【ボリビア】これで完璧!ウユニ塩湖の注意点と準備した物と持ち物

おはようございます。なお吉です。

さて、今日はウユニ塩湖に実際行ってみて実感した準備について。

ちなみに、今回の記事、めちゃくちゃ長えぞ!


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3度に渡り参加したウユニ塩湖ツアー。

 

本当に素敵な時間の連続でした。

 

これからも世界一周者だけでなく、短期旅行者にも行ってもらいたい素敵な場所。

 

だからこそ、ウユニ塩湖に行く際の注意点や疑問点、準備した方がいいものについて連々と書いていこうと思います。

 

ウユニ塩湖の基本情報:所在国

ウユニ塩湖はボリビア国内の標高約3700mに位置する直径約11000km²の塩湖。つまり塩の湖。

 

っと、その前にボリビアについてですね。

 

ボリビアは南米中部に位置する国です。

 

日本人は30日以内の滞在であれば、ビザ不要。

 

ビザの詳細情報は下記の通り。

 

ボリビアに観光目的で入国する場合、査証(ビザ)を取得する必要はなく、入国時に30日の滞在許可が得られます。その後、ボリビア国内の移民局で滞在期間延長の手続を行えば、1年間(1月1日~12月31日の間)に最大90日滞在することができます。延長手続は1年間に2回行うことができ(各30日の延長)、費用は無料です。仮に、一度ペルーやチリ等の外国に出国し、ボリビアに再入国したとしても1年間で累計90日以上の滞在はできません。不法滞在した場合、1日当たり12UFV’s(約26ボリビアーノス)の罰金が科されます。

出典:在ボリビア日本国大使館

 

ちなみに南米なので季節は真逆です。日本が夏なら冬、冬なら夏。

 

あっ、電源プラグの形はC型なので日本と異なります。

 

ウユニ塩湖の基本情報:最寄りの街、アクセス

ウユニ塩湖に行く場合、拠点となるのはウユニという小さな街。

 

首都・ラパスから数多くのバスが出てる他、街の側にホヤ・アンディナ空港という小さな空港があるため、飛行機でもアクセス可能。

 

その他、西側のスクレやポトシからもバスが出てるので、下手な地方都市よりアクセスが良好です。さすが観光地。

 

※ポトシからのアクセス方法はこちらの記事。ウユニの宿情報も記載しております。

 

小さな街ではありますが、先述の通り観光地であるため、レストランや小さな売店も複数あるので、物資調達で困ることは少ないかと。

 

ウユニ塩湖ツアーの種類

ウユニ塩湖への行き方は大きく分けて自力で行くか、ツアーに参加するかの2択。

 

自力で行く場合、街から塩湖入り口までバスが出ているようですが、これまで何度も書いたように

 

塩湖の入り口はざばーん必須のためかなりハード。

 

それに約11000km²もの広大な平野に単独で行くのは何かトラブルがあった際、太刀打ちできない場面が多いので、安全面に大きな不安を残します。

 

そもそもツアー代も1回2000円程度なので、自力で行くよりもツアー参加を強くオススメします。

 

さて、ツアーについて。

 

ツアー会社によって多少の違いはありますが、大きく分けて「4+1種類」が基本。

 

まずは4種類のツアーについて。

 

1.デイツアー

朝9時頃からウユニを出発し、15~16時にウユニに戻ってくるツアー。

 

日中の青空の下でのウユニ塩湖を楽しめるツアーです。

 

参加費:150ボリ

 

 

2.スターライトツアー

16時頃からウユニを出発し、21時頃にウユニに戻ってくるツアー。

 

日中の姿から夕暮れ、星空まで楽しめる、個人的に一番オススメのツアーです。

 

参加費:150ボリ

 

 

3.サンライズツアー

夜中3時からウユニを出発し、朝8時頃にウユニに戻ってくるツアー。

 

星空からサンライズまで見ることができるツアーですが、僕の訪れた時期は明け方はめちゃくちゃ寒いのと、このツアーの時間だと月が強く輝いていて上手く星も見れないと考えたため、不参加。

 

参加費:150ボリ

 

4.フルデイツアー

デイツアーとスターライトツアーを複合させたツアー。

 

ウユニ塩湖の他、列車の墓場や塩のホテルにも立ち寄り、お昼ご飯も付いています。

 

ただし、体力をめちゃくちゃ使います。

 

このデメリットが響いたのと、列車の墓場は別で行った方が空いていて楽しみやすいので、僕は不参加。

 

※列車の墓場の記事はこちら。

 

さて、残る「+1種類」について。

 

+1.アタカマ砂漠ツアー

これはウユニから出ている、「アタカマ砂漠」へ抜けるツアーに付いているウユニ塩湖ツアーのこと。

 

内容はフルデイツアーと同様。

 

アタカマ砂漠へ抜けるツアーに参加される方は、フルデイツアーへの参加は不要かと。

 

以上「4+1種類」が大きく分けたウユニ塩湖ツアーの内容です。

 

ウユニ塩湖へ行くベストな時期とは?

