかし、ここ郊外の幹線道路。
タクシー拾おうにも全然停まってくれません。
停まっても駅は遠いから無理という始末。
この時午後2時を少し過ぎたところ。
一番暑い時間帯です。
砂漠の国、トルクメニスタンでは、それはもう地獄のような暑さ。
何台も通り過ぎられ、何台も断られ……
あの逃げたドライバー2め……
せめて連れてきた責任でタクシー拾うぐらい手伝えや。
場所が悪いのかと3回程、移動を重ねました。
この酷暑の中で全ての荷物を持つのは地獄です。
それでもタクシーを捕まえなければ、これからどうしようもありません。
必死。
何台の車が目の前を走り去っていったのでしょうか。
何度断られたのでしょうか。
2時間経過。
ようやくタクシーを捕まえることに成功。
やった。
やり遂げた。
ただ、もうこの日に電車で移動する体力は残っていませんでした。
お腹のぎゅるぎゅるも依然続いているし。
仕方なく、この日はアシガバートに一泊することに。
ただ、ここでも問題があります。
観光地ではないアシガバート。
というか、トルクメニスタン。
外国人が宿泊出来るホテルが本当に少ないのです。
しかも宿泊出来たとしても高いという。
ただ、疲れとお腹ぎゅるぎゅるには勝てません。
元々泊まる予定ではなかったので、唯一情報を持っていたのは、Tourist Hotel(Syyahat Hotel)というホテル1軒のみ。
ただ、ここ。
汚い、臭い、南京虫やネズミが出る等、碌な噂がないホテル。
とは言え、背に腹は代えられません。
突撃です。
なお吉「すみません、シングルルーム1泊で。」
なお吉「……(確か情報やと1泊25ドルやったな)……」
受付「今日は満室です。」
え?(゚A゚;)
まさかのTourist Hotel、満室。
あっ、終わった。
ネットが使えないこの国では、別のホテルを探すのは至難の業。
気持ちが膝から崩れ落ちるような感覚でした。
とりあえず一旦落ち着くため、ロビーで休憩させてもらうことに。
久し振りのクーラーに癒やされながら、今後どうしようか思い悩んでいました。
その時、
一人の男性スタッフが話しかけてきました。
彼は少しだけ英語が理解出来る様子。
このホテルが今日満室と伝えられたのと、他のホテルを探さないといけない状況であることを告げ、どこか外国人が泊まれるホテルを知らないか尋ねてみることに。
50ドル払えばあるよとのこと。
当然、そんなお金に余裕はありません。
もっと安いところないの?
そう尋ねてみると、
スタッフ、受付と少しごにょごにょ。
スタッフ、受付と談笑を終え、こっちにやってきた。
スタッフ「部屋、用意出来るよ。」
なに!?(゚A゚)
スタッフ「俺に5ドルくれればね☆」
賄賂要求頂きました。
ただ、もう体力もお腹も限界なので、お願いすることに。
シングルルーム15ドル+賄賂5ドル。
……
ん?
むしろ安くなってない??(゚A゚;)
この国、マジで謎の理論の下で成り立ってるわ。
まぁ、とりあえず部屋に向かいます。
ボッロボロだなぁ……
今回手配してもらえた部屋も、普通では貸していないような部屋なんだろうと恐る恐る通された部屋に入ってみると、
あれ?意外とふつ…
あっ、壁は落書きだらけなんですね。
ただ、普通にエアコン付きやし、水回りも使えるレベルやし、シャワーは水圧強めお湯もバッチリやし、全然許容範囲。
もうこの日は体力とお腹の限界につき、部屋(9割トイレ)から一歩も出ずに終了。
とりあえず1日滞在が延びたので、翌日はアシガバートを観光してみることにしよう。
それにしても不気味な街だなぁ。
ではでは、今日はここまで!お付き合い頂き、ありがとうございました!
P.S. 夜、恐れていたネズミも出なかったし、南京虫も皆無でした。
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