ウユニ塩湖について調べていると、こんな情報を見ることがあります。

 

「ウユニ塩湖へは“新月の日”に行くのがベスト。」

 

新月の日とは「月と太陽の視黄経が等しくなり、月が一切見えない日」を指します。

 

確かに星空やサンライズ、サンセットを一番楽しめる可能性があるのは、新月の日です。これは間違いありません。

 

 

ですが、新月の日でないとダメなのでしょうか?

 

 

僕は決してそうは思いません。

 

 

何故なら、求める時間帯に月が出ていなければいいと考えるからです。

 

新月の日は多くの観光客でウユニ塩湖自体かなり混みます。

 

人が多いと波紋が多く作られ、写真を撮ろうにもどこかに人やランクルが写ってしまいます。

 

しかも新月の日が天候や条件が優れているとも限りません。2018年の2,3月は新月の日の条件は水位が高すぎたり雲で覆われていたりと最悪だったそうです。

 

それより、求める時間帯に月が出ていない日を選び、ウユニに訪れる方がメリットが大きいと断言できます。

 

例えば、サンセットと星空を見ることが目的であれば、18時までに月の入りが起こる日もしくは21時以降に月の出が起こる日を選べばいいだけ。

 

これだけで1ヶ月の中で10日程になります。つまり1/3。これで日程の縛りもかなり緩和されます。

 

ただ、デメリットも当然あります。

 

スターライトツアーとサンライズツアーのどちらかが月が出てしまっていることが多いため、選択しなければならない点です。

 

ただ、一方だけでも新月状態であればもう片方は月が出ていても問題ないと考えるのであれば、この問題は問題ではなくなりますね。

 

さて、ではこの月の出・月の入りが何時なのか調べなければならないですね。

 

それが出来るのがこのサイト。

 

計算サイトであるkeisanの月の出・月の入り計算ページ。

 

日本語でわかりやすく、且つほぼ示された時間どおりなので、活用度は非常に高いです。

 

これでボリビア・ラパス(ウユニはありません)を選び調べれば、ウユニ塩湖に行くべき最適な日にちを把握することが出来ます。

 

ウユニ塩湖の注意点

さて、ウユニ塩湖に行く際に注意しなければならない点を列挙していきます。

 

1.高山病問題

やはり1番の問題はこれ。高山病問題。

 

これは高地に身体が慣れていないことから来る、強い頭痛や悪寒、吐き気を引き起こす体調不良。

 

ちなみに症状が出る出ないは個人差が大きいです。

 

感覚的には強い風邪ですが、最悪の場合「死」を招く恐ろしいものです。

 

僕もラルンガルゴンパ、エベレストベースキャンプと高山病になっているので、その被害の大きさは身を持って知っています。出来るなら避けたい症状です。

 

※高度順応出来ず、苦しんだ数々……

 

原因は高地に体が慣れていないため。

 

先述の通り、ウユニ塩湖の標高は約3700m

 

富士山と同じ高さです。

 

これは海抜0mの位置と比較して、62%程の酸素濃度しかない計算になります。

 

そんな酸素が薄い場所にいきなり行って動き回ると、一発でアウトです。

 

対策として、サンタ・クルスやスクレ辺りの標高がそこまで高くない街で高度順応するのが一番です。

 

ちなみに首都・ラパスは3600mなので、高度順応には不向きです。逆に高山病になります。

 

高度順応している時間がない短期旅行者の場合だと、水から酸素を取り込むべく常時がぶ飲みし、到着後すぐに動いたりせずに酸素の薄い環境に身体を慣らすことのみ。あとアルコールも高山病を引き起こす原因なので数日は控える方がベターです。

 

これを怠り、寝込んでいる日本人を何人も見ました。

 

ちなみにダイアモックスや紅景天という高山病対策薬もありますが、酸素不足を気付きにくくなるのでおすすめしません。実際、複数の登山ガイドからも同様の注意喚起を聞いたことがあります。最悪「死」を引き起こすものなので、自覚症状は必須なのだと。

 

ウユニ塩湖を目指す上で、高山病は無視しては絶対にダメです。

 

2.日焼け対策

ウユニ塩湖は当然ながら太陽を遮るものは何もありません。

 

加えて標高約3700mと平地よりも太陽に近いので、紫外線が強いです。

 

ここまでは普通の登山対策と同じように聞こえます。

 

しかし、ウユニ塩湖の太陽を舐めてはいけません。

 

だって、下からも紫外線が襲ってくるんですから。

 

 

……は?(゚A゚)

 

 

こう思われた方、この写真を見てください。

 

そう、ウユニ塩湖には太陽が2つあるのです。

 

通常、地面に吸収されるはずの太陽光がウユニ塩湖の鏡張りで反射し、もう一つの太陽として襲ってきます。

 

だからこそ、日焼け止めは通常時以上に必須なのです。

 

また、ここで注意しなければのが、塗り忘れ。

 

下からも紫外線が襲ってくる状況のため、顎の裏といった普通焼けにくい場所も日焼けします。

 

だからこそ、外に出る皮膚の範囲全てに日焼け止めを塗ることをおすすめします。

 

3.直射日光対策

帽子必須!!!(大声)

 

4.寒さ対策

ウユニ塩湖のベストシーズンは1~3月。

 

つまり、南米での“夏”です。

 

しかし、標高の高いウユニ塩湖では、夏でも日が落ちれば寒いです。

 

しかも風を遮るものは皆無なので、想像以上に風が冷たいです。

 

そのため夜にトリック写真や星空撮影をする場合、防寒対策は必須です。

 

5.他者配慮の心

少し毛色が違いますが、これも考えなければいけない問題。

 

ウユニ塩湖でツアーに参加する場合、参加者全員が日本人という状況がほとんど。

 

「日本人同士だから文化や習慣も一緒だから安心」

 

これが、結構違います。

 

世界を見回しても、こんな小さいエリアに老若男女の長期・短期旅行者が集まることは僕が旅をしてきた中でも異質。

 

そのため、ウユニ塩湖に求めるものも違う場合が数多く見受けられます。

 

仲の良い友人ではしゃぎ楽しみたい。

 

初めましての人と一緒にのんびり眺めたい。

 

一人で素敵な写真・動画をたくさん撮りたい。

 

自分も楽しみながら参加者皆が楽しかったと言えるツアーになれば最高ですよね。

 

だからこそ、他者への配慮は必須だと考えます。

 

○塩湖内の移動はゆっくり。
→湖なので、移動する時はどうしても波紋が発生します。ただ、写真や動画を撮る人にはその波紋を嫌う人も多くいます。波紋を出来る限り作らないように移動する、撮影方向とは違う方に動く等で波紋が映り込むことはかなり抑えられます。

 

○夜間のスマホ操作やペンライトは要注意。
→これらの光、意外と遠くまで伸び、鏡張りを楽しむ邪魔になることが多々あります。これも要注意。

 

○若者を蔑まない。
→いいじゃないですか、うぇーーいって楽しんでても。可愛いもんです。愛でましょう。

とは言え、ウユニ塩湖で全裸になった日本の恥も今年はいたので、そういうのは全力で止めましょう、やめましょう。マジで恥だわ。日本帰ってくんなよって思いましたよ、ぶっちゃけ。

 

僕も決して全て出来ていたかというと自信がないです。自分をかなり棚に上げて書いてるのは自覚してます。

 

ですが、気持ちの良いウユニ塩湖滞在に向けて、気をつけないといけないポイントであることは間違いないかと思います。

 

ウユニ塩湖に臨む前の心の準備

これまで書いたことから、ウユニ塩湖へ行く前にした方が良い「心の準備」を列挙します。

 

なんで心の準備かって?

 

ウユニ塩湖って奇跡の場所のようなイメージがある人が多く、実物とのギャップを覚えることが多いです。僕もそうでした。

 

そのため、先にギャップを潰しておくと雑念がなくなり楽しめるということです。

 

※準備したほうが良い「持ち物」は後で書きます。

 

1.街から意外と遠い

車で片道約1時間ぐらいの距離にあるので。この移動時間もメンバーでワイワイするのが楽しいんですけどね。

 

2.入り口は池、そして汚い

見ての通り。

 

3.写真のようなウユニ塩湖に出会えるかは、条件(運)次第

写真で見ていた綺麗な鏡張りに出会えるかは条件と運次第です。

 

雨が降って水が溜まっていないと鏡張りしないし、溜まりすぎても反射しない。

 

水位が理想通りでも、雨の影響で気泡だらけで汚い時もある。

 

水面が完璧でも風が強かったり、雲が多すぎてもダメ。反射するものが少ない快晴でもダメ。

 

逆に天気予報で条件が最悪だったとしても、行ってみたら素晴らしい条件が揃っている時もある。

 

本当に運要素の強い場所ですので、その心構えは絶対必要。

 

4.塩まみれになる。

「塩に触らなければ大丈夫だろう。」

 

いや、風に乗って舞った塩にまみれます。

 

ウユニのために持ってきた!的なお気に入りのドレスは塩まみれになる覚悟を。

 

5.電子機器の水没注意

一眼レフ、ミラーレス一眼、ドローン、スマホ。

 

今年もたくさんの死亡報告を聞きました。

 

特にドローン。よく飛ばされてました。

 

下は塩湖。落としたら死亡です。即死。

 

その覚悟を。

 

6.疲れる。

特にデイツアー。直射日光の下に5時間ぐらいいることになるので。

 

連続してツアーに参加する場合は、自分の体力と要相談。

 

7.飽きる。

正直、意外と飽きます。特にデイツアー(またかよ)。

 

同じ光景がずっと続くので。

 

うぇーーーいして、スパイスを。

 

8.トイレ

塩湖にトイレはねえぞ!!済ませておけよ!!!(大真面目)

 

ウユニ塩湖に持っていって良かった物

さて、ではウユニ塩湖に持っていって良かった物って一体何があるか。

 

一気に挙げていきます。

 

1.原色のマウンテンパーカー(青と白と黒以外)

これは写真映えと防寒対策と日焼け対策ですね。

 

青と白は風景に同化してしまうのと、黒は明るい風景のウユニ塩湖では少し逆効果になりがち(※参考:僕の下半身)。

 

※色比較写真

 

2.キャップ

直射日光による日射病対策として絶対必要。

 

ただし、風でよく飛ぶ。

 

3.偏光レンズのサングラス

これも日差し対策。

 

ですが、普通のレンズより偏光レンズ越しに見た方がウユニ塩湖がより美しく見えることが多々あるので、オススメ。

 

チャラそうなラバーサングラスだとウユニの街中でも安く手に入りますしね。

 

4.カメラ

言わずもがな。

 

GoProは画質はそこまで期待出来ないものの防水だしオススメ。

 

ドローンは自己判断で。よく飛ばされてました。(二回目)

 

5.三脚

サンセットや星空、または自撮り用に。

 

せっかくのウユニ塩湖ですもん、ISO高めのザラザラ写真は嫌ですよね。

 

あっ、出来れば1kgぐらいの重量あるものを。

 

でないと、風で倒されます。

 

僕のやつ1kg以上あるのに落下未遂しました……

 

6.カイロ+防寒着

昼間は日が直接さすので結構暖かいのですが、夜は一気に冷えます。風も強えーし。

 

マウンテンパーカーの下に着るウルトラライトダウンは必須。

 

あと、カイロがあれば言うことなし。

 

忘れたら車内待機せざるを得なくなるという悲しいことになることも……

 

7.汚れてもいいズボン(出来れば速乾)

ウユニ塩湖に行くと、めちゃくちゃ塩まみれになります。

 

その中でも、ズボンの塩まみれっぷりはヤバいです。

 

真っ白。塩分過多。

 

洗っても洗っても取れない。しかもズボンのほとんどが厚手で乾きにくいし。

 

なので、ウユニを出るまで履き捨てるか、速乾のものを持ってきた方がいいです。

 

オススメはヒートテックのスパッツ。防寒対策にも多少役立ちます。

 

あとは水だったり小腹が空いた時のお菓子だったり簡易トイレだったりあれば十分かと。

 

まとめ

文字数がえらいことになってるやんけ(゚A゚;)

 

なんやかんやウユニ塩湖に必要な情報を書けばいくらでも書けちゃいます。なので全力で書いちゃいました。

 

僕も先人の皆様の知恵で素晴らしいウユニ塩湖滞在を実現できたので、そこに少しでも自分なりのエッセンスを追加出来れば嬉しいです。

 

せっかくボリビアまで行くんですもん、いい思い出にしてほしいので。

 

この記事が皆様の良いウユニ塩湖滞在に繋がりますように。

 


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